前からなぜ日本の風車事業者は日本国内のセコイ話しばかりでグジグジしていて、アメリカや中国の砂漠や荒野にガバッと風車を建てるような世界の市場に打って出て行かないのかと思っていたが、三菱重工にしてそれなりに難しいことが有るようである。「三菱重工|海外での風力発電設備の受注活動におけるリスク分析と対応。」。
もちろん最近でも日本風力開発の「マレーシアでのスマートグリッド蓄電制御システム受注-200億円」なんて話もあったがその後どうなっているのだろうか。株価は一時よりは戻したがそんなに景気が良いとも思えない。それにはそれなりの理由が有ったようだが、特に最近の急激な円高ではどこも海外展開は一層難しかろう。
それにしても、どうも風車産業自体が日本的な”詐欺的”なセコイ話ではなく、世界的にも必ずしも楽な展開ではないようだ。以下の記事は日経新聞の電子版の登録会員(無料)になればだれでも読めるし、多分、最近のNHKや新聞のように直ぐ消えてしまうような事はないと思うので、全文のパクリはしなくても良いのだが、登録が結構面倒なのでまとめてコピペ。………続く
ダラダラと長い引用をしたのは、4)-(1)国内風力発電向けの政策変更の影響(2011年末までに発電施設が完成していないと(NASへの)補助金なし)が、国内の風力発電事業者に各地で風力発電施設等の建設を急がせている事情の一つではないか、と言うだけのため。と言うのはご承知のように昨今電力会社としては風力発電会社からの買電はNASとのセットを条件にしているところが増えてきているわけで、風力発電会社としては、NASがセットで無いと本当に風車を建てただけと言うことになってしまうのでは無かろうか?
単に蓄電池とか風車を発注しちゃったから(って本当は事前の発注はだめなんでしょ?)だけかとも思っていたけど
とにかく補助金のせいで地域住民の不安はどうでもいいのかよ?では良くない話ですね