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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ワールドカップラグビー2023ファイナル  南アフリカ連覇! それにしても、言葉がないぐらいすごかった!

2023年10月29日 | ラグビー

《ラグビーワールドカップ 2023》 〜フランス〜

 
【決勝】
 
南アフリカ 12ー11 ニュージーランド
 
 
それにしても凄い決勝でした。
すごいという言葉しかありませんでした。
 
後半の40分。
この両チームの攻防には、
本当に言葉が全く出ませんでした。
 
スタッツだけ見ると、
トライは両チームでわずかひとつ。
しかしその内容は、
本当に濃くて濃くて、
もーなんというか、
「ラグビーってすげーなぁ」
としか思えないような。。
 
そんなすごい決勝でしたね。
 
何しろオールブラックス、
前半最初からイエローで1人少ない局面に陥りスプリングボクスにショットで点を重ねられ、
さらに反撃だと思ったところで、
なんと主将のケーンがイエローからレッドで退場。
 
まあルールだから仕方がないとはいえ、
あれでレッドだったら、
ホント走ってくる相手にタックルなんかいけなくなっちゃうよな・・・ってのがワタシの感想ではあります。
 
1人少なくなったオールブラックス。
もとよりスプリングボクスの強固なディフェンスを破るのはなかなか厳しいと思っていた中ですから、
「こりゃホントに厳しい」
という中での戦いを余儀なくされました。
 
後半の途中まで、
オールブラックスのアタックはことごとく止められていましたので、
その影響は大きかったですね。
 
しかし王国・ニュージーランド。
やっぱり彼らは誇り高きオールブラックスでした。
 
後半立ち上がりのスプリングボクスの猛攻をなんとか凌いだあとは、
魂のアタックでトライを奪い、
わずか1点さに詰まると逆転を信じて、
まさにオールブラックスらしい攻めを展開してくれましたね。
 
しかしその攻めが「決まったか〜」という最後のところで、
今度はスプリングボクスの魂のディフェンスが何度も何度も炸裂しました。
 
デクラークのチャージやら足払いタックルやら、
ひとつでも破られていたら、
確実にオールブラックスは逆転していたと思います。
 
そのぐらいのギリギリの攻防でしたね。
いゃ〜最後の20分ほど、
ホントに凄かった〜!!
 
まあ、モウンガとバレットのキックが入っていたら、
それでも逆転していたんですがね。
ラグビーの神様は、
今回はスプリングボクスに「連覇せい」
と思っていたのかな?!
 
まあ何しろスプリングボクス、
準々決勝からの3試合、
なんと全て一点差勝ちですからねぇ。
 
ラグビーという競技で、
こんなのどんなトーナメントでも、
見たことありません。
後にも先にも、
今回が唯一なんじゃないですかね。
 
そんな苦しい試合の連続を、
勝ち切っていくスプリングボクスの凄み、
存分に感じました。
 
そしてやっぱり、
スプリングボクスは、
「やるべき人がやった」
ということに尽きる感じですね。
 
五郎丸さんも言っていましたが、
やはりここぞという時に活躍するのは経験のある選手ばかり。
 
デクラークにしてもポラードにしても、
一次リーグでは出番も限られていて、
さほど目立つシーンもありませんでしたが、
やはり決勝トーナメントになってからは「頼りになるのはベテラン」とばかりに起用され、
そして期待以上のことをやってのけてくれました。
さすがとしか言いようがありません。
 
そしてコルビ。
70分を過ぎてイエローをもらい、
下がってからはグラウンドを見ることができませんでした。
 
それだけワールドカップの決勝という舞台は、
選手にとって何者にも変え難いものなんですね。
しかしあのイエローのプレーだって、
あれコルビが手を出さず外に通っていたら、
オールブラックスはトライまで持ち込んだかもしれませんよね。
まさに紙一重のプレーでした。
 
ホント、
スプリングボクスは素晴らしかった。
前回以上に、
彼らの魂、そして勝利に賭ける執念を感じさせてもらいました。
 
 
一方敗れたオールブラックス。
 
本当に紙一重の勝負でした。
「あそこが通っていたら」
というプレーが、
少なくとも3度4度ありました。
 
普通の試合だったら、
その3度4度のうち少なくとも1回ぐらいは、
トライに結びつけるのがオールブラックスでしたが、
今日はスプリングボクスに守り切られてしまいました。
 
しかし14人での戦いながら、
本当に素晴らしい戦いを見せてもらいました。
これだけの死闘になったのは、
ひとえにオールブラックスの気迫と誇りがあったから。
それに尽きるでしょうね。
 
最後も不利と言われたスクラムで押し込む姿などは、
王者の誇りそのものでした。
 
本気の本気になった時のオールブラックスの凄み、
存分に見せてもらいました。
 
さて今大会、
一次リーグは日本の戦いで大いに盛り上がらせてもらいましたが、
決勝トーナメントに入ってからは、
なんというか、
ラグビーというものの楽しさ、凄さを存分に感じさせてもらいました。
 
何しろ負けたら終わりの準々決勝からの8試合。
そのうち7試合が最後のワンプレーでひっくり返る接戦だってんですから、
こんな凄い大会、ありますかねぇ。
 
ホント、
楽しくて楽しくて、
大会前よりもっともっと、
ラグビーが好きになってしまいましたよ。
 
戦術面とか技術面とか、
これまでなかなか踏み込めなかったところにも、
今回はいい解説陣の解説とともに、
初めて踏み込ませてもらった気がしていますし。
 
あー面白かったぁ。
 
そして今日の決勝を戦ったスプリングボクスとオールブラックスから、
リーグワンになんと13人も来るらしいので、
そちらも本当に楽しみです。
 
またいつか、
日本でワールドカップ、
開催してほしいなあ。
 
オリンピックはもう開催せんでいいから、
ラグビーとサッカーのワールドカップ、
招致してちょうだいよ。
 
ということで興奮の大会も大団円を迎えました。
オールブラックスの大ファンのワタシとしては「終わりよければ・・・」とはなりませんでしたが、
そんなことは単なる結果。
 
