木の実、花の実、私の身

花が咲き終わった後、実をつける。
この実をよぉくみると、実にいとおしい。

2011年05月29日 | 日々の想い
ご縁に感謝いたします

東洋占術コンサルティングの「条光」です


勤務先の認知症対応グループホームにて、

利用者の方が、他の利用者の行動や言動をみながら、

避難するように、悲しそうに、また、同情するように

「あの人ボケとるね、あんな風にはなりたくないわ」とつぶやきます。

ちょっと、離れて見ている私たちはみんな同じなのになぁ…って思います。


私たちも、自分と意見の違う人、自分が嫌だなぁって思う人、可哀そうな人を見ると

「あの人、ちょっと変わってる、変な人、あんなふうになりたくないわ、可哀そうに」

と同じようなことをつぶやいたりします。

やっぱり、離れてみてみると、みんなおんなじです。(笑)


人って、もともと、良い部分も悪い部分も全てのものを持ち合わせていると思うのですが、

たまたま、自分の嫌なところ、嫌いなところを相手に見つけると反応します。

無意識の中に、自分で自分のことを認めていない部分に焦点が当たります。

自分で自分のことが見えない部分を相手が鏡になって見せてくれています。


自分もダークな部分があったんだなぁ…自分の事に気がつくと相手のことを許せるようになります。

自分のダークな部分を認めてあげると、相手の事も認められるようになります。

そうすると、相手の事が気にならなくなります。


人との係わりの中で、日々、こういうことの葛藤なのかもしれませんね。

鏡に映ったダークな自分に気がついて、認めてあげる作業を日々続けていくと

なんか楽~~~~に生きられるような気がします。

では、また