人生の記憶違いにご用心

ご覧頂き、ありがとうございます
恵子です。

明日から、実家のある九州に行ってきます。
大学受験が終わった息子が、亡き私の母のお墓参りに行きたいというのです。

意外な申し出でしたが、彼の中では
「受験」と「おばあちゃん」は密接なつながりがあるようです。

私の母がくも膜下出血で突然倒れたのが、彼の中学受験の数日前でした。
しかも、倒れる前日に、学問の神様の太宰府天満宮で
お守りを買って送ってくれたのです。

だから、彼の思考回路の中では、
受験が、おばあちゃんを想起させるのです。

この様に、私たちは人生の中のショッキングなイベントの記憶から
本来は別のものを、１つに結びつけがちです。



例えば、たまたま母親の機嫌が悪い（夫婦喧嘩などが原因）時に、
学校で書いたお母さんの絵を見せたら、
褒めてもらうどころか、叱られた、

という経験があったとします。

その子は、ショックのあまり
「絵を描く」と「怒られる」が結びついてしまうかもしれません。

それで、本当は絵の才能があるのに、
止めてしまったら、すごくもったいないですよね。

そして、そんな事は私たちの人生に沢山起こっているのです。

好きな彼がいた。でも、ふられた。
「どうして？」
と聞くあなたに
たとえば、
「お前のテンションの高さに、ついていけないから」
と彼が答えたとすると、

あなたは、
「テンションの高さ」と「恋愛がうまくいかない」
が一緒になってしまうかもしれません。

そのために、
「恋愛を上手くいかせるには、おとなしくなければ」
という思考パターンになって仕方ありませんが、

でもでも、彼が別れたかったのは、
実は他の理由なのかもしれません。

だとしたら、大人しくしていることが恋愛をうまく行かせることには、
つながらないのです。

それなのに、自分を偽って
いつも大人しくしていたら、良い結果にはつながりませんね


あなたが、悩みを抱くとき、
その思いの元になることは、
人生のイベントにおける
本来は別のものを、１つに結び付ける
大きな誤解が元になっているのかもしれません。
（本当は、殆どそうです）

今、悩んでいることの解消のためには、
辛いかもしれませんが

「本当にお母さんは、私の絵で不機嫌になったのか」
「本当に彼は私のテンションの高さがイヤだったのか」

を、客観的に見てあげることが
実は、あなたの人生を幸せに導く近道となるのです。

少しだけ勇気をもって、
もう一度悩みの「現場」を検証してみませんか？

もっと引き寄せてもっと幸せに
　　スピリチュアルカウンセラーAngelsvoice　恵子

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