わたしの散歩道

ブログを始めました。

早春を彩る梅の花

2022-03-09 08:32:31 | Weblog
 立春も過たある朝、食後の散歩に出かけたら近所の庭に白梅がちらほら咲き始めていた。
梅は春を告げる代表的な花である。このところ寒い日が続いて開花が遅れているようだ。
各地から梅の便りがぼつぼつ聞こえてくる。


    紅い梅の花の下で憩う人たち

コロナ渦もあるので、近場の梅林を探すと、横浜市港北区に昔から有名な大倉山公園梅林が
ある。2月19日(土)大倉山公園梅林に電話で梅の花開花状況を聞いてみた。

公園の話では「ぼつぼつ咲いています。これから徐々に見頃を迎え迎えていきますが、3月
初旬ごろが満開になると思います。」とのこと。


    紅枝垂れ梅び見ほれる人たち

梅は早咲きや遅咲きががある。七分咲きぐらいならいいだろう。咲き始めも初々しくて味が
ある。2月28日、(月)天気予報は快晴。青い空に梅の花は美しく映えるだろう。そう思い
重い腰を上げる。

朝8時半ごろ横浜市港北区大倉山公園梅林へ観梅に出かける。市営地下鉄のグリーンラインに
乗り日吉駅で下車して、東横線の桜木町行きに乗り換え大倉山駅で下車。


     白い清楚な花の 「野 梅」

改札をでて、東京方面の線路に沿った急な「記念館坂」を上る。
しばらく歩いて石段を上ると白亜の記念館だ。記念館の横を通り少し歩くと、待望の大倉山
公園梅林に着いた。

大倉山公園梅林は約10、000㎡の敷地に46種、220本の梅が紅白入り乱れて美しく
咲き誇りすばらしい。


     梅林は紅白の梅が咲き競い美しい

山間の梅林はうららかな春の日差しに照らされ咲き乱れてすばらしい景観だ。広い散策路を
ゆっくり巡る。梅の木には名札があり梅の木の名前を覚えながら鑑賞できるので興味もわき
実に楽しい。

梅の木は広い間隔で植栽されており、ゆっくり写真を撮りながら散策できるので楽しい限り
だ。時には梅の花い鼻を近づけて気品のある香り楽しむ。


     青空に映える紅色の八重寒紅

梅の木は年輪を経た古木が多く風雅な情趣を感じさせる。太い古木に咲く白梅は特に奥ゆか
しく、眺めていても飽きることはない。

それぞれの古木は風雪に耐え長い歴史を秘めているのだろう。


    梅園を楽しむ可愛らしい園児たち

通路のベンチで一休みしていると、先生に引率された園児たちがぞろぞろ歩きながら梅の花
を観賞していた。一人前の観梅者のよう。

赤い花が密集して咲き乱れる「紅千鳥」は女性に人気が高いようだ。


     紅い花が重なるように咲く紅千鳥

一番人気が高いのは紅枝垂れだ。花の周りは多くの女性たちに囲まれている。少し離れて見
ると、豪華な花姿はすばらしい。花の美しさはゴージャスの一言に尽きる感がある。名前は
「淡路枝垂」と名札にある。


     紅枝垂れの周りは花に見ほれる人が多い

淡路枝垂れ一輪一輪よく見るとなかなか美しい。隣は白い花の枝垂れ梅がある。紅白一対の
構成となっている。東屋があり梅林のハイライトだろう。

石段を上ると、広場には大きく枝を広げるピンク色の花が美しい「八重旭」だろう。ここも
人気の高いエリアだ。ピンク色の花の梅は珍しい。


       ピンク色の優美な花の八重旭

梅林の入口周辺は白い花の「野梅」が多い。周回しながらこれはと思ったのは白い花美しい
「月影」だった。そからほど近いところに白い花の「冬至梅」だ。樹形が整いすばらしい。

清楚な白い花から気品あるほのかな香りが漂い心地よい……。女性は写真を撮るスポット。


       白梅の優美な姿を写真に収める。

満足して帰途につく。帰りがけに展望台から、青空に白い荘厳な富士山を仰ぎ見て清々しい
気分になった。






早春を彩る梅の花

2022-03-09 08:32:31 | Weblog
 立春も過たある朝、食後の散歩に出かけたら近所の庭に白梅がちらほら咲き始めていた。
梅は春を告げる代表的な花である。このところ寒い日が続いて開花が遅れているようだ。
各地から梅の便りがぼつぼつ聞こえてくる。


            大らかに咲く白い花の月影
            
コロナ渦もあるので、近場の梅林を探すと、横浜市港北区に昔から有名な大倉山公園梅林が
ある。2月19日(土)大倉山公園梅林に電話で梅の花開花状況を聞いてみた。

公園の話では「ぼつぼつ咲いています。これから徐々に見頃を迎え迎えていきますが、3月
初旬ごろが満開になると思います。」とのこと。


             紅枝垂れ梅び見ほれる人たち

梅は早咲きや遅咲きががある。七分咲きぐらいならいいだろう。咲き始めも初々しくて味が
ある。2月28日、(月)天気予報は快晴。青い空に梅の花は美しく映えるだろう。そう思い
重い腰を上げる。

朝8時半ごろ横浜市港北区大倉山公園梅林へ観梅に出かける。市営地下鉄のグリーンラインに
乗り日吉駅で下車して、東横線の桜木町行きに乗り換え大倉山駅で下車。


            白い清楚な花の 「野 梅」

改札をでて、東京方面の線路に沿った急な「記念館坂」を上る。
しばらく歩いて石段を上ると白亜の記念館だ。記念館の横を通り少し歩くと、待望の大倉山
公園梅林に着いた。

大倉山公園梅林は約10、000㎡の敷地に46種、220本の梅が紅白入り乱れて美しく
咲き誇りすばらしい。


           梅林は紅白の梅が咲き競い美しい

山間の梅林はうららかな春の日差しに照らされ咲き乱れてすばらしい景観だ。広い散策路を
ゆっくり巡る。梅の木には名札があり梅の木の名前を覚えながら鑑賞できるので興味もわき
実に楽しい。

