野球観戦記 ２０１４センバツ その６

いよいよ決勝戦です。

内輪受け、というかなんというか




大阪対京都って(￣∇￣;)。






だからなのかどうなのか、平日とはいえほぼ満員の甲子園。
お天気は快晴で、初夏を思わせる暑い、熱い一日でした。
ほんとに野球の神さまは優しいです（v人v）。






今日もお向かいには履正社が。


実は龍谷大平安にはあまりいい印象を持っておりませんでした。
何度かアルプスで不快な思いをしたため、心から応援したことはない学校。

近畿大会の決勝も、相手の智弁和歌山を応援する気まんまんでした。

それが、試合が始まってからというもの
平安チームにぐいぐい引き込まれていき
彼らのプレーにワクワクし、しまいにゃ大好きになってました。

このチームは、必ず勝つ。
センバツでも必ず優勝する、って思いました。






そしてセンバツ決勝の８回裏に、またもワクワクさせてもらいました！
一死満塁からリリーフした中田くん。
見事に抑えて、９回表のダメ押しホームランにつなげました。






最後はセンターフライに打ち取り






おめでとう！君たちはほんとにすごい！






おめでとう！






おめでとう！



この大会で、アルプススタンドで多くの異文化交流をさせていただきました。
野球仲間もおり、ただの一日も孤独に観戦する日はありませんでした。

最後の数日は、平安ＯＢのおじさまたちとワイワイ楽しかったですし
接戦続きの試合と相まって、なんとも思い出深い大会となりました。

ここに記した観戦記は、何のメモも見ることなく書いたもので
すべてわたしの脳内と、心に刻まれたものたちです。
記憶とは、感動があってこそ残るものだと思います。
たくさんの感動を、ほんとうにありがとうと言いたいです。


野球が好きでよかったぁ～～。



気付いたらロッテが５連敗してました(゜∀゜；)。
そのあと３連勝という、へんなチームですが愛すべきチーム。
これからはプロ野球も応援がんばるずら！

野球観戦記 ２０１４センバツ その５

いよいよ準決勝。
楽しみな反面、終わりが近づいてきて寂しい気持ちで迎えます。





そしてお向かいに履正社が。

大阪府民のくせに、ここにきて対戦校を応援するという。
この日は応援仲間が総勢４名、すべて大阪府民が豊川を応援するという。



試合は豊川が先制し、履正社が追いつき追い越す展開で





なんと！
８回の裏に豊川が一挙５点の猛攻です。
ツーアウトのファウルフライ落球からの逆転には、まあ豊川アルプスは大騒ぎです。






しかし、ここまで引っ張ってきた豊川エース田中くんが打たれたため
ピッチャー交代するも






９回表の履正社のホームランで同点・・
もう打った瞬間ホームランでしたねえ・・
なんだかマートンに打たれたホームランを思い出しちゃいましたよ・・






そこからは豊川はファーストの選手が投げたり、キャッチャーが投げたりで
言葉は悪いですが、草野球状態で力尽きてしまいました。






でもね！
豊川は、１回戦から素晴らしい戦いぶりでしたよ。

神宮大会準優勝の日本文理に競り勝ち、
ちょっと粗い野球をする池田（これも言葉が悪い　＾＾；）相手にお手本となるプレーをし、
神宮大会優勝の沖縄尚学には見事に打ち勝ち、
強豪履正社にはかくも戦えり。


全員がつなぐ意識での集中打はお見事で、
何よりも鍛えられた守備は感動さえ覚えました。
ピッチャーのテンポのよさも、守りのリズム、攻撃のリズムを生み出すという
素晴らしい相乗効果をこのチームに見せてもらいました。


ありがとうありがとう。
また帰っておいで。

野球観戦記 ２０１４センバツ その４

とってもレアな対戦ボード。





決勝じゃないのに１試合。
昨日の延長１５回を戦った両者の再試合です。






日曜日なのにガラガラ(￣∇￣;)。
それでも１５００人が集まった広島新庄アルプスはすごい！すごいんじゃけぇ！






みんな疲れてるでしょうが、また試合ができることを嬉しいという彼ら。
もうどっちもがんばれ！






再試合とは、実力が顕著に出るものなんだということを実感。
雨上がりとはいえエラーがらみの失点も痛かったけど
なんせ打てない広島新庄(/ω＼)。

両チーム、両エースが２試合すべて投げぬきました。
それもどうかねえ・・とは思うものの、お疲れさまでした！







前にも書きましたが、今大会注目の左腕・佐野日大の田嶋くんです。
準々決勝はその佐野日大ー明徳義塾。
いろいろと考えさせられる試合でもありました。





明徳といえば、、、ではありませんが、結果として決勝点の献上につながる
敬遠気味の四球は残念であり疑問でありました。

明徳のサヨナラのチャンスをつぶした、佐野日大の守備には大興奮でした！
やっぱり守備がいいチームはいいですね。
いい守備は得点に値しますし、そのあとの攻撃にもつながります。




