蝶絶!!男泣き・・ 其処にある黒くなった卵で混沌

中の人など・・・ゲフンゲフン

帰ってきたぞ七夕に

2006-07-07 12:24:19 | 禁じ手あり/TAK

 事切れそうです!

 木曜という決まりごとを完全に破りました、どうもお久しぶりでございます。さっそくですが、精神の同意なくして肉体が事切れそうです。仕事が色々な意味でつらいのです。体力的に、というのも理由としては一、二をあらそうのでございますが、しかしそれについてはまだよいほうなのです。いきなり書いたように、その程度としては精神の同意なくして肉体が事切れそうなくらいなのですが、まだよいほうなのです……問題はそれではありません。マジ泣けてきます。何が泣けるかってえと、それはもちろん職場に本を読む人間が少なすぎるということでございます。わたしより歳が一つ下のある若男(どう見ても二十代の外見はともかくとして(最近のガキは成長が著しいなァ~って俺の一つ下じゃn(以下略))、一応ここでは少年と言うべきかもしれません)は、「訓」という字が読めない。「教訓」は「きょう……なんだっけ」というぐあいです。とても高校入学の記録がある人間とは思えませぬ。しかし、彼はエロイことが好きなので、わりと仲がよいのでございます。「今度エロサイト教えてくださいよー」素晴らしい! 官能小説を書くためだけに集めた我がお気に入りエロサイト群を、わたしはいつか彼に贈与することでしょう。クソもといスカトロジー以外のあらゆる知的サイトを網羅したブックマークを、です(うんこや吐瀉物のたぐいだけはどうしても駄目だ……)。しかし、気をつけねばなりませぬ。なぜなら、彼はどうやらネット初心者。我が知的財産たるエロサイト群にしかけられた兇悪な罠の数々を、彼が華麗にスルーすることができるとは思われません。セキュリティソフトを入れているかどうかすら怪しいのです。貴重なヲタの卵です。これからじっくりと洗脳したい教育したいものでございます(暗に)。ところで、わたし個人という人間の性質からすれば、エロサイトなぞまったく興味がないのでありますが、皆様のお気に入りにあるエロサイトを教えてやりたいと思う方がもしあれば、不承不承教えてもらってやりますので、少なくとも二十以上のアドレスをただちにこちらへよこしなさい。わたしは何もあげませんが。

 閑話休題……本を読む人間が少なすぎる、ということでした。わたしは職場でも本を抱えています。仕事中はさすがに不可ですが、休憩時間中は常に書物とともにあります。同僚が好奇の目で見つめてきます。しかし、わたしが彼らに気づくと、その目をそらすのでございます。ある日、ふと思いついて、あの女のパイオツ様におわす乳首をつまんでいる表紙の『O嬢の物語』をあとに残し、わたしはさも落ち着いているといったふうにトイレに立つ、ということをしてみたことがございます……戻ったとき、明らかに空気が変わっていました。親しいおばさん連中、もといお姉さまがた、もとい人妻たちによれば(わたしはなぜだかお姉さまがたもとい人妻たちと極めて仲がよいのです)、もちろんこっそり読んだようですが、どうやら中身については多くの人があまり理解できなかったようで……あの彼もあの彼女も、見事に早とちりされたようで……泣けました。難しい変態的書物を読んでいる変態だと思われているに相違ありません。おお、なぜだ! あれは素晴らしい文学作品であるのに、どうして? その後、サドの『ソドム百二十日』で同様のことをしてみましたが、そのときから変態を見るような目ではなく、恐ろしいものを見るような目に変わりました。明らかに怖がられている。若い女が新しく入ってきたとき、最初はごく普通に接してきていた、こちらも同様に接することができていたというのに、数日で彼女も変わりました。わたしは人嫌いの性質があり、口頭で伝えるのも苦手という無口なクールな男ですので、みなにとっては色々とあらぬことを想像するのは容易なことなのであって、そのうえ楽しいことなのでございましょう。なんという大チョンボをやらかしてしまったのだ! ああ、彼らが小説を読む人間であったなら! ああ、あああ……

 結局、死にもの狂いで彼らに新たな情報を与えて……つまり、実は皆さんの思っているような本ではないのだ、実はエロではなく変態鬼畜野蛮下劣物語でもなく人間の真実を描いた恐怖小説なのだ、ということを刷り込みまして……うまくいきました。我ながらうまくできました。神がかっていたと思います。その日、わたしは帰宅すると、たちまち死んだように眠りました。しかし、いまだに難しい男だと思われているのは確かで、これは変えようがありませぬ。会話が苦手なので、どうしても数秒で話が終わってしまうこと、そしてわたしの言い放つその内容は簡潔すぎるので(苦手な会話に時間を要したくないという心理が決まって生じるためです)、理解はしかるべき知識がないと難儀であるということ、それでいったん説明をさせられると長くなること、また眠たい話になること、これらがその原因の一部であることは紛れもなく、というのも、これは物事をはっきりとずばずば言うある人妻に優しく手取り足取り腰取り教えてもらったことなのでというかここまでの話は全部作り話です。

 ふと思ったのだが、十一月が期限であるなら、わざわざ美少女文庫に送る必要はないんだよな……急に官能小説の話になるけれども。単純にフランス書院へ送ればいいのだ。もともとそちらへ送るつもりで書き始めたものであるし、もう七月であるし。どっちみちぎりぎりで送ることになるなら、そのほうが色々と都合がいい。よし、今後はその方向でいこう。

 てか、もうコメントやトラックバックの受けつけを再開してもよろしいのじゃあるまいか。再開しても意味がないかもしれんけれども。だがわたしの独断ではできぬ。

 俺はこんなことを書くために戻ってきたのか!
 申し訳ない! まあ許してくださいませ……ねっ、うん。
 三日寝ていないと変なこともしたくなるさ(!?)。
 まあ七夕ですから(関係ない)。天保暦では七月三十一日だろ、とか言うのはなしな。
 ともかく冷麦食おうぜ冷麦! 冷麦うめェ! 生き返るゥ!

 その後、彼は変わり果てた姿で発見された……

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