梅の木は広い間隔で植栽されており、ゆっくり写真を撮りながら散策できるので楽しい限り
だ。時には梅の花い鼻を近づけて気品のある香り楽しむ。


            青空に映える紅色の八重寒紅

梅の木は年輪を経た古木が多く風雅な情趣を感じさせる。太い古木に咲く白梅は特に奥ゆか
しく、眺めていても飽きることはない。

それぞれの古木は風雪に耐え長い歴史を秘めているのだろう。


            梅園を楽しむ可愛らしい園児たち

通路のベンチで一休みしていると、先生に引率された園児たちがぞろぞろ歩きながら梅の花
を観賞していた。一人前の観梅者のよう。

赤い花が密集して咲き乱れる「紅千鳥」は女性に人気が高いようだ。


             紅い花が重なるように咲く紅千鳥

一番人気が高いのは紅枝垂れだ。花の周りは多くの女性たちに囲まれている。少し離れて見
ると、豪華な花姿はすばらしい。花の美しさはゴージャスの一言に尽きる感がある。名前は
「淡路枝垂」と名札にある。


             紅枝垂れの周りは花に見ほれる人が多い

淡路枝垂れ一輪一輪よく見るとなかなか美しい。隣は白い花の枝垂れ梅がある。紅白一対の
構成となっている。東屋があり梅林のハイライトだろう。

石段を上ると、広場には大きく枝を広げるピンク色の花が美しい「八重旭」だろう。ここも
人気の高いエリアだ。ピンク色の花の梅は珍しい。


              ピンク色の優美な花の八重旭

梅林の入口周辺は白い花の「野梅」が多い。周回しながらこれはと思ったのは白い花美しい
「月影」だった。そこからほど近いところに白い花の「冬至梅」だ。樹形が整いすばらしい。

清楚な白い花から気品あるほのかな香りが漂い心地よい……。女性は写真を撮るスポット。


              白梅の優美な姿を写真に収める。

満足して帰途につく。帰りがけに展望台から、青空に白い荘厳な富士山を仰ぎ見て清々しい
気分になった。






寒風に楚々と華やぐ冬牡丹

2022-01-20 10:27:41 | Weblog
 小寒も過ぎ花の少ない時節である。ふと、数年前に訪
れた上野東照宮ぼたん苑を思い出した……。

1月4日「上野東照宮ぼたん園」に電話して冬牡丹の開
花状況を聞いたら「冬牡丹は見頃を迎えています。期間
は1月1日~2月中旬。開園は9:30~16:30」
とのこと。


     赤い蛇の目傘と瓶に植えらた冬牡丹

コロナ渦もあるので、連休明けの平日にする。1月12
日(火)は天気がよさそうだ。

1月6日(木)天気予報は昼から雪になるという。お昼
ごろから小雪が舞いだした。見る見る屋根は白くなって
いく。庭の水仙の花に雪がつもり白くなり雪景色となっ
た。


       二つの藁ボッチの冬牡丹

夕方、東京23区の積雪は5㎝だという。冬牡丹は大丈夫
かなと心配になるが、藁囲いをしているので大丈夫だと
思うが……。

1月12日(火)晴れ。快晴だが寒さは厳しい。ほほが
ピリピリする。早めに自宅をでる。。市営地下鉄発8:
30に乗り横浜駅発9:01の東海道線に乗り上野駅9
:35に着いた。


         大輪の黄冠二輪「

動物園への広い道を行く。ぼたん苑への案内板に従って
東照宮へのみちをゆく。しばらく歩くとぼたん苑がみえ
てきた。奥ゆかしいぼたん苑の門をくぐり苑内に入って

パンフレットをもらう。パンフレットに「上野東照宮ぼ
たん苑は、徳川家康公を御祭神とする上野東照宮の敷地
内に、1980年(昭和55年)4月、日中友好を記念


         白い花の八千代椿
 
し開苑しました回遊形式の日本庭園に植栽された牡丹は
、当初は70品種程でしたが、少しずつ数を増やし、現在
春は110品種600株、冬は40品種200株が栽培

されています。苑内に入ると、目に飛び込んできた光景
は「瓶に植え込まれた冬牡丹に赤い蛇の目傘を飾る斬新
なデザインは日本庭園のぼたん苑らしい情趣がある。


          薄い紫色の島の藤

庭の周りは白い漆喰の塀に囲まれている。花壇は回遊路
より少し高めに設定され観賞しやすいように工夫されて
いる。6日の大雪にも耐えて冬牡丹は気品に満ちた優雅

さで咲き誇っている。冬牡丹は藁囲いで寒さを防いでい
るという。藁ボッチの中には大輪の花が豪華に咲き誇る
光景は冬の風物詩のようですばらしい。


        赤紫の大輪島津紅

白い壁にも蛇の目傘がデザインされて全体が絵になるよ
うに工夫されている。回遊式庭園を散策すると、藁ボッ
チの中には白や赤い冬ぼたんが艶やかに咲いている。

こうした冬牡丹の観賞は心地よく楽しさが湧いてくる。
コの字型散策路を曲がると、朝の陽光にキラキラと輝く
「王冠」だ。黄色い花は優雅に咲き誇り甘い香りしてく
るよう……。


