【不信のとき~ウーマン・ウォーズ~ DVD-BOX】
[内容解説]
本作は、1967年に日経新聞で連載され、1968年には映画化、
1984年にはフジテレビでドラマ化された有吉佐和子の名作を、21世紀バージョンで再現。
<収録内容>
全12話(1話は拡大版)+映像特典
[特殊内容/特典]
【特典映像】
未公開シーン、次回予告、初回当日特番、「不信のとき」書道展、出演者誕生日祝い、福田沙紀
「グッド・バイ・マイ・ラブ」PV、クランクアップ集、ノンテロップ・タイトルバック
[キャスト]
浅井道子…米倉涼子/野上マチ子…松下由樹/沖中和子…杉田かおる/小柳新吾…石田純一/近藤 慶…小泉孝太郎/浅井朋子…江波杏子/浅井義雄…石黒 賢
[スタッフ]
原作:有吉佐和子「不信のとき」(新潮社刊)/プロデュース・脚本 栗原美和子/演出・プロデュース 林 徹/演出 大木綾子、谷村政樹
主題歌:アン・ルイス「あゝ無情」(ビクターエンタテインメント)
劇中歌:福田沙紀「グッド・バイ・マイ・ラブ」(ポニーキャニオン)
音楽:石田勝範
ちゃんと発売日に到着、やっぱり楽天ブックスのが好き。
本編は散々見たので(笑)とりあえず特典映像だけチェック。「不信のとき」が好きなら
迷わず買いと断言。最近買ったドラマDVDの中では結構充実した特典だった。
各話ごとの未公開映像が素敵すぎる。義雄と小柳のやりとりが多くて感激(笑)
是非放送してかったと思ったのは、義雄がマチ子の子供に玩具を買いに行った所を母親と鉢合わせするシーン。
男の子が生まれるのに何故女の子向けの兎のぬいぐるみを買おうとするのか?と母親に聞かれて、誤魔化そうと逆に義雄は買い物袋を大量に提げている母親にその買い物内容を聞く。
隠し子に共依存症といった今後の展開に影響しそうなシーンなのにね、もったいない!
大爆笑だったのが、義雄&小柳のカラオケロングバージョン。石黒さんマジで歌っててクラっときた、笑顔がまぶしすぎた(笑)
そして、道子に結婚記念日のプレゼント渡すってシーンが良い!(ミラクルタイプを思い出しそうになるけど・笑)プレゼント渡す時の義雄が、かっ、かっ、かわいい。
ちなみに浅井さん夫婦は7/7が結婚記念日なんだって。
そして、注目のクランクアップ集。
石田さんのコメントが突っ込み所満載で「福田沙紀がいつかこういうドラマの心情がわかるようになるなで頑張ります」、ってそのあんまり冗談に聞えないから!
小泉君も冗談を言ってて新鮮。そして、体重を減らして壮絶な最期(笑)を迎えた石黒さんは、スタッフからの抱擁を受けている内にどんどん涙ぐんできて「皆さんのお陰で成仏できたかな」と冗談を言いながらも必死に涙を誤魔化そうとしてるのに胸キュン(笑)
それを見守る米倉さんの表情が、奥様は魔女の時みたいで可愛かった。もしかして手をグーにして顎の下位にそえるのって癖?
オープニングのノンテロップ版は非常に嬉しい、ただちょっと最初の道子の顔が怖い魔女ようになっているけど(笑)
福田沙紀ちゃんが歌う、グッド・バイ・マイ・ラブのPVも中々よかったです。人が全く居ないお台場での映像だったんだけど、これは早朝と深夜に撮ったのかな?
映像以外では、ポートレート写真集が付属。この写真って多分制作発表プレスにのってたやつかもみたいな。非常に色っぽい道子とマチコ満載でウハ!
殆どここまで文句ナシなんだけど、一つだけ・・・。
本体が6枚収納出来るブックタイプになっていて、コンパクトなのは嬉しい。でもバラバラに取り出せるほうがいいな、薄型ケース6枚で。
不信のとき、を見直しててふっと思ったけど
まさか「手塚修一郎」は死んだりしないよね、こわいなあ(苦笑)
最後に小説とドラマの違い。
浅井義雄・・・無精子症・退職金横取り・妻に相手にされなくなる、まではどちらも共通。でも癌になって死亡はドラマだけのオチ。あんな死に方して虚にならないか心配(笑)
義雄さんはドラマキャストのまんま想像しながら読んでもあんまり違和感なくて面白かった。
小柳新吾・・・この人はドラマの方が救われてる展開。
小説では小柳は老人、マユミはヌードスタジオで働いていた女の子という設定。マユミに子供を産ませる、所までは同じだけど小説ではマユミは子供を置いて小柳の元を去る。(実はマユミには刑務所帰りの彼氏が居て、保険金目当てに小柳を殺そうとしてた)
結果、小柳は妻にも愛想をつかされただ泣き続ける子供と自分だけ残される。