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株式会社ANの社長ブログ

株式会社AN社長向山かおりです。ナチュラルワイン×沖縄料理飲食店を経営。経営や社会課題に関する情報を発信します。

【株式会社AN】SDGsにエコな生活で貢献ー3R推進月間の取り組み

2022-10-12 12:55:15 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回のブログでは、SDGs週間にちなんで、『HAPPY EARTH FESTA|GLOBAL GOALS WEEK』という沖縄県で開催されるイベントについてご紹介いたしました。

10月は、環境省の定める「3R推進月間」です。

3R推進に対する理解と協力を求めることを目的としており、国内でも、イベントやキャンペーン、フォーラムなど様々な取り組みが行われています。

3Rについて、廃棄物等の発生抑制(リデュース)・再使用(リユース)・再生利用(リサイクル)を指すということは、ご存知の方も多いでしょう。

以前、アップサイクルに関連してこのブログでも触れましたが、 物を大切に使うことで、地球の環境と人々の健康を守ることにも繋がります。

SDGsの目標で深く関わってくるのは「12.つくる責任、つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」など。

環境省は、循環型社会のライフスタイル「Re-Style」を提唱し、3Rについて様々なコンテンツを発信しています。

パートナー企業も、環境省と提携して3Rを促進する取り組みを行い、積極的に循環型社会の構築に向けて「Re-Style」を支援しているようです。

なかでも、10月の3R推進月間には、消費者キャンペーンとして「選ぼう!3Rキャンペーン」を実施しており、今年も2022年10月1日~12月30日に開催されます。

このキャンペーンは、期間中にエコな商品を選んで買い物をし、購入レシートで応募することによって、抽選でエコな商品をプレゼントするというもの。

3Rのうち、まずはリデュースを心がけ、「ごみになるものを買わない、もらわない」「長く使える製品を買う」行動を呼びかけているそうです。

対象となるのは、主につめかえタイプや再生素材を使用した日用品。 日頃のちょっとした行動を変えることで、エコな生活に繋がるんですね。

当社の経営するオーガニックショップやヘアサロンでも、環境に配慮した商品をこだわって取り扱っています。

エシカルな消費行動によって、気軽にSDGsに参加することができることを、広く発信していけるよう、今後も事業展開していきます。

引き続きよろしくお願いします。

 

【株式会社AN】SDGs週間の取り組みー沖縄の地からサスティナブルな社会を考える

2022-09-24 20:24:14 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、サスティナブルな社会の実現に資するアップサイクルについてご紹介しました。

ごみとして捨てられているものも、アップグレードして作りかえることでさらに価値あるものとして生まれ変わり、SDGsの目標達成につながります。

SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。

毎年9月後半の国連総会が開催されるこの時期は、SDGs週間として日本でも全国各地で様々な自治体、企業、団体等がSDGsに関するイベントが行われます。

中でも沖縄では、『HAPPY EARTH FESTA|GLOBAL GOALS WEEK』という国内最大級のイベントが2年連続で開催されています。

SDGsの意識を高め、行動につなげるため、多くの自治体、企業、異なる業界で活躍する幅広い世代の方々とコラボレートしながら、SDGs週間に合わせて様々な企画を行っています。

このイベントの目的は、 ・すべての人へのSDGs認知、意識を高め行動を起こすきっかけを共創すること ・幸せな未来を共創するチェンジメーカーを育成すること ・持続可能なソーシャルビジネスを創出し、新たな雇用の創出、幸せな地域づくりを共創する というもの。

『HAPPY EARTH FESTA』の企画には、生物多様性やサスティナブルツーリズムに関するものから、企業と社会のあり方、お金と幸せに関するZ世代向けの金融講座まで、様々な内容が含まれています。

SDGsというと、日常的にはごみの削減や、環境にやさしい素材への切り替えといった環境問題への取り組みのイメージが強いかもしれません。

健全な企業活動と個人の働きがい、心身の健康の実現の両立など、人間らしい生き方や自己実現の観点も重要なものです。

環境問題はもちろん、働き方や金融などの経済面やウェルビーイングなあり方といった、SDGsの17の目標に多様なアプローチをしている点は注目されます。

サンゴを代表とする日本においては特異な自然環境や、アジアと日本の貿易の中継地として発展してきた歴史などの多様さを持つ沖縄から、 こうしたメッセージが発せられるのは意義深いことと言えるでしょう。

