入院準備

【２００７年・５月】

女医のクリニックから希望の総合病院に紹介状を書いてもらい
５月３０日に入院が決定！
その間ＰＥＴとかに通わなくてはならないけれど
結構、日数に余裕があったので、ゆっくりと準備に取りかかれた


先生の話では、子宮頚ガンⅡｂ期で、抗ガン剤と放射線治療を
併用して、癌巣がちっちゃくなったら手術もありうるとの事！
フッフッフッ！・・・ネットの体験記で調べた知識で、バンダナやら
ファニーなひもパンも買いましたよ！
（しかし、その後の検査でⅢｂ期と判明・・・手術は無くなった）　
勝負下着用にとっときますか・・・


放射線治療で、卵巣が駄目になるから、更年期障害が出てくると思い
風水の先生が言っていた、偽ホルモンを放出させるべく
ベッドまわりから洗面道具まで、ピンク・ピンクで揃えました・・・
しまむら～から100均、フル活用！


同時進行で、家の始末・入院中の子供達の世話の事・万が一用ファイルの作成・遺言状
などの準備も怠りません・・・


どんな状態でも　女って、買い物となると嬉しくなっちゃうんだよね～楽しかったです！

告知

【２００７年・４月】

最悪・・・最悪という言葉しか浮かびあがらない・・・
問診票・血液検査・尿検査、結果が出ない内に触診台で、
「あんた、やばいよ癌だよ」と女医のお言葉・・・
すぐに組織診「痛ーっい！！！」


足ガクガク、震えが収まらぬ内に着替えて、診察室へ・・・
以下、先生→Ｄ　私→Ｗ


Ｄ：あんた、どうすんの？間違いなく癌だよ！

Ｗ：先生におまかせします・・・

Ｄ：ここじゃあ、治療できないからねぇ

Ｗ：・・・

問診票を見ながら・・・

Ｄ：２０年もタバコ吸ってたの？　ばかじゃないの！
　　だんなさんも亡くなってるんだ・・だんなもタバコ吸ってたの？
　　なんで、亡くなったの？

Ｗ：肝硬変で・・・

Ｄ：タバコだよ！タバコのせいだよ！　あんた、子供可哀想だと
　　思わないの？あんたたち二人は好きでタバコ吸って体悪くしたん
　　だろうけど、子供達にも煙害って言って害があんの！
　　無責任な親だから、死んでもしかたないね！

等々、タバコにまつわる害を延々と語られ、ばか親だの癌検診を受けるのは
義務だのなんだのと熱く語られるのを「はい　はい」と聞きながら
受け流しに入りました・・・

おかげで、癌のショックより女医への腹立たしさで
帰路に着いたことは、不幸中の幸いだったかもしれませんね・・・
冷静に病気のこと受け入れられたもの・・・

でも、２度と行きませんから～っ