一監督一作品を選んでみようというコーナーです。
Kのつく監督。
ケン・アナキンは「バルジ大作戦」。
これは中学の時に映画館で観た。戦争漫画描きたかったから、参考にしようと思った。
なぜか脇役のチャールズ・ブロンソンやテリー・サバラスが印象に残った。
冷徹なドイツ軍仕官を演じたのはロバート・ショーだった。金髪に染めていた。
独軍が最終兵器としてのタイガー戦車を隠していて、それを米軍が壊滅させる話。
アナキンは(というとスカイウォーカーみたい)「史上最大の作戦」も撮っているが、
これは共同監督作品だから、あえて「バルジ」にしてみた。
ケン・ラッセルは「トミー」。
これも中学の時に観たのかな?併映は多分、B・ストライサンドの「スター誕生」だった。
幼い時期に両親の殺人を目撃した少年が、それを見も聞きもしなかったと洗脳され、
目も見えず耳も聞こえなくなったトミーが音楽によって再生していく話。
「絢爛」という形容詞がまさにぴったりな画面の連続。まがまがしくも美しい。
次点は「ゴシック」。
昔の怪奇ものの形を継承しながらもユニークだったのは、やはり才能かな。
ケビン・スミスは「ドグマ」。
地上に降りてきた2人の天使が地上で大騒ぎを起こす話。
この天使がマット・デイモンとベン・アフレック。
どうもこいつら皆、監督と友達らしいんだよね。
どうしようもないコメディ「ジェイ・アンド・サイレント・ボブ」にも出ていた。
「こんな映画を観たがる奴がいるのか?」
そう言いながら出演者全員が観客の方を向くんだよね。
キング・ヴィダーは「白昼の決闘」。
「慕情」で有名なジェニファー・ジョーンズが野生の女を演じ、
珍しく悪役を演じるグレゴリー・ペックと長い対決を展開する。
同じく西部劇ではK・ダグラスの「星のない男」も飄々としていて好きだった。
大作では「戦争と平和」があった。A・ヘップバーンのほうね。
クシシュトフ・キェシェロフスキーは・・・早口言葉か。3回言うてみぃ(笑)。
観てないけど、「トリコロール」やね。
3人の中ではJ・ビノシュやから、え~「青」。
「デカローグ」も一回観なければいけないんだが、なかなか機会がない。縁がないかもな。
Lのつく監督。
ラリーとアンディのウォシャウスキー兄弟は「マトリックス」シリーズ。
といっても、その前は「バウンド」しかない。
これも犯罪とレズを絡ませた、なかなか面白い映画だった。
男の子っぽいほうの女を演じたG・ガーションが魅力的だった。
レオス・カラックスは「汚れた血」。
近未来では愛のないセックスをすると病気になる、という設定が面白かった。
SFにも愛が入ってくるあたり、いかにもフランス的な映画だと思った。
これはビノシュとデルピーという、2人の美人が一本で見られるお得な作品。
ルイス・アレンは「三人の狙撃者」。
田舎町に大統領がやって来る。
これを狙撃しようとする3人の男たちと、阻止しようとする警官の対決。
狙撃者の1人にフランク・シナトラ。警官にスターリング・ヘイドン。
お気に入り俳優が2人も出ているのだから、これは面白かった。
ルイス・マイルストンは「呪いの血」。
子供の時に起こったある事件。
子供たちが大人になり家庭も持った頃、その事件を知る男が現れ、事態は急転する。
子供時代の性質やトラウマのようなものが、大人になって消えるのではなく、
さらに増幅される過程を描いて、これは心理的に恐いスリラーだった。
リンゼイ・アンダーソンは「IF・・・もしも」。
規律が厳しい寄宿制の学校で、学生たちがクーデターを起こすまでを描く。
抑圧された寄宿生活というものが執拗に描かれ、最後で爆発する様が衝撃的だった。
主演のM・マクダウェルは「オー・ラッキーマン!」でも起用され、
その持ち前の反抗的演技を開花させ、
キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」で完成したように思う。
ルイ・マルは「死刑台のエレベーター」。
この監督にはハズレが少ないから、何から観てもいいのだが、
