株式会社ANの社長ブログ

株式会社AN社長向山かおりです。ナチュラルワイン×沖縄料理飲食店を経営。経営や社会課題に関する情報を発信します。

【株式会社AN】サスティナブルに暮らすーSDGsにも貢献するアップサイクルとは?

2022-09-18 09:09:44 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、株式会社ミヤモリの代表取締役専務、宮森穂様とのトークイベントの記事を書かせていただきました。

日本一のハトムギの生産地である富山県のルームウェア・基礎化粧品ブランド「Nercoccia(ネルコッチャ)」の創立には、 「捨てられているハトムギのぬかをアップサイクルすることはできないか?」と問題提起した背景があったとお伝えしました。

ところで、そもそもアップサイクルとは何かご存知でしょうか。

今回のブログでは、サスティナブルな社会を実現する手段として注目されているアップサイクルについてお話したいと思います。

アップサイクルとは、不用品や廃棄物を捨てずに、元の素材を活かして再生することにより、新しい価値を与えるもの。

少し似ていますが、リサイクルは回収した不用品の資源を原料として再度製造し、リユースは外見や形を変えずに繰り返し使います。 それに対し、アップサイクルは、原料や材料に戻すことなく、主に製品としてアップグレードし、より価値を上げた製品に作り変える手法です。

例えば、同じペットボトルを挙げても、再生資源として回収して再びペットボトルを製造したり、食品トレイやパウチ、衣服の繊維にしたりする場合はリサイクル。 また、ペットボトルを加工せずそのまま綺麗にして再使用する場合はリユースと言います。

そしてアップサイクルには、ペットボトルの素材をそのまま利用してランプなどの家具に作り替える、サングラスや義肢にするといった事例があるようです。

アップサイクルによって期待できるSDGsの目標達成は、主に「12.つくる責任 つかう責任」、「14.海の豊かさを守ろう」、「13.気候変動に具体的な対策を」など。

先日のトークイベントにて伺ったネルコッチャの宮森専務も、 富山の豊かな土壌で育まれたハトムギを大切に想い、大量廃棄されていくぬかを何とか活かせないかと、アップサイクルを通してサスティナブルに課題解決されていらっしゃいました。

私たちの生活においても、 アップサイクルを難しく構えて捉えるのではなく、身近なものを大切に考える姿勢により、結果的にサスティナブルな生活や、SDGsの目標達成に繋がるのではないでしょうか。

日常で当たり前に「ごみ」「無駄なもの」として捨てられているものも、見方を変え、工夫することによって、より高い価値のものに生まれ変わるかもしれません。

当社も、小さな気づきや工夫を取り入れ、サスティナブルな暮らしをご提案できるよう事業に取り組んで参ります。

引き続きよろしくお願いします。