当社の3つの理念においても、地球環境と私たちのライフスタイルの向上、事業を通した社会貢献、コラボレートによる新たな価値創出などを重要と考えています。

今後もSDGsの多様な目標の達成に事業を通じて取り組み、サスティナブルな社会の実現に関連する情報を発信していきます。

引き続きよろしくお願いします。

 

【株式会社AN】サスティナブルに暮らすーSDGsにも貢献するアップサイクルとは?

2022-09-18 09:09:44 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、株式会社ミヤモリの代表取締役専務、宮森穂様とのトークイベントの記事を書かせていただきました。

日本一のハトムギの生産地である富山県のルームウェア・基礎化粧品ブランド「Nercoccia(ネルコッチャ)」の創立には、 「捨てられているハトムギのぬかをアップサイクルすることはできないか?」と問題提起した背景があったとお伝えしました。

ところで、そもそもアップサイクルとは何かご存知でしょうか。

今回のブログでは、サスティナブルな社会を実現する手段として注目されているアップサイクルについてお話したいと思います。

アップサイクルとは、不用品や廃棄物を捨てずに、元の素材を活かして再生することにより、新しい価値を与えるもの。

少し似ていますが、リサイクルは回収した不用品の資源を原料として再度製造し、リユースは外見や形を変えずに繰り返し使います。 それに対し、アップサイクルは、原料や材料に戻すことなく、主に製品としてアップグレードし、より価値を上げた製品に作り変える手法です。

例えば、同じペットボトルを挙げても、再生資源として回収して再びペットボトルを製造したり、食品トレイやパウチ、衣服の繊維にしたりする場合はリサイクル。 また、ペットボトルを加工せずそのまま綺麗にして再使用する場合はリユースと言います。

そしてアップサイクルには、ペットボトルの素材をそのまま利用してランプなどの家具に作り替える、サングラスや義肢にするといった事例があるようです。

アップサイクルによって期待できるSDGsの目標達成は、主に「12.つくる責任 つかう責任」、「14.海の豊かさを守ろう」、「13.気候変動に具体的な対策を」など。

先日のトークイベントにて伺ったネルコッチャの宮森専務も、 富山の豊かな土壌で育まれたハトムギを大切に想い、大量廃棄されていくぬかを何とか活かせないかと、アップサイクルを通してサスティナブルに課題解決されていらっしゃいました。

私たちの生活においても、 アップサイクルを難しく構えて捉えるのではなく、身近なものを大切に考える姿勢により、結果的にサスティナブルな生活や、SDGsの目標達成に繋がるのではないでしょうか。

日常で当たり前に「ごみ」「無駄なもの」として捨てられているものも、見方を変え、工夫することによって、より高い価値のものに生まれ変わるかもしれません。

当社も、小さな気づきや工夫を取り入れ、サスティナブルな暮らしをご提案できるよう事業に取り組んで参ります。

引き続きよろしくお願いします。

 

【株式会社AN】富山から発信するサスティナブルな社会のあり方ー「Nercoccia(ネルコッチャ)」を手掛ける宮森専務とのトークイベントから感じたこと

2022-09-05 12:29:22 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回の記事では、9月1日の防災の日に関連して、災害対策はSDGsの目標とも深い関わりを持つことについてお話ししました。

私たち自身が災害に関する知識を身につけ、リスクを最小化する対策を立てて、実際起こったときの対応を前もって考えておくことが大切です。

そして先日8月30日(月)には、富山発のルームウェア・基礎化粧品ブランドの「Nercoccia(ネルコッチャ)」を手掛ける、 株式会社ミヤモリの代表取締役専務、宮森穂様とのトークイベントを開催いたしました。

当社のオーガニックショップにおいても、ネルコッチャの化粧品を取り扱っており、 地場産のハトムギからとれるぬか油を用いた、自然と人に優しい成分からできているのが特徴です。

