ニュージーランドW杯で開幕の遅れた今シーズンのラグビー・トップリーグ。
優勝争いとプレーオフ進出争い、
いずれも最終節までもつれ込み、
近年にない激戦となりました。
昨日の秩父宮。
第1試合が優勝をかける、前週まで1位のサントリー vs この試合に勝てばプレーオフに進出できる神戸製鋼の一戦
最後の最後まで、
激しい攻防が繰り広げられました。
後半30分を過ぎて神戸製鋼がPGを決め1点のリード。
しかしリードされてもあわてることのなかったサントリーが、
じわじわと敵陣に迫り最後は長友が逆転のトライ。
そのリードを守り切って勝利。
シーズンの1位通過を決めました。
敗れた神戸製鋼は、
あと一歩のところでプレーオフ進出を逃し、
悔しい終戦となってしまいました。
第2試合は、
第1試合の結果を受けて順位がほぼ確定してしまったため(パナソニックの優勝が事実上なくなってしまったため)、
モチベーションの上がらない試合となり、
東芝がパナソニックを一蹴。
2年ぶりの勝利を挙げました。
この結果、
1位 サントリー
2位 東芝
3位 パナソニック
4位 NEC
となり、
1週空けてのプレーオフは
サントリー vs NEC
東芝 vs パナソニック
となりました。
どちらの試合も拮抗した展開が予想され、
予断を許しません。
さて、
今シーズンを振り返ると、
相変わらず上位の顔ぶれは変わりませんが、
中位との差は確実に縮まってきており、
混戦となってきています。
5位 近鉄
6位 神戸製鋼
7位 リコー
8位 ヤマハ
ぐらいまでは、
ほぼ上位と横一線に並ぶぐらいの力と勢いを感じました。
特に近鉄の躍進には驚きましたね。
コカコーラ・ウェストとホンダの2チームは自動降格が決定しましたが、
この両チームだけが上位陣はおろか中位陣にも全く歯が立ちませんでしたね。
キャノンが初昇格してきますので、
来年はそのあたりも楽しみにしていきたいと思います。
最後に、
昨日の2試合を観戦して思うこと。
ますます大学勢との差が広がったことが実感されたということです。
ブレークダウンでの集散の速さ、
そして球出しのスピーディーさ。
すべてが”段違い”ですね。
どうしてここまで差が開いてしまったのか、
分かりませんが、
そういう点を日本選手権で見るのもまた、
興味深いと思っています。
ラグビーシーズンは、
ここから佳境を迎えます。
トップリーグのプレーオフ、
日本選手権。
どこが最後に栄冠を勝ち取るのか・・・・
まだまだ波乱の要素はたくさんあり、
どこがブレークしていくのか、
予断を許しません。
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