いい守備の代表格なのがこのチーム。





龍谷大平安です。
平安は、わたしが大会前から優勝候補に推すチームです。
後出しジャンケンじゃないよ！
近畿大会を観に行って
必ず優勝するだろうと思ったのが龍谷大平安。






しかし準々決勝の桐生第一戦は、思った以上に苦戦をしました。

前々日に１５回を戦い、前日に再試合をした桐生第一は
平安がボコボコにするだろうと思いきや、
どうにかこうにか、最後は相手ピッチャーの疲労にミスが重なって
勝ちが転がり込んだような状態。






桐生第一の選手たち、とりわけ２年生エースの山田くんは
しっかり身体のケアをして、また甲子園へ帰ってきてほしいですね。
ほんとにお疲れさまでした！






そしてこの苦しい戦いを制した平安は、さらに強くなっていくのです！

野球観戦記 ２０１４センバツ その３

今大会注目のスラッガー、





智弁学園の岡本くん。
初戦は２打席連続のホームランにぶっ飛びました。ええ、わたしが。






ですが、次の佐野日大戦は苦戦します。
同じく注目のピッチャー、田嶋くんにうまく抑えられているようです。


やはり延長戦、智弁学園が最後に送り込んだピッチャーは岡本くん。
こういう展開はあかん、あかんやろうと思っていたら四球連発で無死満塁。

無死満塁で切り抜けたピッチャーといえば、大阪桐蔭の藤浪くんですが
彼はあくまでも本職。
岡本くんは基本野手でしょうに。






なんとか二死満塁までこぎつけましたが、ついにサヨナラヒット。






悔しい敗戦でした。
打線は水物、それはプロ野球でもいやというほど見せ付けられています。


でもやっぱり智弁の応援は楽しい！
和歌山とは違う、ちょっとゆっくりペースです。





１回戦でいいピッチングをしていたのが




広島新庄のエース山岡くん。

広島新庄といえば、昨年夏の広島大会決勝で
瀬戸内と延長１５回を戦い引き分け、
再試合で瀬戸内に負けた経歴を持つ高校です。






そしてなんと、甲子園でも１５回で決着つかず。

後ろにいたおじさんが
「これだけヒットを打たれて、これだけエラーして１点で抑えるのはすごい」
と言っておられましたが確かに(￣∇￣;)。

サヨナラのチャンスもありましたが、よう抑えた。。






明日は午後から再試合。がんばれ！

野球観戦記 ２０１４センバツ その２

日本文理ー豊川戦とともにベストゲームに挙げられるのが





智弁和歌山ー明徳義塾戦。

この大会は延長戦が多かったのですが、この試合も熱戦が続きます。
ただ心配だったのが智弁和歌山のピッチャーで
もはや限界なのでは、と思われた先発ピッチャーが延長戦も投げ続けます。