こんな凄いもの見ちゃって、
コーフンがしばらくは収まりそうもありません。
 
 
◇ちょっとだけ追記
今日の決勝は日テレの放送でしたが、
やっぱり最後の締め方は不満でしたね。
試合終わったら余韻も何もなしにすぐ日本のスタジオに戻して、上田やら桜井やらの感想ばかり。
やっぱり作りがスポーツ中継じゃなくてバラエティだね。
日テレは民放ではかなりマシな方なんですが、それでもこれですからね。
 
大体そのスポーツが大好きで見ている人たちの誰が、芸人やらアイドルあがりやらの解説が聞きたいんだろう。不思議だ。。

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いや~すごかった(こればっかり) (hanahana)
2023-10-30 01:37:11
最後の最後まで手に汗握る攻防でしたね。
まさに死闘。いや~すごかったあ。
毎度毎度同じ感想で語彙力ねーのかよと思われるかもしれませんが、それしかねーんです。

まず試合前の両チームのアンセムでゾクゾクし、南アを前にしてカパオパンゴ。
W杯の決勝の舞台でこのシーンは絵になりますねえ。見てて痺れます。

前半は完全に南アペースで進み、数少ないチャンスも南アの必死のディフェンスでなかなかものにできませんでした。
リーコへの飛ばしパスが完璧に決まったかに見えましたが、アレンザのナイスタックルで得点ならず。
反対側のウイングのコルビまで戻ってのディフェンスシーンは見ごたえありましたね。

後半すぐの南アの猛攻もよく凌いだと思います。
ホントよく凌いだ。やられたあ!と何度か思ったか。

しかし、コリシがイエローで退場してから流れがオールブラックスに傾きましたね。
PG狙わず、トライを取りに行く選択した時の会場の盛り上がりと、オールブラックスコール。
やはりラグビーファンに愛されているんだなと実感しました。

ラインアウトから展開し、モウンガが独特の緩急をつけたステップとパスダミーで抜け出し、
最後アーロン・スミスが飛び込んだシーンは、思わず叫んでいました。まだ夜明け前で寝静まっているのに(笑)
今大会、個人的に一番コーフンしたシーンでした。

その後も攻守の入れ替わりの激しい一進一退の攻防。
ラスト3分は力が入りました。

残念ながらオールブラックスは敗れましたが、王国復活といっていいでしょう。
なんせ一人少ないながらあと一歩のところまで追い詰めましたからねえ。
モウンガとJバレットが外したのが正直痛かったなあ。


この試合も含めて大満足の大会でした。
特にスタジアムの雰囲気が素晴らしかったですね。
やっぱラグビー最高!!
4年後(なげぇ~・・・)のオーストラリア大会、気長に待つとしよう。



PS
早朝の日テレを見て夕方のNHKの録画も録画して見ましたが、(変な言い方?)一度見ているのに早送りすることなく楽しめました。
これ、放送が逆だったら録画もしていなく、見てもなかったと思います。
まめちち様が仰っているように民放は余韻に浸れませんね。

それが顕著だったのが、この前のバスケ。
勝って嬉しいんでしょうけどスタジオに戻ってから騒がしいこと・・・。

今回日本がアルゼンチンに敗れた時も、なぜかイチローが映って(いきなりでした)敗れたけどありがとうニッポンみたいな。
負けて悔しいなあ・・・と余韻?に浸っていたのに「え?なにこれ?」。すごい違和感を覚えました。余計なんですよ。
(サッカーW杯の時は綾瀬はるかバージョンだったような・・・)
ホント、バラエティ感覚で作んなやって思いますね。(そんなつもりはないかもしれませんがそうなってしまうんでしょう)

あと、3位決定戦。
イングランド戦で必ず聞こえるスイングロウが一切聞こえませんでした。
途中で、あれ?なんか変だぞ?スイングロウが聞こえない!
不思議な感じでしたね。(厳密に言うと後半の最後の方で微かにそれらしき歌が聞こえるかな?というレベルでした)
返信する
Unknown (まめちち)
2023-10-30 08:14:42
hanahana様、コメントありがとうございます。

ホントすごかったですね。まさに、死闘という言葉がこれほどぴったりくる試合もあまりないんではないでしょうか。
最後の最後まで、息ができないぐらいの戦いでした。

オールブラックスが負けたのは確かに悔しいのですが、なんというか、こんなすごい試合を見せてくれてありがとう、という感覚しか沸きませんでした。終わってからしばらくは。

それから放送については、やっぱり今回も、民放のなんというか作りの杜撰さにはちょっと辟易って感じでした。
解説については、広瀬さんと五郎丸さんのツボをつかんだ解説が秀逸でしたね。対して、正直長くやっているはずの大畑さんの、言葉が上滑っていく解説はちょっと・・・・・と感じてしまいました。

今回はNHKの中で、細かい技術的な部分とか戦術的な部分を、かなり解説してもらった気がして、本当に面白かったです。
ますますラグビーにはまっていきそうです。

さて、野球ですが、hanahanaさん推しのタイガース、いい戦いを続けていますね。(昨日はちょっと敗れましたが)
それから秋季高校野球も、高知県勢は明徳と高知が準決勝激突で、どちらかの選抜は確定。いい秋になっているっていう感じですね。

冬から春に向けて、また楽しみが増えてきますね。
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