カプアン通信

速報「平成30年度犬猫殺処分データ発表(環境省)」




おとといの夜、カプアンママが家に帰ってきたときの
カプアとアンジェロです。
カプアンママは年末年始のお休みになったので、これから毎日家にいます。
うれしいカプアンたちです。




アンジェロは毎日がんばってます。
まだふらつきが多いので、長い距離は歩けませんが、毎日、車で
神宮外苑や、アークヒルズなどへ行き、なじみの散歩コースを歩いてます。




きのうは今年さいごのアークヒルズのマルシェにみんなで行きました。




まだいつものお肉やごはんは食べられません。
毎食、流動食を作って口に流し込んでます。
ただ、トリーツのササミジャーキーはごく少量食べるときがありますし
不思議なことに、関節サプリメントやグリニーズは食べます。
体重は、14kgを境に毎日増えたり減ったりしてます。(発病前は14.7kgくらい)
前回、回復した時みたいに少しずつ戻ってくれればいいです。

今朝、前回の斜頸は右に傾いていたのに今回は、逆の左側だと気付きました。
斜頸は障害が起きた側に傾く。という記事を読んだので
もしかしたら、最初の前庭疾患とは原因が異なるのかもしれません。
でも、治ってくれればOKです。

人間と犬は違うかもですが、
私の父は、私が中学生だった50代前半に脳梗塞で倒れましたが
後遺症で片耳が聴こえなくなっただけで、93歳まで生きました。
私の叔父も、中国で日本企業の現地法人の社長をしているとき脳出血で倒れ、
死線を彷徨いましたが、すっかり回復し、いまは、80代半ばですが、
手品のボランティアで毎日、老人施設を回っています。

アンジェロの生命力を期待したいです。




※画像をクリックすると少しだけ大きくなります。

昨夜、なんとなく気になって、環境省のホームページを閲覧したら
最新版の平成30年度の犬猫処分に関する統計資料が発表されてました。

取り急ぎ、データを添付させてもらいます。

上記表のとおり、犬の殺処分は7,687頭、猫の殺処分は30,757頭
合計38,444頭とのことです。

なお、今年から「殺処分数」について3つの分類で発表することになりました。
長くなりますが、下記にまとめましたのでご覧ください。

①譲渡することが適切ではない動物の殺処分
(治癒の見込みがない病気や攻撃性がある等)

・治癒の見込みが無い、負傷、重篤な病気又は重度の認知症等による苦痛が著しく、治療の継続又は保管が動愛法に反すると判断される動物
・狂犬病予防法に基づいて取り得る殺処分
・パルボウイルス感染症、猫白血病又は猫後天性免疫不全症候群等の感染症に罹患していて、他の動物又は人への蔓延等を防止するために殺処分が必要な動物
・毛包虫症による皮膚炎等難治性の重篤な疾病、著しい奇形等があり、譲渡が適切でないと判断される動物
・飼い主等を再々咬んだ履歴を持つなど攻撃性があり、収容中及び譲渡後に人や他の動物に危害を及ぼす恐れが高い動物
・土佐闘犬等、闘犬として使用又は訓練された犬で、人や他の動物に重大な危害を及ぼす恐れがある動物


②愛玩動物、伴侶動物として家庭で飼養できる動物の殺処分
(①以外の理由により譲渡又は保管が困難である、と判断したため、殺処分を行った動物)

・軽度の疾病、怪我又は先天性疾患並びに高齢、大型又は人に馴染まないため、希望者が現れない動物
・施設の収容可能頭数等の物理的制限により飼養が困難な動物
・大型で飼養管理が困難な犬又は哺乳等の適切な飼養管理を行うことができない幼齢の動物


③引取り後の死亡
(引取り、狂犬病予防法に基づく抑留又は、条例に基づく収容を行った後、その運搬、飼養管理中に殺処分以外の原因で死亡した動物)

・病気または老衰により死亡した動物
・事故により死亡した動物(闘争等)
・幼齢のため死亡した動物
・死因不明の動物(輸送中の死亡等)


全国で一律の管理は難しいのかもしれませんが、チビスケ母さんが保護された瀞ちゃんのように
大怪我をしていても、動物愛護センターで適切な処置をしてもらえれば、命が助かり
新たな飼い主と出会える犬猫がいることも事実です。
上記3つの理由があるから殺処分して良い。ではなく、できるかぎり殺処分は減らしたいです。

また、施設の収容能力が理由で殺処分されるのは、早急に改善して欲しいものです。

図表を添付します。

犬猫の引き取りに関する内訳

※画像をクリックすると少しだけ大きくなります。

飼い主の持ち込みは犬で引き取り全体の約1割、猫で約2割です。
猫の持ち込みはその約3割は乳飲み子です。
猫については、持ち込み、所有者不明を合わせると全体の7割ほどが乳飲み子です。
乳飲み子はセンターでは育てられませんので、多くが殺処分になると思います。

犬猫の引き取り数の推移

※画像をクリックすると少しだけ大きくなります。

前年度まで急速に殺処分率(青い線)が改善されていたのに、
改善具合が緩やかになったのが気になります。


犬猫の返還数・譲渡数の推移

※画像をクリックすると少しだけ大きくなります。

平成30年度は犬猫とも、返還・譲渡数が前年度より減ってます。
ただ、わずかですが返還・譲渡率は改善されているので、悪化ではないですが
できれば、いままでの勢いを維持したいものです。


犬猫の殺処分数の推移

※画像をクリックすると少しだけ大きくなります。

ほんとは右端の棒は見えなくなるくらい低くなって欲しいのですが
なかなか低くなりません。いわゆる「足踏み状態」です。
実数は次の表で確認できます。




※画像をクリックすると少しだけ大きくなります。

私が、殺処分の詳細データを気にするようになったのは10年くらい前からですが
例えば、平成20年度の殺処分数から平成21年度の殺処分数は
276,212頭から229,832頭へ1年間で46,380頭も減ってます。
この減り方なら、まだ長いですが5年もすればゼロに近づくと思いました。
しかし、実際には、だんだん殺処分の減り方が鈍化し、5年ではゼロになりませんでした。

ここ3年を見ても、
平成27年度から平成28年度の殺処分数は 犬は5,387頭の減少 猫は21,517頭の減少 
合計▲26,904頭
平成28年度から平成29年度の殺処分数は 犬は2,062頭の減少 猫は10,720頭の減少 
合計▲12,782頭
平成29年度から平成30年度の殺処分数は 犬は675頭の減少 猫は4,097頭の減少 
合計▲4,772頭

成績がよくありません。これが限界とは思いたくないです。
この記事のカテゴリーは「Change」ですが、大きな変化がないのは困ります。

各都道府県別の分析など、詳細にデータを見てみたいですが、
アンジェロの介護などあり、なかなか時間が作れません。
新年にあまり遅くならないうちに、改めて詳細なデータをご紹介するつもりです。









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