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風力発電ができた町の話 日本最大規模・三重県青山高原等の実例 

2022-06-13 09:52:16 | 風車被害

 

風力発電ができた町の話 日本最大規模・三重県青山高原等の実例 三重県歯科医師・武田恵世氏の講演より

現在の風車の実情が解りやすく述べられています。



2013-04-08 20:02:18

三重で風力発電の羽根落下 強風原因か

羽根、周囲に散乱 青山高原の風力発電所 中日新聞 2013年4月8日 12時47分

 津市と三重県伊賀市にまたがる青山高原にある大型風力発電所「ウインドパーク笠取」で7日に風車の羽根が鉄柱からなくなった事故で8日朝、鉄柱上部から発電機と羽根が落下しているのが見つかった。発電所を管理運営する中部電力の子会社「シーテック」(名古屋市瑞穂区)が、鉄柱周辺に発電機などが散乱しているのを見つけた。周辺に建物はなく、けが人はなかった。

 事故があった風車は、19基ある発電機のうち最も東側にある19号機。落下した羽根はグラスファイバー製の3枚組で、1枚の長さは40メートルで重さ6・5トン。羽根の回転軸の後部についた発電機と合わせ重さ140トンで、高さ65メートルの鉄柱の先端に取り付けられていた。発見時、羽根はバラバラになり、一部が鉄柱の根元に絡まっていたほか、一部は数百メートル離れた谷底まで吹き飛ばされていた。鉄柱は中央付近でよじれ、東側へくの字に曲がっていた。

 津地方気象台によると7日の三重県中部は北西からの強風が吹き、最大瞬間風速は津市で午後5時半ごろに19・9メートル、伊賀市で午後4時40分に16・3メートルを観測した。

 19号機は発電能力2千キロワットで、2010年12月に稼働。シーテックと製造した日本製鋼所によると、最大瞬間風速が30メートルを超えると、風を受け流すように羽根の角度を風と平行に変え、自動停止させる。設計上は最大瞬間風速70メートルまで耐えられるという。同型機は九州や中国地方、北海道などに105基あり、羽根が落下したのは初めて。耐用年数は20年ほど。

 19号機は、津市と伊賀市を結ぶ国道163号・新長野トンネルそばの山中に建設されている。現場付近では8日朝から、報道機関などのヘリコプターが上空を旋回。事故現場に向かう私有地の管理用道路には従業員2人が配置され、報道機関や住民への対応に当たっていた。

 風車の2キロ先に住む男性(60)は「(7日の)午後5時前に『ゴーッ』というごう音がして、外を見ると羽根がなくなっていた。安全性が足りないのではないか」と疑問を投げかけた。


 三重県の津、伊賀両市にまたがる青山高原にある風力発電施設「ウインドパーク笠取」で、風力発電機(全高約100メートル)の風車の羽根が落下していたことが8日、わかった。けが人はいなかった。7日の強風による可能性が高いという。

 ウインドパーク笠取を運営する、中部電力の子会社「シーテック」=名古屋市瑞穂区=によると、19基ある2千キロワットの風力発電機の一つで、鉄柱(約65メートル)に取り付けられた長さ約40メートルのグラスファイバー製の羽根3枚と発電機(重さ計約140トン)が落下し、支柱が曲がっていた。日本製鋼所製で、風速70メートルまで耐えられる設計だという。

 7日午後に近隣住民から「落下しているらしい」との情報が寄せられ、同社が8日早朝に落下を確認した。ほかの18基を緊急点検する方針だ。

 ウインドパーク笠取は、2010年2月に10基、同年12月に9基の運転を開始していた。現在、青山高原には、同社のほか津市や伊賀市などの第三セクターが運営する会社などの風車が51基あるという。

 津地方気象台によると、7日の津市内の最大瞬間風速は20・2メートル(午前11時15分)、最大風速は11・6メートル(同4分)。伊賀市内は16・3メートル(午後4時35分)だった。名古屋地方気象台の小矢多計男(たけお)気象情報官は「標高が高いので、地上よりかなり強い風を受けたのではないか」と話している。


三重で風力発電の羽根落下 強風原因か NHK 4月8日 17時8分

三重県にある風力発電施設で、高さ65メートルの風車の羽根が発電機ごと落下しているのが見つかり、施設を運営する会社は7日の強風が原因とみて調査しています。

落下したのは、三重県の津市と伊賀市にまたがる青山高原の「ウインドパーク笠取」に19基ある風力発電機のうちの1基です。

運営している中部電力の関連企業「シーテック」によりますと、7日、「風車の羽根がなくなっている」という通報を受けて調べたところ、一番東側にある高さ65メートルの風力発電機で風車の羽根3枚が発電機ごと落下し、鉄塔も途中の部分で曲がっていたということです。

会社によりますと、羽根は1枚当たり長さ40メートル、重さおよそ6.5トンあり、発電機と合わせると重さはおよそ140トンあるということで、7日の強風で落下したとみて調べています。

7日の三重県内は、発達した低気圧の影響で強い風が吹き、津市の中心部では午前11時15分に20.2メートルの最大瞬間風速を観測しています。

会社によりますと、施設では25メートル以上の最大瞬間風速を観測すると安全のため風力発電機は自動で停止するようになっていて、7日も午後3時ごろまでに19基すべてが止まっていたということです。

「ウインドパーク笠取」は平成22年から運転していますが、羽根が落下するトラブルは初めてだということです。

現場には8日午後、経済産業省の担当者が入り調査を行っている。 

ANNNEWSの映像を見ると、「羽根落下」と言うより、停まった羽根の力で、発電機を含む140トンの頭部の重みで頭部取り付けの「口がね」様の部分がねじれ、スッポリ取れたついでにタワー部分もねじれたように思うのですが。

 羽根がちぎれただけなら多分大したことは無いでしょうが、100トン超であろう発電機抵抗が大きかったのでしょうか。それが高さ65メートルから、 因みに2013.3.13報道の京都府伊根町で落ちた風車の重さは45トンだそうだから、その3倍の重さが ドッスーンと落ちれば、凄い音がしたことでしょう。例えばこんなのでしょうか

 それにしてもヤグイと言うより、多分「風を受け流すように羽根の角度を風と平行に変え」られなかった個別の機械的故障なのでしょう。そうでなくその機種全部の強度や耐用年数的に問題が有れば1基だけでは済まなかったはずでしょう。

 「ウインドパーク笠取」参考

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1 Comments

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ウィンドパーク笠取の騒音 (gyarant)
2022-01-05 07:55:15
経産省の風力発電騒音測定マニュアルは形式的で現実的ではない。風力発電所からの集落での聞こえ方は天候により異なる。風の吹き方は四季により異なるので聞こえ方も異なるが現実である。騒音は冬季が一番騒音発生が大きい。2013年3月に事業者が騒音測定結果では騒音及び低周波音が計測できた。経産省を通じて事業者に1年間の測定結果求めているが測定結果の基準外れに不安があるのか測定に応じない。
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