         赤い二輪の新日月

少し歩くと、大きな藁ボッチの中に薄紫色の大輪「蒲田
藤」が華やいで美しい。隣りの藁ボッチの中では赤い大
輪の「島津紅」が朝日に照り映えて美しく輝いている。

ゆっくりと眺めながら散策すると、朝日が藁ボッチの中
に差し込み、黄色い花の「ハイヌーン」二輪は仲良く並
び見事な美しさだ。アメリカ作出だ。

         赤紫の大輪大喜紅

少し歩くと、藁ボッチの中にピンク色の中輪とツボミ二
輪「日月錦」だ。そろりと歩を進めると、大きな藁ボッ
チの中に大輪の花「天衣」が。純白の清らかな美しさが

匂うように咲き誇る。隣も四分咲きの真っ白な「五大州」
だ。「天衣」に劣らず、清楚な純白の姿は実に美しい。
廻ると、藁ボッチの中に赤紫の「大喜紅」だ。どの花も

        明るい黄色のハイヌーン

美しく輝いてい見える。少し先に大きな藁ボッチの中に
赤い花がこぼれるように五輪「太陽」が朝の陽光に照り
映え輝くように咲いている。

すぐ隣には赤紫の花三輪の「日暮」は見事な美しさだ。
観賞しながら歩くと、大きな藁ボッチの中に薄い赤紫
の「麒麟司」がふんわりとした優しく匂う。

        白い清楚な天衣

やがて、ロウバイが咲く休みどころだ。ロウバイの芳香
が漂うベンチでひとやすみする。木の樽に黄色い牡丹が
植えられ蛇の目傘が立つ。一息入れて眺める。

重い腰を上げ観賞にふける。少し歩くと藁ボッチに薄い
ピンク色の花「八重桜」だ。大変魅惑的な美し花姿だ。
だんだん見慣れてくる。目の前の藁ボッチに三輪。その

         赤色五輪の太陽

名は「社」だ。近く藁ボッチには大輪の赤い花の「大喜
紅」だ。冬空に五重塔が重厚な姿で立っている。日本庭
園では様になる光景だ。

         薄紫色の蒲田藤

ベンチに竹の花生けに紅と白の冬牡丹が冬の日差しに照
り映えている。日本庭園が最終だ。枯山水庭園にも三つ
の藁ボッチにが飾られ冬牡丹が美しく咲いている。

        赤紫の大輪の日月錦

冬の枯山水庭園らしく凛然とした情趣があり心が穏やか
に鎮まっていく。一休みし、最後は金色に輝く東照宮に
参拝し帰宅の途に着いた。



.

ささぶねのみちの紅葉

2021-12-10 12:27:26 | Weblog
 11月も中旬を迎え晩秋らしくなり、各地からすばら
しい紅葉の便りが賑わい出かけたくなりそうだ。身近な
ところでは高尾山や大山、御岳山などが聞かれる……。

近頃は新型コロナウイルス感染がありワクチン接種した
からといって安心できないらしい。高齢者でもあり遠く
は無理なため近場を歩くことに専念する。


      鴨池公園の赤や黄色の紅葉

健康のため、日課の緑道歩きに努めている。歩いている
と木々の葉は日増しに色づいていく。「ささぶねのみち
は、都筑中央公園、鴨池公園、茅ヶ崎公園を結ぶ緑道が

”ささぶねのみち”です。谷すじの緑深い林にせせらぎ
が流れ、寺院や集落などが残るふるさとの風景がつづき
ます」と。


      ピンク色のサザンカ

11月28日(日)晴れ。朝8時半ごろカメラを持って
出かける。自宅から5~6分で緑道入口だ。左へ行けば
都筑中央公園。右へ行けば鴨池公園だ。右へ行く。小川

が流れる石畳のゆるい坂道を登り鴨池公園へ。小川が流
れる石畳の斜面には数種類のモミジが植栽されており、
秋には赤やダイダイ色に染まり美しい道である。


      朝の散歩にいそしむ人たち

秋はモミジのトンネルもできる。秋はこの道を通る人は、
真っ赤なモミジの美しさに目を奪われ立ち止まる……。
ささやかな紅葉のビューポイントでもある。

ささぶねばしを渡ると鴨池公園だ。ちいさな広場にベン
チがあり休みどころである。前方にはモミジの木が六七
本あり秋は美しいモミジに彩られる。特に朝日や夕日の


      小川が流れるモミジの坂道

ころは美しいモミジが見られる。すばらしい紅葉狩りを
楽しめるエリアだ。背後には雑木林の山がありクヌギな
どが黄色く染まりすばらしい。

ささぶねのみちはモミジが多い。朝日がさんさんと降り
注ぎ紅葉が朝の日に照り映えて赤々と燃え輝く情景はほ
んとにすばらしい一語に尽きるほど……。


       赤く染まるモミジの一群

澄み渡る晩秋の空にモミジが映えて実に美しい。ベンチ
に掛けて見ると朝日に燃えるモミジは鬼気迫るような不
思議な魅惑がある。なかなか見られない絶景である。

日曜日はジョキングの人が多いところ。山歩きしてたこ
ろのジョキングが懐かしい。広い緑道を行くと、小さな
休憩所がある。斜面には真っ赤に燃えるモミジが大きく
枝を広げ照り映えている。


       緑が深いささぶねのみち

目が奪われるような深紅のモミジが迫り感嘆する!!
不思議な美しさに惹かれるような心地がする。何とも言
い難い深い魅惑的な紅色である。

枯葉が積もる斜面を歩くとカサカサと鳴り初冬の寒々し
さを感じる。広い整備された緑道の散策を楽しむ。森の
木々の間から朝の陽が降るように差してくる。


    くさぶえの道を散歩する若い二人ずれ

やがて、みかげばしだ。橋の下を歩きゆるい坂道を登る
とモミジのトンネルだ。朝日に赤や黄色、ダイダイが色
が重なりグラデーションに輝く。周りは葛ケが谷公園だ。

今は日曜日だ。どこかの老人クラブの団体がぞろぞろ歩
いている。紅葉の時期は近くの敬老会の老人も多い。真
っ赤なモミジに天を仰ぎ感嘆している。


       葛ケ谷公園周辺の紅葉

野球場もある広い公園だ。昔ながらの雑木林の山はクヌ
ギが金色に輝いて青空に映えて美しい。坂を下ると大原
みねみち公園だ。細長い池が二つ繋がる。

大きな鯉がたくさんいる。毎年くる鴨が七羽が泳いでい
る。晩秋になるとカワセミもくる。その頃はカメラマン
多くなる。何しろ空飛ぶ宝石といわれる鳥だ。


      白いサザンカも爽やかだ

池の辺りのモミジも真っ赤に色ずき水面に映して美しい。
そこからしばらく歩くと茅ヶ崎公園内の梅ケ谷庭園のサ
ザンカが咲いていた。赤やピンク、白と華やかだ。

団地の周りの道をたどり行くと、茅ヶ崎公園入口に着く
。ささぶねのみちの終点だ。入口に赤いモミジの大木が
真っ赤な枝を広げ陽に照り映えて美しく輝いている。


      赤いモミジに感嘆する人たち

ここのモミジの赤色は格別だ。女性二人が盛んに写真に
納めている。女性は目が奪われそうな美しさですね! 
感嘆して青空を眺めている。ここの赤色は神秘的ですね
とささやき空を仰ぐ。