ロリ趣味の方は「地下鉄のザジ」「プリティ・ベビー」を、
お母さんと一発、ってのに興奮する人は「好奇心」、
一人では満足出来ない、って人にはBBとモロー競演の「ビバ!マリア」をお勧めする。
それにしても、こういう映画の紹介はないよな。
リュック・ベッソンは「ニキータ」。
この監督もハズレが少ない。少なくとも、「ジャンヌ・ダーク」以外は面白い。
フランスだけど、発想がアメリカ的なのだ。
それを受け狙いととる向きもあろうが、最終的の映画が面白ければそれでいい。
「最後の戦い」は声のない世界で、酸素を吸ってわずかに出る声が感動的だった。
「レオン」のN・ポートマンの魅力はロリにはたまらないだろう。
「グラン・ブルー」「アトランティス」は夏に観るには最適。何度も観ている。
ルキノ・ヴィスコンティは「若者のすべて」。
好きな女を目の前で兄に犯される時の、ドロンの表情がいい。
貴族趣味な装飾と、男色趣味が後年は前面に出てきた。
「ルードウィヒ/神々の黄昏」「地獄に堕ちた勇者ども」「ベニスに死す」など。
特に「ベニスに死す」はホモの老境をグロテスクに描いて、自虐的でもあった。
ルシオ・フルチは「真昼の用心棒」。
ゾンビものなどイタリアン・ホラーの巨匠として一部では有名なのだが、
私はホラーをあまり観ないので、マカロニウエスタンで選んでみた。
ルイス・ブニュエルは「アンダルシアの犬」。
女性の目を剃刀で切り裂くシーンは忘れられない。
観てない映画が多すぎるので、これから観ていきたいと思っている。
「哀しみのトリスターナ」や「小間使いの日記」は観たのだが、
この人は足フェチでもあるらしいし、まだ隠れた名作がありそうだ。
とりあえず「皆殺しの天使」ってのがすごく観たい。
GWといっても、とりたてて予定はない。
ビデオはいつもより沢山観られるが、それはいつも通りで予定とは言わない。
新しく出来たコスプレ喫茶に行くのが、唯一の予定くらいだ(笑)。
今回はお洗濯とか部屋のお掃除とか、建設的な方向に使ってみようと思う。
Kのつく監督。
ケン・アナキンは「バルジ大作戦」。
これは中学の時に映画館で観た。戦争漫画描きたかったから、参考にしようと思った。
なぜか脇役のチャールズ・ブロンソンやテリー・サバラスが印象に残った。
冷徹なドイツ軍仕官を演じたのはロバート・ショーだった。金髪に染めていた。
独軍が最終兵器としてのタイガー戦車を隠していて、それを米軍が壊滅させる話。
アナキンは(というとスカイウォーカーみたい)「史上最大の作戦」も撮っているが、
これは共同監督作品だから、あえて「バルジ」にしてみた。
ケン・ラッセルは「トミー」。
これも中学の時に観たのかな?併映は多分、B・ストライサンドの「スター誕生」だった。
幼い時期に両親の殺人を目撃した少年が、それを見も聞きもしなかったと洗脳され、
目も見えず耳も聞こえなくなったトミーが音楽によって再生していく話。
「絢爛」という形容詞がまさにぴったりな画面の連続。まがまがしくも美しい。
次点は「ゴシック」。
昔の怪奇ものの形を継承しながらもユニークだったのは、やはり才能かな。
ケビン・スミスは「ドグマ」。
地上に降りてきた2人の天使が地上で大騒ぎを起こす話。
この天使がマット・デイモンとベン・アフレック。
どうもこいつら皆、監督と友達らしいんだよね。
どうしようもないコメディ「ジェイ・アンド・サイレント・ボブ」にも出ていた。
「こんな映画を観たがる奴がいるのか?」
そう言いながら出演者全員が観客の方を向くんだよね。
キング・ヴィダーは「白昼の決闘」。
「慕情」で有名なジェニファー・ジョーンズが野生の女を演じ、
珍しく悪役を演じるグレゴリー・ペックと長い対決を展開する。
同じく西部劇ではK・ダグラスの「星のない男」も飄々としていて好きだった。
大作では「戦争と平和」があった。A・ヘップバーンのほうね。
クシシュトフ・キェシェロフスキーは・・・早口言葉か。3回言うてみぃ(笑)。
観てないけど、「トリコロール」やね。
