【忙中閑話】 え～～～！猪木が維新軍～～？！

昨日ニュースを見ていると、
石原慎太郎氏とアントニオ猪木が、
ニコニコと並んで記者会見しているではありませんか。

『何事か？』

と思って見ていると、
どうやら猪木が来月の参議院選挙に、
【日本維新の会】から出馬するらしい・・・・
とのこと。

最初は
『ふ～ん』
と興味なさげに見ていたのですが、
ふと『元プロレスファン』の血が騒ぎ出しました。

だって、
『あの猪木が、維新軍（？）から・・・ってことだよなあ』
ということに気が付いてしまったから。

それに気が付いてからは、
ひとりでニヤニヤしていました。


まあこの際、
日本維新の会がどうだとか、
猪木の政治能力がどうだとか、
そのあたりは完全に”棚上げ”してみると、
この構図、面白いですよね。


80年代初頭、
猪木率いるベビーフェイス軍団『新日本プロレス正規軍』は、
長州力、マサ斎藤、浜口らの『維新軍』と、
激しい抗争（？）を繰り広げていました。

プロレスファンが、
毎週心を熱くして見守った、
あの【黄金の70年、80年代】です。

その『正規軍』総帥である猪木は、
『維新軍』憎しとばかり、
散々痛めつけていましたね。

ああ、
あの熱いバトルの日々、
まざまざと蘇ってきます。


その猪木が、
30年の時を経て、
自ら『維新』を名乗って戦う（？）なんて。

時代も変わったもんだなあ。


ということで選挙の最中は、

『維新の猪木です』

なんていう言葉が連日、
ニコニコした猪木の口から発せられるんでしょうなあ。

どうせならこう言ったら？

『正規軍から維新軍に鞍替えした、猪木です』



ある意味、
トホホな絵柄だね、こりゃ。