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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ラグビー日本代表 フランスと引き分け  それだ!それだ!

2017年11月26日 | ラグビー

≪ラグビー日本代表 フランス遠征≫
【第2戦】

日本代表 △ 23(8ー13 15-10)23 △ フランス代表


ラグビー日本代表は、
秋の代表強化として行ったフランス代表とのテストマッチで素晴らしいしプレーを披露。

終始フランス代表を圧倒し、
勝ちはつかなかったものの23-23と、
フランスとの長い歴史のテストマッチで初めて引き分けをもぎ取りました。


先週のフランス遠征第1戦であるトンガ代表戦で快勝した日本代表。
11月初旬の日本での世界代表戦、オーストラリア代表戦で見せた、
ミスが多く戦術が浸透していない姿は姿を消し、
見事な試合をしてくれました。

試合は前半から日本ペース。

ディフェンスでは早い動きで相手の突破を許さず、
タックルに入ればすぐに起き上がるということを80分間続け、
一昨年のワールドカップの時のような鋭い動きを見せてくれました。

一方オフェンスでもSH流の速い球出しからボールをつなぎ、
時には効果的なキックで陣地を稼ぎ、
見事な攻撃で何度も何度もフランスのディフェンスを慌てさせました。

フォワードでも当たり負けすることなく、
ほとんど日本が優位に試合を進めていたという試合を見せてくれました。

『世界列強』と言われるフランスを相手にこれだけの試合を見せたことは、
ややもすると「強化進んでいるの?」と斜めに見られがちだった日本代表の強化が、
着実に進んでいることをファンにも見せてくれました。

一昨年ワールドカップ初戦の、
あの南アフリカ戦をほうふつとさせるような日本代表の出来に、
ホッとするとともに、
大いに勇気を与えられました。

特にFW陣の頑張りと、
BKでも松島の動きなどは目立ちました。

SHは流が完全に代表にフィットしてきて、
あの早い球出しからの流れるようなライン攻撃は、
各国の代表に「日本は侮れないぞ」ということを印象付けたのではないかと思います。

そして、
選手の層が本当に厚くなってきましたね。

ライン攻撃とキックの使い分けなど、
攻撃のバリエーションも増えてきて、
この攻守ができるのであれば、
下のランクのチームには確実に勝ちを取っていけるということが見込め、
同等ランクのチームにも十分に対抗できるということを示してくれたと思います。

ワールドカップに向けて言うと、
予選プールでの下位への2勝は確実のとれるし、
スコットランドとの試合にも確実に勝負に持ち込める・・・・・
そんな風に思います。

日曜日の朝から、
爽快な風が吹き抜けるような試合をしてくれました。

反対に満員の3万人が訪れたフランスのファンにはいたく不満な内容だったようで、
試合後しばらくブーイングが鳴り響いていました。

試合内容から言うと、
10点差以上の差をつけて日本が勝っていても、
何ら不思議ではない試合でしたね。

そこを引き分けに持ち込むところは『さすが列強国』と思わないでもありませんが、
ワタシのイメージする『重いFW』と『華麗なシャンパンラグビー』というものは、
ついぞ見られませんでした。

『これなら十分に戦える』
という自信だけをもらった感じです。

このところ代表選を目にすると、
エディーさんの作ったチームとの違いばかり目立ち、
選手にも戸惑いが隠せないようなところが散見されたのですが、
何かこのフランス遠征で「吹っ切れた」感じがします。

さあ、
2019年9月のW杯開幕に向けて、
いよいよ1年と10か月。

ラグビー日本代表【ジャパン】が、
どんな進化を見せてくれるのか、
本当に楽しみになった今日の試合でした。

これで今年は代表戦も打ち止めですが、
また年明け2月から、
代表戦、そしてサンウルブスの戦いも始まりますので、
楽しみが増えてきました。

とりあえず1月末までは、
トップリーグと大学の”頂上決戦”で楽しむことにします。


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