夏は子供プールで賑わい、春は河津桜の名所として多く
の人で賑わう茅ヶ崎公園だ。緑道は四季折々の変化を目
や肌で教えてくれる公園だ。緑道には250mの間隔で


       モミジが燃える緑道

「緑道距離サイン」が立っており、地図もあり安心して
歩ける散策路である。

秋バラが美しい横浜イングリッシュガーデン

2021-11-13 10:34:03 | Weblog
 早や10月も下旬となった。天気が良いのでいつも
より早く日課のウオーキングに行く。ゆるい坂道上
り「ささぶねのみち」に入る。

時折り青い空を見上げると、青々とした葉は梢の方が
黄色くなっていた。道々木々をよく見ていたらモミジ
も赤く染まりだしている。


    デリシャス・ムード  ピンク色大輪

秋は時々刻々と表情を変えていく。公園の周辺の街路
樹も黄色く衣替えをして晩秋を彩る。紅葉が始まる時
節は秋バラが甘い香りで人々を惹きつける。

コロナ渦で遠出はむつかしいのがこのごろである。近場
の「横浜イングリッシュガーデン」でも行こうかと調べ
てみたら横浜駅西口りそな銀行前から無料送迎バスが出
いる。横浜発は「9:45,10:30、11:45」
の午前便がある。


    マダム高木 HT JPN 純白のバラ

10月29日(金)。晴れ。朝9:45のバス便に遅れ
ないように自宅をでる。横浜市営地下鉄に乗り横浜駅
で下車し集合場所へ向かう。集合場所には9:20に

着いた。既に長蛇の列だ。大型バスは満員の状態にな
る。20分ほど満員バスに揺られ住宅展示場の広場に着
いた。前に、横浜イングリッシュガーデンの建物が立


     白いバラに魅せられる人たち

っている。ガイドに誘導されて建物の中に入りカウン
ターで入園料を払いバラ園に入る。パンフレットには
バラ園は六つの個性豊かなローズガーデンとバラの

トンネルで構成されている。バラのトンネルは両側には
秋の草花が植栽され秋らしい雰囲気がただよう。バラ園
に入るとバラは秋の日差しを受けて爛漫と美しく咲き誇


    バラのトンネル 秋の草花が彩る

っている。バラの小径をたどり花の中に溶け込んでいく。
どの花も美しくて見ほれてしまう。廻ると、薄いピンク
色のバラに魅せられて立ち止まりしばし眺める。

魅惑的な美しいバラの名前は「フレグランド・ヒル」と
プレートに、作者、JPN、寺西菊雄。美しい花々を眺め
ながら回っていく。秋を彩るコスモスの花などが花壇に


   フレグランド・ヒル  美しいピンク色

咲いており、秋らしい風情がただよう。薄い橙色のバラ
が目に留まる。その名はなんと「クレオパトラ」だ。誰
もが知る歴史上の人物の名のバラは美しく咲いている。

歴史上稀代まれな世界一美女である。感心しながら回っ
ていると、目にも鮮やかな黄色い「スプリンター」だ。
HT、USA, 1989年。美しいバラを観賞しながら順


     クレオパトラ ダイダイ色が見事だ

次廻ると、薄いピンク色の絞りがありとてもる可愛らし
い花が群生して咲き乱れている。その名は「たそがれ」
だ。F, JPN、小林森治。さらにバラの小径をしばらく

たどると。青空に映える深紅のバラは美しく咲き誇って
いる。美しいバラの名は「コーパトリュウムルゴサム」
だ。まじかに眺めると紅色が生き生きとし見事である。


   深紅のバラ コ―パトリウム ルゴサム

魅惑的な花姿である。小さな池の辺では、澄み渡る青い
空に緑の柳を背景にした赤いバラが一群となり咲き乱れ
ている。その名は「イグリット・バーグマン」だ。HT

、DEN。世界的に有名な女優の名を冠している。映画
「カサブランカ」に出演した女優と言えば思い出される
人もおられようか……。


    イグリット・バーグマン 赤いバラ一群

次のコーナーへ回ると、純白の清楚なバラが咲いている
「マダム・高木」だ。HT, DEN。澄みきった秋の空に
むかい微笑むように優しく咲いている。

ゆっくりと巡っていくと、明るいピンク色の優美なな
バラが目に映る「フォール・インラブ」だ。H、USA
匂うような艶やかな花姿だ。美しいバラの花を愛でしな


    フォールイン ・ラブ 薄いピンク色

がら巡るのは心が豊かになり楽しい一時でもある。秋の
日差しが照るバラの小径で熱心に赤いバラを撮影する人
たちは楽しそうだ。広い園内を巡っていくと、白いバラ

のコーナーでは数人の愛好家が写真を撮りながら白いバ
ラ談議に花がさいている。さぞかし名作写真が取れてい
るのだろう……。白いバラの周りは実に楽しそう。


    スプリンター HT,USA 美しい黄色

園内を回り「優秀庭園賞」記念碑を訪ねる。碑の回りに
ハロウインのかぼちゃの前で若い女性グループが四五人
が写真を撮っている。良い思い出になるだろう。

バラのトンネルを散策し時にはバラ園を覗き飽きずバラ
を観賞し楽しむ。トンネルには陽射し避けて憩う人もい
る。バギーに乗るちさな子どもずれが数組いた。


     たそがれ F, JPN 小林森治。

やわらかな秋の陽射しにバラ園は甘い香りも漂いすばら
しいバラ園だ。近いので気軽く楽しめる。コロナ渦の心
配を忘れてしまう。よき一日出であった。

澄む秋空に華やぐダリアの花

2021-10-22 08:40:25 | Weblog
 秋分の日も過ぎると日増しに秋が深まっていく。秋の
花に思いおめぐらしていたら、ふと、夏に町田薬師池公
園にハスの花を見に行った折にもらった「町田ダリア園

