進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

リンゴの唄

2007-10-07 17:44:05 | Weblog
今日は病院を3往復しました。

何か音楽でも…ということで、思いついたのが、
以前父の口から出た「リンゴの気持ちはよくわかる」
そう!「リンゴの唄」です。

まず、CDラジカセを買いに行きました。ベッドサイドにおいても邪魔じゃないもの。
そして、CDを探して数軒。
CD2枚を買って病院へ行きました。

早速かけると、リンゴの唄がかかると、目から涙が流れました。
私の方がびっくりでした。
母と歌詞カードを持って一緒に歌っていたら、
父が歌詞カードに手を伸ばし、自分で持ちました。
これにもびっくり。

音楽療法?

この病院は、音を出してもOK。
家族がいなくても、かけてくださるそうです。

戦争に行った世代ですので、軍歌のCDもかけました。
言葉で表現できない分、体で何か言いたかったのでしょう。
一生懸命体を動かしていました。
それが何かを分かってあげられなくてそのことが残念。

「あ~、あ~」しか言わなかった時も辛かったけど、
何か言おうとしているけど聞き取れなくてわかってあげられないのももどかしいです。

今朝はとってもはっきり「おはよう!」と言ったそうですが・・・

今後のリハビリに期待します!


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