こうした化粧品の開発の背景には、富山の地場産業を盛り上げたい、アップサイクルを通じて富山の豊かな自然を将来に残していくことに貢献していきたいという、 サスティナブルな社会の実現への強い想いがあることを知りました。

今回は、宮森専務にブランド創立の経緯から将来のビジョンに至るまで様々なお話を伺う中で、 私自身が特に深く感じたことについてお話しします。

 

◆ネルコッチャの創立にかける想い

ネルコッチャというブランド名は、「寝るこっちゃ(=ゆっくりお休みください)」という富山の方言から来ています。

株式会社ミヤモリは1966年の創業以来、繊維産業に強みを持つ富山県小矢部市で、縫製工場を操業してきた背景を持つ企業。

陸上競技・テニス・スキー・水泳などのスポーツ用品の生産を行いながら、 2019年からは、機能性と耐久性に優れた学校体操服の販売事業を展開してきました。

繊維産業を営んできた株式会社ミヤモリがネルコッチャを立ち上げたのは、 地元小矢部市の繊維産業を盛り上げたいという想いからだったそうです。

一方で、富山県は日本一のハトムギの生産地で、中でも小矢部市は特にその生産に力を入れてきましたが、 ハトムギを精白する時に出るぬかは、飼料とするか、そうでなければ廃棄するしかないという問題がありました。

捨てられているハトムギのぬかを何とか活かし、アップサイクルすることはできないか?という課題意識から、 ネルコッチャでは地場産のハトムギを用いた商品開発に取り組んできたそうです。

ハトムギは2000年も前の書物に記載があるなど、様々な効能で知られ、漢方素材のヨクイニンとして幅広く利用されています。

滋養強壮・解毒作用の他、肌のターンオーバーの活性化にも作用し、様々な肌トラブルの改善に効果的であるとも言われています。

ハトムギのぬか油の製法にこだわって商品開発に意欲的に取り組む宮森専務のお話から、 より自然と人に優しい、品質の高い商品をお客様に届けたい、地元富山の魅力を世界に発信していきたいという熱い想いを感じました。

 

◆取り組みのポイント

宮森専務からお話を伺う中で、特に学ぶところが多いと感じたポイントが3点あります。

1つ目は、地元の富山の豊かな自然を活かした事業であるということ。

富山で生産がさかんなハトムギをより余すところなく活かしてアップサイクルできないか、 人々によいものを届け、富山の魅力を世の中に発信することができないか? という身近な地域にある課題を、事業を通じて解決しているのは、とても素晴らしい取り組みだと思います。

ハトムギのぬか油を活用したアップサイクルはもちろん、 学校体操服事業の展開から、縫製事業から出る裁断片をアップサイクルしたぬいぐるみなどの商品開発にまで尽力されており、 様々な面でSDGsに貢献されているのを感じます。

2つ目は、様々な方とのコラボレートを大切にしながら事業に取り組んでいるという点。

ネルコッチャの立上げ以来、地元の繊維企業やJAと協業しながら商品開発、販売を行ってきており、 様々な関係者とのつながりを大事にしながら取り組みを進めてきたと、宮森専務はおっしゃっていました。

また、一緒に働く社員とビジョンを共有して、日々試行錯誤しながら商品開発に取り組んでおり、 想いを共にする社員との密なコミュニケーションが、よりよい商品を人々に届け、地域社会に貢献することにつながっているのを感じました。

そして3つ目は、何よりも宮森専務の熱い想いとビジョン。

宮森専務のお人柄と、将来に対するビジョンを持って、試行錯誤しながら意欲的に事業に取り組む姿勢に、想いをもった社員や関係者が自然と集まっているのを感じます。

実際、ネルコッチャで様々な方とお仕事をしている中で、雰囲気がよかったのでネルコッチャのチームに入りたい!という方もいらっしゃったそうです。

そしてこうした想いを事業として継続していけるようにするための努力を惜しまない姿勢を、宮森専務のお話から深く学ばせていただきました。

自分達に何ができるかを社員と日々考え、商品開発にとことんこだわるからこそ、 よい商品をお客様に届けたい、アップサイクルを実現して富山の豊かな自然を将来に残していきたいという想いを具体的に事業という形で継続し、地域に貢献し続けられているのを感じました。

