プロ野球は始まって各チームとも9試合を経過。
そろそろいろいろ、今年の傾向が見えてきたりもしています。
ワタシは今年は、
WBC組の活躍が一番の「観戦の目当て」だったりするのですが、
それでもやっぱりごひいきチームの動向は気になるところ。
まずは3連覇を狙うヤクルトなんですが、
あれだけ打線が不調の中、
救援陣がなんと失点ゼロでここまで来ていて、
10試合経過で7勝2敗1分。
これから打線が調子を出してくると計算すると、
この開幕ダッシュはホント、
素晴らしいという言葉以外ないですね。
何しろ選手が、
多分「俺たちは強い」と自信を持ってプレーしているんじゃないでしょうか。
実際接戦を落とさなくなって「強さ」をアピールしていますね。
今後は浮き沈みもあるでしょうが、
そのあたりは高津監督が抜群の手綱さばきを今年も見せて、
グイグイ昨年のように爆走していってほしいものです。
一方パ・リーグ。
ワタシの「40年来の友」である埼玉西武ライオンズ。
しかし近年はフロントをはじめとし、
他チームと比較しての”どうしようもない無力感”から、
非常に興味を失っているのも確かです。
今年もなんだか、
応援しているんだかしていないんだか・・・・・という感じで、
ゆるーくその戦いを見守っているんですが。。。。
絶望的な貧打の打線。
家貧しくして孝子顕わる・・・・じゃないですが、
「一人ぐらい、バ~ンと飛び出してくる奴、いないのかねえ」
なんて嘆くことしきりでした。
元々源田が欠場して痛いうえに、
新外国人たちは「は~あ、やっぱいつもの奴らと大差ないじゃん」というレベル、
さらに外崎が家庭の事情で欠場したと思ったら、
今度は山川が毎年恒例の故障で登録抹消。
全く持って「これ、もしかして2軍?!」
って感じのラインアップで、
2点を取るのに四苦八苦。
こんな体たらくで、さぞかし負けが込んでいるんだろうなあ・・・・・・・
と思っていたらなんと、
貯金があるじゃないですかあ。。。。。。
信じられない。
全く信じられない。。
って感じで見てみると、
「今年はこう戦うぞ~」
って宣言した投手陣、
とりわけ先発投手陣が、
ま~よく頑張っています。
先発ローテは、
高橋・エンス・平良・今井・隅田・松本の6人。
昨年ローテで10勝を挙げた与座がローテから落ちるほどの、
結構まとまった先発投手陣となりました。
そしてこの先発投手陣、
ここまでただ一人を除いて、
ホント頑張っています。
これまでの戦績は以下のとおり
◎;先発に勝ち ○;先発に勝ちはつかぬも、試合は勝ち ●;先発に負け ▲;先発に負けはつかぬも、試合は負け
3/31 高橋 8回 1失点 ▲
(4/1 エンス 3回 6失点 ●)
4/2 平良 7回 1失点 ○
4/4 今井 7回 0失点 ◎
4/5 隅田 6回 1失点 ●
4/6 松本 6回 0失点 ◎
4/8 高橋 8回 0失点 ◎
(4/9 エンス 3回2/3 3失点 ●)
4/11 平良 6回 2失点 ◎
ここまで9試合戦って5勝4敗。
背信ピッチングの続くエンスを除いて5人の先発ローテピッチャーたち、
7試合すべてにクオリティスタート、
そのうち4試合はハイクオリティスタートです。
その5人の防御率、
なんと・・・・・0.93ですよ。
この5人、
相手に1点すらやっていない。。
これって、
ものすごいことですね。
もちろんあれだけ打てないんで、
どんなにいいピッチングしたとしても、
後半はギリギリの試合ばかりなんですがね。
渡辺GMが数年前山賊打線のころに言っていた、
「うちは数年後には、投手王国になるよ」
という言葉、
にわかに現実味を帯びてきました。
まあ後ろの救援陣に難あり・・・・ってのが、
西武の西武らしいところでもあるっちゃ~あるんですけどね。
ここまでの戦いぶりは、
常にロースコアゲームを強いられているものの、
何とか先発が踏ん張って試合を壊さないで耐えて、
勝ちを粛々と拾っていっている・・・・・・
そんな感じです。
さて、
こういう戦い方で、
どこまで上位についていけるのでしょうか。
投手陣が崩壊したら、
はいそこまでよ・・・・のチームではありますが、
こうやって厳しい戦いをしながら成績が上がってくると、
なんだか「オレ達って、できるんじゃない?!」
って感じになってくるかもしれません。
そこに期待しつつ、
またゆる~く戦いを見守っていくのもまた一興
って感じのシーズンですね。
楽しいシーズンになってくれると、
いいけどなあ。。。
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