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阿見AC日記

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厚底シューズを短距離のスパイクと考えてみると・・・

2022年02月01日 | 楠康夫 理事長
厚底シューズが世界の長距離界を変えていき、その流れで
日本の駅伝、マラソンの記録をこの数年で一気に引き上ました。

私のイメージはこんな感じ
速いタイム設定の練習、試合は薄いシューズで走り
遅い設定の練習、フリー走、jogなどは、クッションのきくシューズで走る。
そんなイメージなのが長距離選手、2~3パターンのシューズでトレーニング、レースを乗り切っていく。
トラックは、スパイクを履く人、履かない人がいますが、個人差もあります。
私が現役時代の前から、近年の数年前まではそんな感じでやっていましたが・・・・
近年
試合は厚底、練習でも履いていく、同時に今までにない故障個所も増えているとの事です。
今までと違う故障が増えてきているとの事もお聞きします。
よりトレーニングにも工夫が必要になってきました。

厚底シューズは、短距離のスパイクの様なものという事を聴きました。
そう考えると、良くわかります。
短距離の練習は、jogに使う厚めのシューズ 速く走る時のスパイク 少し薄めのシューズで走る時
そんなイメージで短距離のクラブのメンバーもやっているようです。

短距離のスパイクは、長年に渡り確実に年々軽量化、機能をアップして、世界のスポーツメーカーが世界の一流選手をモデルに、研究をして、進化を遂げてきています。カールルイス選手 ボルト選手など
100分の1秒を競い合う種目なので、スパイクを上手く活用するためのトレーニングが主流であり、欠かせないものがあると思います。
そう考えると、長距離の厚底シューズを短距離のスパイクと考えを置き換えると、練習内容は今まで通りでは怪我が増えると思いますね。例えば、短距離選手がjogの時からスパイクを履いた練習を1週間のうちに何回か入れたとしたら、怪我のリスクは間違いなく増えるでしょうね。もちろん、専門家はそんなことはしませんよね。スパイクの機能を知っているから、前後の練習内容、シューズを考えトレーニングを組み立てています。
そう考えると、長距離の練習で、現在主流になってきたカーボン入り厚底シューズでのトレーニング。その内容と練習で履く頻度を薄底シューズでのイメージではいけないのかと思います。1kmで平均3~4秒速く走れると言われるだけに、凄いことではあります。人によってはもっと速くいけると思うので、これを使いこなす選手、指導者の力量が試されるのかもしれませんね。
少し、短距離スパイクの活用の指導法を見て、変化させて長距離の指導法にプラスすることはいいことだと思いますね。

いずれにしても、いい器具を使えこなすためには、その技術を持たないといけないと思います。
長年、うす底シューズが当たり前だった中で、新しい風が、
長距離、マラソンの世界にもいよいよ到来した感じに思います。
世界全体がそうなってきていますので、ここからが本当の真価が問われる時代なのでしょうね。

只、勝負するためには薄いシューズがいいのか?厚底シューズいいのか?そこは、個人差があり、短距離のスパイクとは違いますので、トレーニングに関しては間違わないようにしましょう。そこをやるには、選手の適性を見て、話し合い、進めていく、やはり指導者の進化も必要なのかもしれませんね。


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