姫路市 なかむら整骨院~日本初・医学的根拠ある整体~

内海聡医師、薬害研究センター認定セラピスト。日本初、医学誌に掲載された整体。

動物愛護。

2009-08-10 | Weblog
こんにちは。


先日、チラッと写真の雑誌を見かけました。


最近のペット事情について書かれてありました。


飼い主が自分の生きてるペットを始末してくれと、動物愛護センター等に持参するらしいですね…
その数、年間30万頭。

『自分の子供の教育にとペットを飼ったが、子供が独り立ちしたから、ペットが不要になった』

『いくらシツケしても鳴き止まないから、始末してくれ』

そんな理由で、ペットを殺してしまうそうです。

昔は、野良犬や野良猫の里親を探し、見つからない場合は麻酔薬で始末するとは聞いた事がありました。

しかし、今は麻酔薬なら経費がかかるらしく、ガス室で始末するそうです。

記事にもありますが、ガス室に閉じ込め、二酸化炭素を充満させる。

息苦しくなった犬は、
『カリカリ』

と激しく床を爪でかくそうです。

二酸化炭素濃度が上がり、次第に音が大きくなり、やがて消えるそうです。

鳴き声や吠える声も聞こえず、ただ床を引っかくそうです。

犬の最期の声なんだろうと…


涙が出ますよ。


そして、ガス室の床が開かれ、下には焼却炉があるそうです。


むごいです。


僕の愛犬のロクも、元々は捨て犬でした。

大阪に勤務してた頃に患者さんが

『近所にラブラドールを二匹繋いだまま、引越したアホな人がいる。

一週間くらい鳴きっぱなしやわ。

茶色と黒色やけど、黒色ラブラドールは人気があからって、里親がいるらしい。

しかし、茶色ラブラドールは引き取り手がないから、保健所に引き取ってもらうわ。』

と言ってました。


それから数日後、たまたまその犬の話しになり、保健所で殺される段階になり、逃げ出したそうでした。

余程愛着があるのか、自分を捨てた飼い主の家に戻って来たそうでした。
飼い主は引越してますが、帰らない飼い主を待ってたみたいです。


仕方なく、面倒を見てたそうですが、やはり飼いきれず、再び保健所に送られそうになったと聞きました。

僕は、どんな犬が知らないし、見た事もない犬ですが、

『僕が飼いますわ』

と言い、車でまだ見ぬ捨て犬を貰いに行きました。

実は、まだ子犬だろうと想像してましたが、その人の家から飛び出してきた捨て犬のロクは、めちゃくちゃデカい!


成犬やん!


そして、僕が新しい飼い主であると気付いたのか、やたら愛想を振りまきます。

まるで、そうしなければならないように芝居をしているような、
そんな感じに見受けられました。

捨てられた淋しさでしょうか?


ところが、僕の目を見ると、すぐに目を反らします。

人間不信なんだろうかなと思い、家の中で飼うことにしました。

多分、2ヶ月くらいは目を合わしてくれませんでした。

今や、ロクは大事な家族です。


一度捨てられた悲しみを知ってるロクです。


捨てられた犬の淋しさや、犬の気持ち、少しは分かる気がします。
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