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GのBIM備忘録

BIMでBEM:少しまじめに「エネルギー評価」をしてみた

2018年10月24日 | BEM

今日は少しマジメに「エネルギー評価」機能を試してみたいと思います。

御題はサッシ。

サッシのアルミを最近流行り?の樹脂にしたら、どの程度のCO2削減になるのでしょうか?

① アルミサッシでは

 

② 枠を樹脂にすると

 

③ 枠をアルミのままでガラスを複層にすると

 

 

 

ここまで外壁の断熱材をウレタンt30で計算してきました。

そこで先ず、サッシのアルミ枠を樹脂に変えるのと同等の効果を断熱材の調整で出すとしたら、どの程度の厚さが必要なのか、試してみました。

ウレタンを倍の60mmにしてみました。

床と屋根は変えていません。

 

更に

床断熱材のポリスチレンフォームを80mmから150mmに変更

屋根断熱のウレタンフォームを50mmから100mmに変更

ようやく同程度の性能になりそうです。

 

では複層ガラス波の性能にするにはどのくらいの断熱材が必用なのでしょうか。

試しに

外壁断熱材:硬質ウレタンフォームt100

床断熱材:ポリスチレンフォームt200

屋根断熱材:硬質ウレタンフォームt150

以上の設定で計算してみました。

 

今回の計算結果で見る限りは、サッシのガラスを複層にするのはやはり効果は大きいようです。

以上、少しマジメな「エネルギー評価」機能の試行でした。

 


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