薔薇色きぶん

夫の死を乗り越え、自身も子宮頚癌を経験した お気楽未亡人の日々の日記

入院 (5月)

2007年09月17日 | 入院(2007.5)
【2007年・5月30日】

入院初日、ロビーからお部屋まで、看護士さんに荷物を運んでもらい、
冷蔵庫やテレビなどの使用方法やトイレ・シャワー室・洗濯室などの
館内を案内してもらい、パジャマに着替えてお部屋で待機


その後、ナースステーションで、身長・体重をはかり、
明日からの治療内容を先生と看護士さんから説明を受ける


あとは、なんにもする事がないので早速、病院内の探索!
主人が入院していた頃より、キレイで庭まで出来ている・・・


娘の学校が近いので、放課後、地下の喫茶店でお茶をする・・・
私は紅茶、娘はハヤシライス!
私:「えーぇっ! 随分、本格的じゃん・・・晩ご飯入るの?」
娘:「だってぇ、久しぶりだも~ん ここ来たら、これ食べなきゃぁ・・・」


はいはい、懐かしの味だもんね~  パパが初めて入院した時、
あなたは小学4年生・・・これが楽しみで見舞いに来ていたようなもんだものね!
でも、せっかく作ってくれてるあばあちゃんの料理も必ず食べろと釘を差す!


部屋に戻ると、メ・・メロンがある・・・
Y美からの差し入れだ・・・ありがとう!ありがとう!友達っていいにゃぁ・・・
明日からの治療、これで頑張れる!

(後日、「あんた、病人のくせにウロウロ出歩くんじゃないよ!」と、
 お叱りを受ける・・・)


【2007年・5月31日】

朝8時半より、点滴(抗ガン剤)開始!シスプラやトポテシン、栄養剤など
計6本で、終了時間は午後5時半・・・
長いのと、おしっこの回数が増えた位で、噂に聞く吐き気も無い・・・

この日は、3食とも完食
こんなんで、本当に効くんだろうか・・・???
同室の卵巣癌と闘うおばさまが、
「食べられるって、すごいね・・・私は食べられなくって体力が落ちて・・・」と、
おっしゃっていましたが、私は抗ガン剤の効かない体かもしれないと
不安に陥りました。


でも、おばさまの言うことはもっともだと思い直し、昨日もらったメロンを
こっそり、食べました。

(だってぇ・・同室の方、食事制限のある方と食べられない状況の方だったん
 ですもの~・・・カーテン締めて、皆が寝静まった夜中に食べましたよ~)

おいしかった・・・ごちそうさまでした
明日からの放射線治療もがんばるぞっ!