」のパンフレットが浮ぶ。机の引出しにあった。パンフ
レットには「500品種、4000株ダリアの丘へ」と
あった。さっそく、9月24日、町田ダリア園に「ダリア


       ビツキー K660

の花の見頃を聞いたら10月に入るとダリアは美しい見頃
ごろとなります」とのこと。10月に入って夏日が続く。
もう少し秋冷になったらと思い日が過ぎる。

あまり遅くなれば見頃が過ぎてしまう。11日(月)晴
れ。気温29℃の夏日のよう。秋の気配はあまり感じ
られない程気温は高い。


       秋空に映える紫色のダリア

いつものようにダリアの花見に出かける。大規模のダリ
ア園は初めてなのでうきうきする。市営地下鉄に乗り、
中山駅でJR横浜線の八王子行きに乗り換え町田駅で下
車。

町田駅バスセンター五番乗場で山崎団地行きに乗り北一
号で下車。道路の反対側に渡りバス停留所手前を右に
曲がると階段がある。階段を上ったら道なりに進む。


        故郷の空 K935

丁字路を右に曲がるとダリア園の旗が立つ。坂道を下り
細い道を右に進むとダリア園入口の券売所だ。パンフレ
ットをもらう。

パンフレットには「町田ダリア園は、障がいのある方が
働く場として町田市が設置し、社会福祉法人まちだ育成
会「かがやき」が運営しています。本園は、昭和60年


        賑わうダリア園

6月に開設し、現在、1,500㎡の園内に500品種
、4,000株のダリアを栽培しています。ダリアは、
キク科に属し、メキシコ原産で、比較的冷涼な高原に自

生していました。日本には江戸時代末期オランダから持
ち込まれ、独自の改良が加えられて、夏・秋の花として
親しまれています。


      ダリアの花に見とれるひと

*ダリアの最大の魅力は、花色、花型、花の大きさ、草
丈、葉型、葉色などに無限の変化が見られることです。
本園では、ダリア独特の花色である二色咲き、絞り咲き

、ブレンド(ぼかし)など美しさを楽しむ品種や、花径
30㎝を超える巨大輪から30㎝ほどのポンポン咲き品
種までを一堂に集めています。みごとな花の競演を、ゆ
っくりお楽しみください」と。


        夢水蓮 K185

券売所の前から広いダリア園を一望する。10月11日なの
に、夏のような陽光がきらめきダリアの花々は澄み渡る
空に美しく華やいでいる。広い花畑は4,000株の花

が咲き誇る。これほどのダリア園は初めてだ‼ 最初は
花姿を見ながら写真は撮らずゆっくりと園内を一巡する
。池の噴水周辺は涼を求め近くで花を眺める人が多い。


     バードジャートウインクルK763

お気に入りのダリアの花は 花の名前をメモしていく。
一巡して起点に戻る。お花畑は二つのブロックに分けら
れ、それぞれのブロックは大輪ゾーン、中輪ゾーンに分

けられて植栽されている。東屋が要所要所にあり、それ
以外にもベンチがあり、座して花を楽しむこともできと
てもすばらしい。歌心あれば一首読むことも楽しめる。


      サンシャイン YY96
 
一巡して感じたことは大中小の花のうち大型の大輪が華
やかでボリュウムがありゴージャスに見える。黄色い大
輪の花が秋の空に映える光景は実にすばらしい。

そして、花色も鮮やかでパステルカラーの明るい絵でも
見ている心地がする。また、花型も多様で変化に富み美
しい花の造形を見ているような感じ……。


       アイドルママ YY173

バラの花には著名人が多いが、ダリアの花の名前にも著
名人の名があるのに驚いた。例えばプリンセスダイアナ
や町田美人などがある。


     ジュールスバターカップ K821

ダリアの花に深い愛着があるからだろう。紅富士やアル
プスホワイトなど山の名前もあり、山好きの者としては
とても嬉しい。

話は別だが、小さなシングル咲きのジュールスバターカ
ップの黄色い小花を最初見た時、キバナコスモスにあま
りに似ており、見まがうほどだった。
 

      プリンセスダイアナ yy67

ほとんどのダリアの花は名札があり区別するのに大変助
かった。何と言っても、ダリアの花の大群落を眺めて秋
咲きのダリアの花の華麗な美しさに深く感じ入る


        巨星 y987

 メモした花を撮りながら、これもあれも目移りしたため
、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式になってしまった。
静かな森に囲まれたダリア園の美しい花々に感激した。

一つ残念なのは、ダリアの花に香りがなかったことが惜し
まれるた。名残惜しみながら園を後にした。

秋の空にそよぐコスモスの花

2021-09-26 13:15:40 | Weblog
 日曜日の朝、さわやかな秋晴れだったので、いつもよ
り早く日課のウオーキングに出かける。散歩道の緑道の
入り口まで5,6分ほどだ。

なだらかな坂道を上って行くとどこからともなく、キン
モクセイのいい香りが漂ってくる。回りを見渡すと、近
くの茂った葉の下に橙色の小花がびっしり咲いていた。


        キバナコスモス三輪
鼻を近づけるとうっとりするような芳香がする。今年も
中秋にキンモクセイの花に会うことが出来た。日本のキ
ンモクセイは雄株しかないと聞いており、実がならない