近畿大会決勝でも、智弁和歌山は最後に投壊が起きたのよね。
ちょっといやな予感がちらつきます。






１２回、すごいことが起きました。
智弁和歌山の先頭打者がヒットで出塁、次打者がバントするもフライでゲッツー。

あああと落胆する智弁アルプスの頭上を、ボールが飛んでゆきます。
なんとホームラン！

もう勝ったかのような大騒ぎだったのですが
その裏に同点・・






最後は代わったピッチャーの暴投によりサヨナラ負け(/ω＼)。
熱戦の幕切れとは、なんとあっけないものでしょうか。






監督さんの談話によれば、二番手ピッチャーの調子が上がってなかったとか。
秋からチーム状態はあまり変わってなかったのかもね・・




負けはしましたが、いい試合でした。
こんなに一生懸命応援したのは久しぶりです。

智弁和歌山のジョックロックはやっぱり最高！







アププスの主であるわたしが、最も圧倒されたのが大島応援団。
まあテンションが高くて、デッドボールくらっても立ち上がってうわーーーって　＾＾；。






奄美の大島高校、龍谷大平安からヒットを打ちまくって４回までは互角。
大島の応援をしつつも、心の奥底では平安が勝ってくんなきゃ困るのよと



ちょっと心配しましたが、最後は平安の底力が勝っての大差になりました。
ですがこのヒット数！大島の積極的なバッティングはほんと素晴らしかった！

応援団の方々も温かく、そして熱かった！

野球観戦記 ２０１４センバツ その１

いよいよ始まった、センバツ。




アルプス制覇です。楽しい楽しい１２日でした。






開会式。おおかたの予想をくつがえす青空です。
いつも野球の神さまにはお世話になっておりますが、
この大会もたいそう優しかった神さま。






ちょっと寒かった開会式。
このあとの開幕試合では、わが山口代表岩国高校がいきなり敗退(￣∇￣;)。
どこよりも早く帰っていきました・・。

開会式は次の試合のことも考えて、迅速に終わるよう願います。




つらつらと、心に残った試合たちを記してゆきます。
この大会はナイスゲームの連続でした！






まずは徳島代表池田高校。
池田高校といえば、山びこ打線にワクワクしたのがつい３２年前。






先輩たちには投・攻・守ともかないませんが、終盤の粘りでなんとサヨナラ。
海南は、鉄壁と思われたショートのまさかの乱れが最後に出てしまいました。

ただ、池田はもちょっと守備や送球の精度を上げないとね。。






池田アルプスには水野氏と、このお方江上氏が！！
３２年前の優勝チームのキャプテンで、サードの江上くん。
高校生ながらもお父さんのような包容力ある風貌が好きでした。
江上くん、、あまり変わってないね。







