いまだに重曹は万能洗浄剤のように言っている本やサイトを見かけるし、それを信じて疑わない人も多く見かける。
テレビでそういうことを言っている『家事評論家』なんてのもいるし・・・・・・
はっきり言って、重曹は軽い汚れに対しては便利だし、普通のクレンザーでは傷つく恐れのある物の磨き洗いには結構使えると思っている。
でも、頑固な汚れに対してはアルカリ度が低いので不向きだ。
そんな時は、セスキや炭酸塩、石けんの方がいい。
ただ、入浴剤の主成分は重曹が多いので、重曹に好みのエッセンシャルオイルをしみこませ、入浴剤として使うのは楽しいし、お財布にも負担が軽い。
特に、合成香料が苦手な人や、風呂の残り湯を洗濯に使う人には着色剤を使っていないのでお勧めできる。
我が家でも、ここ数年夏になると重曹に薄荷油を沁みこませたものを作っておき、入浴剤として使っているが、これがお風呂から出た後、スッとして、汗が早く引き、とても気持ちがいい。
マスコミが宣伝していることを鵜呑みにせず、いろいろ調べ、自分でも検証して賢い生活人になりたいと思う。
ただね、だいぶ前だけど、『家事評論家』と言う年配の女性が、節水洗濯のコツ、みたいな番組で、一般家庭に入って洗濯の様子を見てアドバイスしていたんだけど、石けんを使っている家で、泡と洗浄力は関係無いと言っていたのにはあきれてしまった。
『家事評論家』を名乗るなら、普通のおばちゃんである私が知ってる、『合成洗剤』と『石けん』の違い位把握しておいてほしいなあ。
その方、私より年上みたいだけど、洗濯板の使い方も怪しい物だったしね。