という。キンモクセイが咲くころ、コスモスの花も咲き
始めることを思い出した。早速、国営昭和記念公園に聞
いたら「キバナコスモスなどが見頃を迎えています」。


      艶やかなピンク色のコスモス

週間の天気予報を見たら、9月14日(火)はまずまず天
気はよさそうだ。

9月14日(火)晴れのち曇り。コスモスの花を見に
国営昭和記念公園へ出かける。市営地下鉄に乗りあざみ
野で田園都市線に乗り換え溝ノ口で下車。


       薄い水色のカクノトラノオ

JR南武線武蔵溝ノ口駅に入ると、場内放送で「南武線
の久地駅で人身事故があり立川行きは不通となっていま
す。開通には1時間ほどかかります」と。

仕方がないので、止まっている立川行きにみんな乗って
いたので、乗って待つことにした。1時間ほどで動き出
し立川駅に9時頃着いた。幸い9:15発青梅行きに乗


       ピンク色のコスモスの群生

車出来た。9;20過ぎに西立川駅に着いた。長く立っ
ていたので疲れ気味だ。パンフレットをもらい園内に入
る。ハーブの丘にはヒマワリ(サンフィニテイ)が咲い

ている。水鳥の池の辺を行く。ボートハウス周辺には、
薄い水色のカクノトラノオが群生して咲いていた。よく
見ると、素朴だがなかなか綺麗な花だ。歩いていると


       白い花のコスモスの群生

キンモクセイの大木があり、強い芳香が漂ってくる。
さらに進むとサルスベリの紅い花があちこちに咲いてい
た。もみじ橋を渡るとハーブの丘だ。ヒマワリ(サンフ
イニテイ)が咲いていた。

夏の名残なのか。とても可愛らしい。パンパスグラスは
銀色の穂を輝かせて秋を彩っている。ダリア園を覗いて
から、原っぱ西花畑へ向かう。


      ブーケガーデンの草花の花盛り

西花畑は「秋のブーケガーデン」となり、コスモスやケ
イトウ、ジュニアなど19品種の草花など約30万本が
咲き乱れ見事な美しさが広がる。花の小径は密にならな

いようにゆったりとしており、ときどき立ち止まり好き
な花を愛でる。小径は縦横に張り巡らせててあり楽しい
花の散歩道だ。時のたつのも忘れて花に夢中となる。


       ブーケガーデンの二人ずれ

背の高いコスモスの白い花やピンク色の花がそぞろ吹く
秋風にそよぎとても美しく秋の風情がただよう。堪能し
たので日本庭園をゆっくり回り花の丘へ。

こもれびの里から、キバナコスモスの黄色に染まった花
の丘が目前に迫り、美しく華やいだ光景がすばらしい。
近づくにつれ菜の花畑と錯覚しそうだ……。


    花の丘に咲くキバナコスモスの大パノラマ

広い花の丘(約400万本・9月中旬から10月中旬が
見頃)とある。小径を上り山頂に立つ。山頂から一望
すると、キバナコスモスの美しい大パノラマは圧巻だ
……。しばし、その美しさに酔いしれる。


     コスモスの花包まれる親子ずれ

写真を撮りながらゆっくりと花畑を回りながら下って
いく。一輪一輪に近づいてみると可憐で艶やかな花に見
る。「パンフレットに花の丘に初登場! 明るくさわや
かな”レモンブライト”」とある。


      花の丘に浮き立つ花の美しさ

あたたかい黄色の花に包まれて心も明るい気分になって
いくようだ……。


     薄曇りにも映えるキバナコスモス群生

空に薄雲が広がり、花曇りのようだ。キバナコスモスの
花は明るく秋空にも映り美しい。キバナコスモスの立姿
は秋の風にそよぎ抒情的な風情がただよう。


    艶やかなピンク色のコスモス(日の丸)

十分楽しめたので花の丘から、こもれびの里に咲く彼岸
花をみに行く。彼岸も近いころだ。原っぱ南花畑見なが
ら行く。南売店で休憩して帰途につく。










真夏の御岳山を歩く

2021-08-30 14:13:43 | Weblog
 山の日の連休は雨だった。8月も中旬になると奥多摩
の御岳山ではレンゲショウマの花が咲き始めるころ。久
しぶり今年は見に行きたくなった。

8月10日(火)、御岳山ビジターセンターに「レンゲ
ショウマ」の開花状況を聞いてみた。「今朝、見に行っ
たらぼつぼつ咲いていました。お盆が過ぎたころがちょ
うど見頃を迎えると思います」とのこと。


     レンゲショウマ二輪の競演花

このところ日本列島は前線が停滞し各地で大雨を降らし
ているようだ。二度目の梅雨が来たような天候だ…。
8月20日(金)。久々の晴れ。早立ちし市営地下鉄に

乗る。あざみ野で田園都市線に乗り換え溝ノ口で下車。
JR南武線武蔵溝ノ口発6:50の立川行きに乗る。立
川駅発7:31中央線の青梅駅行きに乗る。


     レンゲショウマの優美な花と蕾

青梅駅で8:05発奥多摩行き乗り換え御嶽駅に8:2
1に着いた。ケーブル下行臨時バス8:30に乗る。混
雑していたがホントに助かった。

ケーブルカー滝本駅は長蛇の列だ。改札が始まり全員が
無事に乗れたようだ。ほっと一息する。6分の空中散歩
はあっという間に終わり、標高831mの御岳山駅に着
いた。


      御岳渓谷のすばらしい流れ

駅から御嶽平を歩き6分程でレンゲショウマの群生地で
ある富士峰園地へ。レンゲショウマの群生地入り口に立
て看板がある。大勢の花見客で賑わっている。

パンフに「富士峰園地の北斜面に約5万株のレンゲショ
ウマが群生しています。8月中旬から9月にかけて淡い
紫色の可憐な花を咲かせます。キンポーゲ科の多年草で、


      下向きに咲く艶やかな花

細長い花茎を伸ばし約3~4㎝の花を下向きに付けます
」富士峰園地は日本一のレンゲショウマの群生地です。
北斜面の階段を上りながら、林下に咲くレンゲショウマ

の開花状況や長雨で花が痛んではいないかなどを観察し
ながらゆっくりと廻る。薄暗い林下に、ときには木漏れ
日が差しレンゲショウマの可憐な小さい花が浮きたって
愛おしい風情がただよう。