アルプス全体が真っ赤っ赤なのが、愛知代表豊川高校。






豊川はノーマークだったのですが、ピッチャーの田中くんがなかなかいいです。






赤いソックスが印象的な豊川は、なんといっても守備が堅い。
得点に値する守備が随所に見られました。






１点ビハインドの９回、
試合終了かと思った瞬間におきた相手のエラーによって同点に。






１０回の表に日本文理が２点を入れ






さあどうする豊川。






まさかまさかの同点に、日本文理サイドにいたわたしの心は完全に豊川へ。






なんと豊川のサヨナラ勝ち！！！






素晴らしい試合でした。
この試合は今大会でのベストゲームのひとつであり
このあと起こる豊川旋風の幕開け、といえます。

うーーん、すごかった！

3/7 野球観戦記 オープン戦

今日は、今年お初の野球観戦でした。





夏以来の甲子園！






試合は阪神とロッテのオープン戦です。

オープン戦観戦は初めてですが、観客も少なめでのんびりムード
試合も若い選手がどんどん出てきてワクワクします。

観客少なめ、とはいいますがそこはロッテの応援団
みなさんお仕事は　＾＾；？と心配するほどの大応援団で
完全に甲子園を占拠しておりました。






いちばん近くにいた、レフト荻野選手。
相変わらずええ体しています。
今季は１年を通しての活躍を祈っております。






そしてショートの鈴木大地選手。
３年目で不動のショートを獲得、と言ってもいいでしょう。

現在阪神のセカンドである、西岡選手の背番号７を引き継ぎました。
ロッテのショート、背番号７、そしてキャプテンは大地だ！



試合は、集中打をかましたロッテの快勝。
やんやの応援のため、写真撮るのも忘れてしまいました。


野球観戦、何か月ぶりだろう・・
やっぱり生観戦は最高です！
今年もたくさん観に行くぞ ヽ(^◇^*)/

11/7 野球観戦記 社会人決勝

今年最後の野球観戦は、社会人野球の決勝戦・・
富士重工ー新日鉄住金かずさマジックの試合です。






今年、一体わたしは何試合生観戦したことやら。
３桁いってるかしらん。






どんな試合でも、楽しみを見つけるのがワタクシ流。
今日は富士重工のキャッチャー、唐谷選手に注目です！






キャッチングやリード、スタイルがいいなあと思っておりましたら






なかなかの・・






男前(*^^*)
いつかドラフト候補として名前が挙がることを祈っております。






かずさはソフトバンク３位の岡本投手。






富士重工はオリックス２位の東明投手。
さすがはドラフトにかかる選手です、打てる気がしません。
どっちも対戦相手じゃん、ロッテの　＾＾；！






試合はかずさが６回に代打・内田選手の、外野の前に落ちるヒットで１点。






そのまま試合終了。






あっぱれかずさ、残念富士重工。
決勝戦らしい、白熱したしびれる試合でした。

これが最後の生観戦。
ですがまだまだ侍ＪＡＰＡＮの台湾戦もあるしー
神宮大会もあるしー。

まだまだ楽しみは残っておりますぞー。

11/4 野球観戦記 近畿大会決勝

近畿大会が行われておりましたが、遠くてなかなか行けずにおりました。
今日はいよいよ決勝戦。
今年最後の高校野球（神宮大会あるけども）、やはり観なければならぬだろう。





行ってきました、奈良の橿原球場。

片道がほぼ試合時間という、予想以上の時間のかかりようです。
智弁和歌山、龍谷大平安、両者いい試合をしておくれよ～。






その期待に応えるかのような試合展開。
智弁が１点取ればその裏に平安が１点を取るという
緊迫しつつも打撃戦の幕開けです。






智弁和歌山の先発は打たれて交代、２番手のピッチャーが制球難で塁が埋まり
このままでは試合が壊れる・・と心配しましたが
３番手のピッチャーがなんとかしのぎ






７回を終わった時点で５－４で平安リード。
８回の裏に平安がホームランを打って６－４で最終回です。






智弁も粘りますが、今日の平安は投、攻、守ともすべてが上まっておりました。
２本のホームランはいずれも素晴らしかったですし
外野の守りも好プレー続出で、あれで１、２点は違っていたのではないかしら。






智弁も、途中の投壊の危機を乗り越えましたし
焦りからか途中打ち上げることが多くなりましたが
うまく軌道修正して７回に１点差まで詰め寄りました。






行ってよかった、観てよかった、と思えるようなナイスゲームでした。
龍谷大平安は、このあとの神宮大会に出場します。
この調子を維持して頑張ってほしいですね(^_^)




帰りに京都で買ったお豆腐とお揚げで湯豆腐しました。
豆腐美味すぎ♪

11/3 野球観戦記 社会人

初めて社会人野球を観に行ってきました。
きっかけは、ドラフト。

ロッテのドラ１が、東京ガスの石川選手。
オリックスのドラ１が、ＪＲ東日本の吉田選手。
その２チームが今日対戦すると知った以上、見ないわけにはいかん。
なんせわたしのプロ野球観戦は、ほぼロッテーオリックスなのですから。





その前にパナソニックとホンダ熊本の試合がありました。






小刻みにパナが点を取り勝利。







んで本日のメインＪＲ東日本と東京ガスの試合です。






ＪＲ東日本の先発は、吉田選手ではなく片山選手。






そして東京ガスの先発は、石川選手ではなく難波選手。
当然といえば当然。
両者３、４日前に先発してるからね・・

でもどちらもいい投手でした。
投手がいいと守りもよくなるもので、引き締まったいい試合になります。






バックネット裏の、かなりいい席に座れるのもアマチュア野球ならではです。
前方にスカウトらしき人もちらほら。






そんな中、わたしがいいね！と思ったのが東京ガスのショート、遠藤選手。






ちょっと線が細いようですが、なんとなく糸井選手を思わせる風貌。
足も速く、セーフティバントは間一髪アウトでしたがお見事でした。

検索してみたら１回戦でサヨナラホームラン打ってました！






９回にはついに吉田選手が投げました。
場内は盛り上がります。
なんせ来季からは、この京セラでプロとして投げるんですからね。






しかし東京ガスは甘くないのだ。
その吉田から２塁打を打って１点を追加し、４－０で勝利です。



一緒に観戦した友人に「パンドラの箱を開けてしまったね」と言われましたが
社会人野球、はまります♪♪♪

アマチュアとはいえ、限りなくプロに近いと思われるレベルの高さ。
そして試合展開の速さ。この試合きっかり２時間でした。
プロ野球はなんであんなに時間がかかんのか・・

次のドラフト候補は誰かしらん、と思いながら観る楽しさ。
応援のレベルの高さ。
観戦する人の少なさ。＝席確保に奔走する必要がない。


ああ、また楽しみを見つけてしまったわ～