3人の中ではJ・ビノシュやから、え~「青」。
「デカローグ」も一回観なければいけないんだが、なかなか機会がない。縁がないかもな。
Lのつく監督。
ラリーとアンディのウォシャウスキー兄弟は「マトリックス」シリーズ。
といっても、その前は「バウンド」しかない。
これも犯罪とレズを絡ませた、なかなか面白い映画だった。
男の子っぽいほうの女を演じたG・ガーションが魅力的だった。
レオス・カラックスは「汚れた血」。
近未来では愛のないセックスをすると病気になる、という設定が面白かった。
SFにも愛が入ってくるあたり、いかにもフランス的な映画だと思った。
これはビノシュとデルピーという、2人の美人が一本で見られるお得な作品。
ルイス・アレンは「三人の狙撃者」。
田舎町に大統領がやって来る。
これを狙撃しようとする3人の男たちと、阻止しようとする警官の対決。
狙撃者の1人にフランク・シナトラ。警官にスターリング・ヘイドン。
お気に入り俳優が2人も出ているのだから、これは面白かった。
ルイス・マイルストンは「呪いの血」。
子供の時に起こったある事件。
子供たちが大人になり家庭も持った頃、その事件を知る男が現れ、事態は急転する。
子供時代の性質やトラウマのようなものが、大人になって消えるのではなく、
さらに増幅される過程を描いて、これは心理的に恐いスリラーだった。
リンゼイ・アンダーソンは「IF・・・もしも」。
規律が厳しい寄宿制の学校で、学生たちがクーデターを起こすまでを描く。
抑圧された寄宿生活というものが執拗に描かれ、最後で爆発する様が衝撃的だった。
主演のM・マクダウェルは「オー・ラッキーマン!」でも起用され、
その持ち前の反抗的演技を開花させ、
キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」で完成したように思う。
ルイ・マルは「死刑台のエレベーター」。
この監督にはハズレが少ないから、何から観てもいいのだが、
ロリ趣味の方は「地下鉄のザジ」「プリティ・ベビー」を、
お母さんと一発、ってのに興奮する人は「好奇心」、
一人では満足出来ない、って人にはBBとモロー競演の「ビバ!マリア」をお勧めする。
それにしても、こういう映画の紹介はないよな。
リュック・ベッソンは「ニキータ」。
この監督もハズレが少ない。少なくとも、「ジャンヌ・ダーク」以外は面白い。
フランスだけど、発想がアメリカ的なのだ。
それを受け狙いととる向きもあろうが、最終的の映画が面白ければそれでいい。
「最後の戦い」は声のない世界で、酸素を吸ってわずかに出る声が感動的だった。
「レオン」のN・ポートマンの魅力はロリにはたまらないだろう。
「グラン・ブルー」「アトランティス」は夏に観るには最適。何度も観ている。
ルキノ・ヴィスコンティは「若者のすべて」。
好きな女を目の前で兄に犯される時の、ドロンの表情がいい。
貴族趣味な装飾と、男色趣味が後年は前面に出てきた。
「ルードウィヒ/神々の黄昏」「地獄に堕ちた勇者ども」「ベニスに死す」など。
特に「ベニスに死す」はホモの老境をグロテスクに描いて、自虐的でもあった。
ルシオ・フルチは「真昼の用心棒」。
ゾンビものなどイタリアン・ホラーの巨匠として一部では有名なのだが、
私はホラーをあまり観ないので、マカロニウエスタンで選んでみた。
ルイス・ブニュエルは「アンダルシアの犬」。
女性の目を剃刀で切り裂くシーンは忘れられない。
観てない映画が多すぎるので、これから観ていきたいと思っている。
「哀しみのトリスターナ」や「小間使いの日記」は観たのだが、
この人は足フェチでもあるらしいし、まだ隠れた名作がありそうだ。
とりあえず「皆殺しの天使」ってのがすごく観たい。
GWといっても、とりたてて予定はない。
ビデオはいつもより沢山観られるが、それはいつも通りで予定とは言わない。
新しく出来たコスプレ喫茶に行くのが、唯一の予定くらいだ(笑)。
今回はお洗濯とか部屋のお掃除とか、建設的な方向に使ってみようと思う。