富山の豊かな自然、地域の人々の生活、地域経済のサスティナブルなあり方に貢献したいという想いを、 たゆみない経営努力によって実現されている宮森専務の姿から、私自身も事業を経営する者として学ぶものがありました。

 

◆最後に

今回のトークイベントで宮森専務のお話を伺い、 地元富山の豊かな自然を将来世代に受け継いでいきたい、富山の魅力を世界に発信していきたいという想いを深く感じました。

宮森専務のお人柄と熱いビジョンに触れ、私自身も事業を通して、私たちが暮らす地球環境を将来に渡って豊かなものにしていくこと、 私たちのライフスタイルをよりよいものにする情報を発信していくことに一層取り組んでいきたいと強く感じました。

当社の3つの理念「地球×人」「事業×人」「人×人」においても、 将来に渡って地球環境と私たちの生活を豊かにすることに事業を通して貢献し、 コラボレートによる相乗効果を通じて価値創出を行うことを大切にしています。

小矢部市の人々にとって身近なハトムギをいかして、自然と人に優しい商品開発に取り組み、 事業として継続しながら地域社会に貢献するネルコッチャの取り組みは、 当社の理念と大きく共通するものがあると感じました。

今後も、こうした想いを共にする方々とのコラボレートを大切にし、社会に価値を提供する事業に邁進していきます。

引き続きよろしくお願いします。

参考

 

【株式会社AN】SDGsを考える—「防災の日」に向けて私たちができること

2022-08-26 20:17:06 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は「結」の心が白川郷のサスティナブルな観光のあり方を実現していることを挙げ、社会課題の多くは、解決のために周囲の関係者の理解や協力が重要であるとお話いたしました。

今回の記事では「防災の日」について、SDGsに関連付けながら書いていきます。

毎年9月1日は防災の日、この日を含む1週間を防災週間として内閣府が制定。 1923年9月1日は関東大震災が発生した日です。

また、9月1日は暦の上で「二百十日」に当たります。 立春から数えて210日目の日で、雑節の一つとして季節の目安になる日本独自の暦です。

日本において台風が来襲する厄日ともされ「地震や風水害等に対する心構え等を育成するため」とう背景からも、防災の日とされました。

今年度の防災週間は8月30日から9月5日までです。

この期間には、防災関連の訓練や行事が行われたり、学校や保育園・幼稚園でも、9月1日に避難訓練や引き渡し訓練をしたりしますね。

「政府、地方公共団体等防災関係諸機関をはじめ、広く国民が、台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波等の災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実強化することにより、災害の未然防止と被害の軽減に資するため」と記されていますが、

これはSDGsの目標「11,住み続けられるまちづくりを」「13,気候変動に具体的な対策を」「17,パートナーシップで目標を達成しよう」にも深く関わっています。

上記の目標達成に向けて、もちろん都市の整備や施設の拡充を進める必要はあります。 ただ、それ以上に、人々が災害に関する対策を理解し、防災の意識を高めることが欠かせません。

防災に関する取り組みの中で、わかりやすく以下の3つの視点に分けて考えることができるといいます。

まず災害に対する知識を得ること。 次に、災害のリスクを最小限にできるように対策を立てておくこと。 そして、実際に災害が起こったときどう対応するのかを、前もって考えておくこと。

私たち一人ひとりが危機対応能力を身につけられるように、今から災害対策や防災について学んでおくことが求められています。

以前、当社でSDGs推進セミナーを行った際にも、SDGsを生活に取り入れるにあたり、難しく捉えすぎず、できることをまずやってみるというお話をさせていただきました。

今度の防災週間に際して、身近に取り組める防災対策など、 まずご自身の周りでできることから始めてみることで、SDGsへの参加にも繋がりそうですね。

当社も、皆さまのより豊かな生活にお役に立てる情報発信や事業展開など、できることに最大限取り組んで参ります。

引き続きよろしくお願いします。