       浮き立つ花の美しさ

小さな丸い蕾がはじけた花を下から見上げると小さなハ
スの花に似ているように見える。小さな可愛らしい花は
とても愛おしく森の妖精のように思えてしまう……。

小さいので写真におさめるのも結構難しい。散策路の傍
らに咲いていれば助かるがそうもいかない。カメラアン
グルに四苦八苦。下手な鉄砲でいくしかない。


      レンゲショウマの群生

北斜面の散策路をゆっくりと2回ほど廻る。それでも飽
き足らず見て歩きこれはとう花を探す。観賞者は増えて
くる一方だが頑張る。

一番上の斜面を歩いてみると日が差して明るい。丁寧に
眺めているとどれもが可愛らしくて見えてくる。


       一輪の華やぎ

人も多くなってきたので園地を下ることにする。大展望
台から日の出山眺め、ビジターセンターへ下る。杉木立
の下りはルンルン気分。やがて、ビジターセンターだ。

パンフレットをもらい御嶽神社へ。参道は登り坂だ。だ
んだんきつくなる。やがて、参道の斜面に樹齢1000
年の神代ケヤキを仰ぎ見て商店街へ。


        武蔵御嶽神社

やがて、鳥居をくぐり石段を上り随身門をくぐると、長
い石段が続く。頑張て上ると御岳山山頂(929m)に
ある武蔵御嶽神社着いた。参拝をして休憩する。

楽しみにしていたロックガーデンへ。石段を下り長尾平
分岐を左に見て林道を行く。「天狗岩」まで800mの
標識に従い坂を下る。しばらく歩くと天狗岩したに着い
た。天狗岩から鉄梯子を下ると七代の滝だ。


        沢辺りに憩うハイカー

年配のハイカー四五人休んでいた。段差の大きい石段を
下ると巻き道をゆるく下ると水の音が聞こえてきた。少
し下るとロックガーデンだ。明るい砂の広場だ。

絶好の休憩所だ。六人ほどのハイカーが大休止しを楽し
んでいる。ロックガーデンは七代の滝から綾広の滝まで
約1.5kmある。すばらしい岩場の散策路である。


    渓谷の石段を登っていくハイカーたち

夏は涼を求めて苔むした岩間を流れる清流や深い緑が茂
る山や、沢の音を聞きながらダイナミックな渓谷美を楽
しめる最高のロックガーデンである。

危ないところもなく、渓谷の岩を踏みながら迫力がある
岩場の風景眺めながら、深山の岩場の踏みしめながらの
沢歩きは実に楽しい。ここが東京都だとは思えない。


      大岩が迫る道を行くハイカー

沢は蛇行しながら流れているので何度も沢渡を繰り返す
。渡るときは岩間を流れるさ清流を見つめて渡る。どの
渡りも変化があり同じ形状はない。


     高さ10メートル、綾広の滝

岩に腰掛け清流を眺めながら食べる握り飯は最高に美味
い。私は夏が一番好きである。楽しみながら歩いていた
ら綾広の滝だ。滝のパワーもらい下山の途に着いた。



















涼やかに咲くハスの花

2021-08-08 10:21:46 | Weblog
 平年より早く梅雨が明け、暑い日が毎日続く今日この
ごろである。朝早めに緑道を歩いたら蝉が鳴きだしてい
た。うるさいほどに感じる。

7月も下旬に入り、ハスの花も時節である。7月22日
、東京都町田市の薬師池公園にハスの開花状況を聞いて
みた。


    薬師池公園の大賀ハスピンク色の大輪

公園の人は「今年は例年より早く、7月9日頃から咲き
始めたという。15日ごろには満開となり、20ごろから
散り始めたという。今日はちらほらと咲いています」
とのこと。

そのご、鎌倉の鶴岡八幡宮に聞いたら「今は見頃を迎え
ています」とのこと。ハスの花はおおむね7月中旬から
8月中旬が見頃を迎えると本に書いてある。


         白いハスの花と蕾

前もって、早く確認すべきだった。7月25日(日)、晴
れ。ハスの花は早朝に咲くので早い方がいい。早立ちし
市営地下鉄発6:07に乗り中山駅で横浜線発6:22

の八王子行きに乗り換え町田駅6:34に着いた。駅北
口バス停21番で野津田車庫行のバスに乗り薬師池公園で
下車。薬師池公園に7時頃着いた。園内を歩きハス田へ。


         幻想的なハスの花

ハス田の周りは大勢の人で大変な混みようだ。少し高い
ところから一望する。ハス田は緑の葉で覆われて「ハス
の花」は見あたらない。

ハス田を巡ると、何本か咲いているハスの花を見つけた
。ピンク色の大賀ハスの大輪が艶やかに咲いている。ほ
っとし、写真に納める。花が少ないと美しく見える。


       水面に映す優美なハスの花

八つ橋をめぐると、満開の大輪に出会った。匂うような
美しさだ。回って行くと、今度は大きな葉の陰にピンク
色も鮮やかな美しいハスの花が咲いていた。

水面に映す光景は実にすばらしい。回っていると少ない
が蕾もまだまだある。観蓮団体の人は花が少なく残念そ
うだ……。離れてハス田を眺めるとハスの葉は生き生き


         浮き立つ花の美しさ

として生命力を感じる。花はほとんどないにひとしいの
でもう一度回り、名残惜しいが鎌倉に行くことにする。
バス停に向かう。

町田駅で横浜線の桜木町行きに乗る。横浜で横須賀線に
乗り換え鎌倉には9時頃に着いた。木が茂る若宮大路を
歩き交差点を渡ると赤い太鼓橋だ。


        清純な白いハスの花

正面には鶴岡八幡宮の荘厳な社が目前にせまる。太鼓橋
挟んで、右は源氏池、左は平家池だ。源平両池には白い
大輪のハスの花が美しく咲き乱れている。

期待にたがわず白いハスの花は清純で涼やかだ。源氏池
の岸辺にはピンク色の大輪のハスの花が優雅に咲いてい
た。紅一点の麗しい貴婦人のように美しい姿で咲き誇り
夏空に映える。


