ANGELSHEEP

心と体の対話を大切にします。

石窯の力

2006-04-23 12:29:34 | 日々のつぶやき
福井県の鯖江市に、自宅にある「石窯」でパンをはじめいろいろな料理をされている方の所へ行ってきました。
石窯は、温度を上げるまでに多大な時間を必要としますが、一度上がった後は長く長く温度を保ってくれるそうです。
ですので、数人いれば、24時間体制でパンを焼いたり料理をしたりできるようです。

「石窯は、人と人を繋ぐ不思議な力がある」
石窯と長く付き合ってこられたその方の言葉です。
オーブンやガスコンロを使って料理を作りその場で出すのと、一つの石窯から出た料理では、食べものの持つ「力」が違う気がすると言われました。
そして、食の「素材」を一番活かすのが石窯だと。
採れたての野菜を、そのまま石窯で焼くと、本当に素材の良さが感じられるのだそうです。

掘り立ての筍とジャガイモを食べて、心から実感!しました。


京都へ

2006-04-16 21:02:54 | 日々のつぶやき
この週末、京都に行ってきました。
私の友人夫婦が、お互いの共通の知人のコンサートを企画・主催するので、そのお手伝いに。
舞台はお寺の境内でした。
そこは竹やぶが多く、桃源郷のような風情があります。
まだ散っていない桜は、吉野桜としだれ桜があり、色合いがとても美しかったです。
夜にはライトアップもし、夜桜も楽しめました。
お天気だけはどうしようもなく、雨が降っていましたが。

今回、予想を超えるたくさんの方が来てくださいました。
地理的なことや当日の天候を考えると、嬉しい誤算だったと思います。
そして多くの方たちが、コンサートにスタッフとして関わってくださいました。
朝に筍を掘って、それを筍ご飯にして来られた方に振舞ったり茹でたての筍を塩と山椒で食べていただいたり。。。
また、お寺に来るまでの山道には、やはりどなたかの畑で摘んだばかりの菜の花や椿などが、手作りの竹筒に飾ってありました。
地元ならではの御もてなし・心遣いが、そこにはありました。

「心一つに」合言葉が活きた、心温まる時間でした。


桜の生命力

2006-04-12 23:07:28 | 日々のつぶやき
昨日の春の嵐が明けた今日、近所の桜並木の側を通りました。
あれだけの強風の後にもかかわらず、桜は堂々と咲いていました。
そして、ところ所散った花びらの後には、生命の井吹を感じさせる新緑が。

桜は毎年、どんな自然の状態であっても必ず花を咲かせます。
「生きたメッセージ」を人々に伝えています。

桜の花が散った後の新緑が、太陽に眩しく光る日ももうすぐですね。

金の斧・銀の斧・銅の斧

2006-04-07 19:22:17 | 日々のつぶやき
数日前の雨の日、友人と100円ショップに行った時の出来事です。
時間にするとほんの30分くらいでしょうか。
店の前にあった傘立てから、私がその日の朝に買ったばかりのビニール傘は消えていました。
傘立ての中には三本の傘が残っていました。
一本は見るからに高級そうな柄物の傘。一本は同じビニール傘だけれど造りが丈夫そうで少しランクは上。そしてもう一本は先の金属がさびてておまけに泥がついてる古いビニール傘。

私はその時、きこりが湖に斧を落とした時に、女神様に「その斧は何でできていた斧か」と聞かれる寓話を思い出しました。

私は銅の斧を持って帰りました。
そして夕方、雨が上がっていたので、その銅の斧は朝に買ったコンビニの傘立てに置いて帰りました。。。






春の雨に想う

2006-04-02 11:55:32 | 日々のつぶやき
今日は朝から暖かい春の雨が降っています。
一雨ごとに「春」ですね。

春になると思い出すのが、小学校時代の思い出の一こまです。
田舎だったので、通学路は田んぼでした。
春になると一面に咲いていたレンゲ!そのレンゲ畑で帰り道、友達と寝転んで空を見上げるのが好きでした。
そして、レンゲの蜜を吸って・・・たまに白いレンゲを見つけては「当たり!」と叫んでました。

もう、15年以上経つので時効ですが(笑)帰り道にイチジクも取って食べたなぁ。ちなみに、そのお家は良く知っているおばあちゃんの家だったのですが、「いつでも食べてもいいよ。」と言われた時「もう、食べてます。」とは言えなかった。。。あの一個のイチジクの重みは、今もはっきりと心に残っています。