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SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

小出義雄氏逝去。 東京オリンピックを待たずして。。

2019年04月25日 | オリンピック

シドニー五輪金メダルの高橋尚子や、
バルセロナ・アトランタの両五輪で連続メダルを獲得した有森裕子ら、
数々の女子長距離ランナーを育てた名指導者の小出義雄氏が、
24日に亡くなりました。享年80歳。

日本人に「スポーツの指導者」を一人上げてくれとアンケートを取ったら、
必ず10本の指に入るであろう名指導者が、
天に召されました。

小出義雄氏といえば、
まず思い浮かぶのがQちゃんこと高橋尚子選手。

素晴らしい走りとさわやかな笑顔が印象的な彼女のそばには、
いつも小出氏の姿がありました。

しっかりと妥協のない指導をしながら、
決して選手のモチベーションを下げない魔法の言葉を持った人という印象が強く、
マスコミへの対応も見事なものでした。

その時期にはもう還暦を過ぎたベテラン指導者という年齢でしたが、
彼の打ち出すものは常に”新機軸”という感じがして、
古い常識にとらわれない、
先進的な指導という事を常に感じていました。
そういえば、彼の著書も読みましたね。

そして女性アスリートの心をつかむその指導法、
凄いなあと思いました。
男性よりもずっと難しい女性アスリートを大きく育てるその秘訣は、
やっぱり「大きな愛」だったのではないでしょうかね。

とにかく、その選手を一人前にしたい。。。。
その思いがすごく強かったように感じられました。

たくさんの選手に慕われて、
たくさんの結果を残し続けた、
見事な指導者人生だったと思います。

そして日本の陸上界に、
多大な影響を与えてくれた指導者でしたね。

どうか安らかに。
そして来年の東京五輪、
沿道の上に陣取って、
日本の選手たちを励ましてやってほしいと思います。


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