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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

リーグワン、埼玉ワイルドナイツが、2シーズンぶりの敗戦。 上位・下位混戦で終盤に向かう。

2025年03月17日 | ラグビー

ラグビー、リーグワンは週末に第11節。
18節のリーグ戦ですから、
2/3近くを消化し、
ここからが勝負となります。

ちょっと今季を見てみると、
やはり埼玉ワイルドナイツ(パナソニック)が無敗の10勝1分(勝ち点44)で首位を快走。
昨年もリーグ戦は無敗で駆け抜けましたから、
2年連続の”無双状態”でその力は抜けています。

2位には昨年のディフェンディングチャンピオン、ブレイブルーパス東京(東芝)がつけます。
こちらは9勝1敗1分(勝ち点38)で、敗れたのは静岡ブルーレブスに対して。
埼玉ワイルドナイツとは引き分けています。
今季は選手も揃っていい面もたくさん出ていますが、
どの試合も大接戦に持ち込まれて、最後にヒーヒー言いながらなんとかゴールに飛び込むっていう試合が続いていますね。
どのチームとも戦うと接戦になってしまうというところが、
他の上位チームとちょっと違うところ。

今のところはこの接戦をことごとく獲れていますのでいいのですが、
ちょっと間違うと大きく後退してしまう危険をはらむ戦いですね。
昨年は後半戦でグッとチーム力を伸ばしていって、
プレーオフにチーム力がピークになっていましたが、
今季はそのあたりのコンディション調整、
どうなるでしょうか。

3位は一昨年のチャンピオン、
クボタスピアーズ・東京ベイが7勝2敗1分(勝ち点34)で、
どんどんチーム力を上げてきています。

東芝との直接対決には敗れましたが、
やはり重戦車FWやキレのある攻撃などには屈指の実力を持っていて、
今季2期ぶりに王座に輝いても全くおかしくはありません。

そして4位は今季大躍進の、
静岡ブルーレブス(ヤマハ)が上がってきています。
成績は7勝3敗(勝ち点31)
何しろそのFWの力強さたるや。。。。

リーグの中で、上位にとっては最も怖いチームであるような気がしますね。

そして以下、
横浜キャノンイーグルス、神戸コベルコスティーラーズ(神戸製鋼)、東京サンゴリアス(サントリー)と続き、
このあたりが上位6チームによるプレーオフトーナメント進出を狙っています。

下位の争いも激しく、
下3チームが入れ替え戦に出場しなければなりませんが、
浦安Dロックス(NTTドコモ)、トヨタヴェルブリッツ、相模原ダイナボアーズ(三菱重工)、三重ホンダヒートがつばぜり合いを展開しています。


そんなリーグワンの週末。

まずは金曜日の試合で、
トップを狙うクボタが秩父宮の”ナイトゲーム”で最下位の浦安Dロックスと対戦。

これがとんでもない試合になりました。

Dロックスが試合を支配して、
後半開始早々まで何と22-0とリード。

3トライ3ゴール以上の差に、
さすがにスピアーズヤバいか・・・・・・と思ったのもつかの間、
スピアーズが猛反撃に出て、
その後15分余りの間にあっという間の4トライで逆転。
圧巻のパフォーマンスでした。

そして終わってみればクボタが順当に勝利を収めて勝ち点を38に伸ばしました。

翌日。

一足早い時間帯に始まったのは東芝ブレイブルーパスとトヨタヴェルブリッツの一戦。
トヨタは今季期待されていたにもかかわらず、
まったく期待に反するプレーとなってしまい降格圏まで沈むという落ち込み方。

しかしFWにはグレイはいるわフーパーはいるわ、
SHはあのアーロン・スミスだわ、
「なんで負けが込んでるの?」
と不思議なチームです。

それにしても、
豊田スタジアムには、
ホント沢山のお客さんが詰めかけていて、
いい雰囲気の試合でした。
雨は降っていましたがね。

試合は東芝が前半トライを重ねて21-3と予想通りのリード。
しかしここでフィリゼルにイエローが出て一人少なくなるというところで、
試合の流れがガラッと変わりました。

1トライを返してトヨタが得点差を縮めると、
後半ゴール前で何度も何度も反則を犯し、
挙句にイエローでSH小川がシンビンになると、
耐えきれずに2トライを浴びて22-26とわずか4点差に。

しかしここでトヨタの攻撃時に痛いハンドリングミスなどが出て、
何とかこの試合も東芝が逃げ切って2位を守りました。


そしてその後に、
信じられない知らせが。。。。。

なんと埼玉ワイルドナイツが、
静岡ブルーレブスに敗れるという大波乱。

これは驚きました。
何しろあのワイルドナイツの攻撃陣が、
何とわずか1トライに抑えられたというのですから、
驚いてしまいます。

こういう試合もあるんだなあ・・・・・・

何な感じです。

一方静岡BRは3トライを挙げ、
完勝と言っていい内容でしたね。

静岡はもしかしたら、
優勝へのダークホースとなってきますね。

何しろ、
1位の埼玉ワイルドナイツ、2位のブレイブルーパス東京の2チームを、
両方倒してきているんですから。。。。。
ちなみに両チームとも、
今季はまだ1敗しかしていません。。


これで1位のワイルドナイツと2位のブレイブルーパスとの勝ち点差は3。
そして、
いよいよ来週末、
今季2度目の対決が秩父宮で行われます。

順当に行けばプレーオフ決勝で対決してもおかしくない両チーム。
前回の対戦では28-28の引き分けでしたから、
今回の試合はより以上に熱を帯びてくることは間違いないですね。
楽しみです。

舞台も秩父宮ですから、
中盤の大一番といってもいいでしょうね。

そして昨季まで毎年プレーオフに進出を果たしていた横浜キャノンイーグルスとサントリーサンゴリアス東京がいずれも下位チームに痛い敗戦。
これで11節を終わり、順位は以下のようになりました。

1.埼玉ワイルドナイツ       勝ち点 45
2.東芝ブレイブルーパス東京        42
3.クボタスピアーズ東京ベイ        38
4.静岡ブルーレブス            35
5.神戸コベルコスティーラーズ       29 
6.横浜キャノンイーグルス         26
7.サントリーサンゴリアス東京       21
8.ブラックラムズ東京           20
9.三重ホンダヒート            18
10.相模原ダイナボアーズ         18
11.トヨタヴェルブリッツ         15
12.浦安Dロックス              6


さあ、後半戦はどうなるか?
上位、下位に差のなくなったラグビー、リーグワン。
明日の行方は、混とんとしています。



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