ラグビー日本代表は、
北九州でウェールズとのテストマッチ。
ウェールズは現在テストマッチで17連敗中。
ティア1のチームとしては、
日本にとってはいま「一番勝ちやすい相手」であり、
とにかく勝たなきゃ何も始まらないという、
本当に大事な一戦でした。
午後2時キックオフの試合は、
とにかく酷暑の中での試合。
こりゃ日本、
絶対に体力負けしてはならんで〜
なんて思いで見ていましたが、
前半は相変わらずのエラーが多い試合で、
どちらかと言うと日本の方が暑さにやられている感じがしていました。
7-19で折り返しましたが、
やはりウェールズはさほど強いとは感じられず、
「これは日本がきちんと試合できれば、必ず逆転できる」
と思わせてくれました。
後半日本は、
ようやく相手陣で試合をすることが多くなり、
苦手なコンテストキックにもなんとか対応して、
さらにスクラムでは優位を保ち、
ジワジワと流れを掴んでいきました。
身びいきではないですが、
やっぱりリーチがすご〜く効いていたように思いましたね。
そして30分過ぎにようやく逆転。
そのまま逃げ切って24-19の勝利。
内容は褒められていいのかどうなのか、
ちょっと微妙ではありましたが、
とにかく勝ったという結果が、
今のジャパンには一番大事なこと。
徐々に徐々に、
自信をつけていってほしいと思います。
それにしても、
中継がNHKでよかったなぁ。
外で手元での観戦でしたが、
ストレスなく最初から最後まで見ることができましたからね。
ありがたやー。
来週も同じカードが組まれています。
それを見てから、
今後について考えられればな,
と思います。
なんにしても、
勝ったという結果が、
日本にもたらされました。
よかった、よかった。
後半途中までの内容からしたら、よく勝てたと思います。
正直、勝てる気がしませんでした。
まめちち様も指摘している通り、ハンドリングエラーの多いことといったら・・・
解説の堀江が、汗がどうたらと苦しいフォローしてましたが、相手も条件は同じですからねえ。
まあ、パススピードも含めて超速なのでしょうから、エラーしやすいのかな。
優しいパスだと成り立たないという風に解釈いたしましょう。
自分らの頃の弱小チームは、あんなパス(きついパス)した日にゃ先輩に怒られたなあ。そら強くなるわけない(笑)
しかし相変わらず肝心な場面でのミスが多かったですね。
そのためフェーズの少ないこと少ないこと・・・
もっと楽に勝てた試合だったと思います。あの相手には。
ほんとにウェールズ?と思うほど迫力は無いし、スクラムも弱いし、モールもラインアウトもなにもかも・・・
ちょっとがっかりでしたね。らしくない。
どうしちゃったんでしょ。18連敗ですか・・・
日本の不甲斐なさも手伝って、途中眠たくなってきたほどです。
しかし流れを掴んでからの攻めは見事でしたね。
相手も運動量が落ち、そのチャンスをものにしてしっかりトライまでつなげたことは評価できます。
ミスなくフェーズもしっかり重ねていいトライシーンだったと思いますよ。
ただ・・・
今回はウェールズに勝ったというよりは、ランキング12位のチームに勝ったという試合。
他のティア1の国に対して同じような試合ができるか?といえばやっぱりまだまだでしょう。
なによりもつまらんイージーミスをなくさないと!
超速した意味がないですよ。しんどい思いしただけ。
しかし今の代表には
「とにかく勝ったという結果が、今のジャパンには一番大事なこと。」
まさにこれに尽きると思います。
今までの流れがホント良くなかった。
次戦はホント大事ですよエディーさん。
ウェールズ相手に連勝というより、12位の相手にはしっかりと連勝といきましょう。
PS
しかしまあ、毎度毎度立ち上がりに失点の多いこと。
この失点パターン何度見た事か。
次も心配だなあ。
あと、まめちち様。
身びいきでもなくリーチは一番良かったと思いますよ。
少しでも前進しようゲインを突破しようという意思が誰よりも感じられますし、
ディフェンスにおいては鋭い出足のタックルと、こぼれ球に対する素早い好判断。
誰よりも輝いていましたね。
やっぱり頼りになり、ジャパンには欠かせない替えのきかない選手です。
まさにフランカーの理想形です。まだまだ頑張ってほしいですね。
hanahanaさん、こんにちは。
ここ1年半ぐらいのモヤモヤを吹っ飛ばしてくれた、とまではいいませんが、
とにもかくにも勝ったという事は、本当によかった。
ポジティブにとらえていいと思いますね。
とにかく今の日本には、勝つということが一番の薬、と思いますから、よかったと思います。
前半、そして後半の頭ぐらいを見ていると、やっぱり超速ラグビーというのは無理があるんじゃないかと思いましたが、少しこうやって結果につながると、選手たちも自信をもって今後進んで行けるのではと思いますね。
それにしても、ウェールズにはなんか、ホント失望感しかありませんけどね。そりゃ18連敗するわ・・・・・って感じです。
しかしこの勝利を、額面通り受け取ってもいけないと思います。何しろ、気候を含めものすごくホームフィールドアドバンテージのあった試合なんですから。
今後ティア1のチームと伍していこうとするならば、もっともっとプレーの精度を高めて、「こうなったら日本のもの」というものを突き詰めていかなければいけないと思います。
そして、やはり感じてしまうのは、
解説、マスコミ、コメンテーター、ファン・・・・
すべてを含めて日本ラグビーに対して、
みんな優しすぎるんじゃないかという事です。
辛口ばかりが能じゃありませんが、
それでも「まあ見守っていきましょう」ではなくて、「愛すればこその厳しい意見」も、もっと必要ではないかといつも思っています。
厳しいことを言って追い詰めすぎない・・・・・は、ラグビーのすごくいいところでもありますが、やはり強くなっていくチームは、厳しい周辺の目があってこそ・・・・という気もしています。
日本サッカーも、厳しい目があってこその、この進撃だと思います。
温かい目で見つめながら、ダメなところはきちっとダメという・・・・・そんなメリハリが、求められている気がしてなりません。