      源氏池の紅一点の薄紅色の大輪

藤棚の木陰で一休みし汗をぬぐう。池を渡るそよ風に白
い大輪の花はゆらゆらと波打ち明るい夏の情趣がただよ
う。ハスの葉は波のように揺れ動き夏の源氏池らしい。

前方には源氏池の浮島に立つ旗上弁財天の旗が風にはた
めき人が橋を行き交う光景は鶴岡八幡宮の境内らしい。
広い源氏池は白いハスの花が群落して咲き誇る。


       妖精のような白いハスの花

白いハスの花は白い綿のような雲のようにふんわりと緑
の葉に浮かび漂うような感じに見える。岸辺で白いハス
の花を眺めていると、白く大きな花びらは風にひらひら
と舞う。

夏の日差しにきらきら舞うような光景は白い妖精が戯れ
ているようなファンタスティックな世界を夢想する。


      白いハスの花が群生する平家池

平家池では神奈川県立近代美術館内の道を歩き平家池を
周回する。対岸から眺めると、斬新な美術館の建物と、
白いハスの花が見事に調和し優雅に見えてくる。

木々が深い静寂な庭内の蓮池から白いハスの花が浮き立
つように咲き誇る姿は気品があり見事な美しさだ。

     源氏池の浮島に立つ旗上弁財天

せっかく鎌倉にきたので、光明寺まで足をのばす。鎌倉
駅前の7番バス停から逗子駅に乗り光明寺で下車。目の
前が光明寺だ。

古い大きな山門をくぐり本堂へ。靴を脱ぎ回廊へ。当日
は「観蓮会」があり大変混雑している。回廊からハス池
の優美なハスの花を眺め大聖閣を仰ぐ。


       薄いピンク色の八重咲

大聖閣抹茶席をお願いしたら満席のため諦めて光明寺を
後にした。






初夏を彩る長谷寺のアジサイ

2021-06-28 09:52:14 | Weblog
 6月初旬に入ると梅の実が熟し梅干し作りなども一段
落し、しばらくぶりに緑道を歩いたら手毬のようなアジ
サイが咲いていた。

6月12日(土)の夜、テレビが鎌倉・長谷寺のアジサ
イを放映する。観音山の斜面を色とりどりに咲くアジサ
イは見事な美しさだ。


       ガクアジサイのかまくら

園芸家の解説もわかりやすく丁寧で素晴らしかった。梅
雨を彩る美しいアジサイを見に行きたくなった。

6月14日、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」
と気象庁が発表した。平年より1週間遅く、この10年
間で一番遅い梅雨入りとなりました。


       ガクアジサイの清澄沢

近頃は新型コロナウイルスの緊急事態宣言やワクチン接
種などに振り回されて花の季節感も遠のいてしまう。

6月15日(火)晴れ。朝起きると天気はよさそうだ。
早めに出立し市営地下鉄に乗り横浜駅発9時10分の逗
子行に乗る。鎌倉駅に9時34分に着いた。江ノ電に乗


      ガクアジサイのブルースカイ

り換え、長谷駅で下車。歩いて長谷寺へ。受付には6人
ほど並んでいた。長谷寺は正式には、海光山慈照院長谷
寺と号し、鎌倉有数の古刹であるという。境内に入り池

の辺を行くと石段近くに鉢植えのアジサイが数鉢並べて
ある。名札があり分かりやすい。石段を上り広い境内に
入る。荘厳な本堂や阿弥陀堂が重々しい。


       赤い色のガクアジサイ

本尊の十一面観音菩薩は(9.18m)の木彫仏で柔和
なお姿に魅せられる。本堂前にある休憩所にもアジサイ
の鉢植えが数点並んでいた。

鉢には名札があり(かまくら、長谷の潮騒、清澄沢、ア
ナベル)とあった。


     アジサイの写真に夢中な人たち

パンフレットには「観音山に広がる眺望散策路は、梅雨
を迎える頃には(あじさいの径)となり、40種類(2
500株)を越える紫陽花の競演をお楽しみいただけま
す」とある。

眼前に見える観音山の斜面は鮮やかな花色に輝き咲き乱
れている。「あじさいの路」の案内板に従い進む。入口
のテントで鑑賞券渡し観音山への散策路へ。


      初夏の陽光に輝くアジサイの群生

階段を上っていくと眼下に竹林やアジサイの花に囲まれ
た経蔵の屋根が見え奥ゆかしさがあり鎌倉らしい風情が
ただよう……。山の斜面には石仏が多い。

だんだん高くなり、色鮮やかなアジサイの美しい花の斜
面が広がり圧巻だ! 初夏の陽を浴びたアジサイの花は
美しく華やぎすばらしい。


         アジサイの群生

写真を撮る人が多いせいか散策路の角々は人だまりとな
り流れが悪い。そんな時はのんびりと写真に興じるのが
一番だ。


       アジサイの道下る人たち

山頂近くに小さな祠があり観音様が祀られていた。少し
行くと展望が開け花の間から相模湾が広がり眺望を楽し
む。由比ガ浜の砂浜や、海の彼方には三浦半島が浮ぶ。


       豊かなアジサイの花の風景

水平線は銀色に照り初夏の海はのどかで心安らぐすばら
しい一時だ。アジサイを観賞しながら散策路を行くと、
山陰の薄ぐらがりに白いアジサイが浮き上がるように咲


       珍しい白いアジサイのアナベル

き誇り見事な美しさだ。下りに入り、散策路の花の陰に
「良縁地蔵三体」が鎮座していた。若い女性たちは次々
に立ちより幸せを祈る姿はなんとも微笑ましい。


       アジサイの花と良縁地蔵三体

花の斜面を見上げると、初夏の陽に照らされたアジサイ
の花は紫色や濃い水色、赤紫色、白色などが艶やかな色
彩のハーモニーを奏でて美しく照り映え見事な花風景が
広がる。

一輪一輪を眺めても変化があり魅せられる。何と言って
も梅雨時の美しい花はアジサイが代表的な花だろう。


        石塔とアジサイの群生

下山し「見晴台」で休憩する。パンフに「当山は、鎌倉
八景のうち『長谷の晩鐘』と謳われた景勝地でもあり、
その眺望は、由比ヶ浜はもとより、遠く三浦半島や相模
湾をも一望できます」とある。

見晴台から初夏の海を眺め、アジサイの花を惜しみつつ
長谷寺を後にした。