わたしの散歩道

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涼やかに咲くハスの花

2021-08-08 10:21:46 | Weblog
 平年より早く梅雨が明け、暑い日が毎日続く今日この
ごろである。朝早めに緑道を歩いたら蝉が鳴きだしてい
た。うるさいほどに感じる。

7月も下旬に入り、ハスの花も時節である。7月22日
、東京都町田市の薬師池公園にハスの開花状況を聞いて
みた。


    薬師池公園の大賀ハスピンク色の大輪

公園の人は「今年は例年より早く、7月9日頃から咲き
始めたという。15日ごろには満開となり、20ごろから
散り始めたという。今日はちらほらと咲いています」
とのこと。

そのご、鎌倉の鶴岡八幡宮に聞いたら「今は見頃を迎え
ています」とのこと。ハスの花はおおむね7月中旬から
8月中旬が見頃を迎えると本に書いてある。


         白いハスの花と蕾

前もって、早く確認すべきだった。7月25日(日)、晴
れ。ハスの花は早朝に咲くので早い方がいい。早立ちし
市営地下鉄発6:07に乗り中山駅で横浜線発6:22

の八王子行きに乗り換え町田駅6:34に着いた。駅北
口バス停21番で野津田車庫行のバスに乗り薬師池公園で
下車。薬師池公園に7時頃着いた。園内を歩きハス田へ。


         幻想的なハスの花

ハス田の周りは大勢の人で大変な混みようだ。少し高い
ところから一望する。ハス田は緑の葉で覆われて「ハス
の花」は見あたらない。

ハス田を巡ると、何本か咲いているハスの花を見つけた
。ピンク色の大賀ハスの大輪が艶やかに咲いている。ほ
っとし、写真に納める。花が少ないと美しく見える。


       水面に映す優美なハスの花

八つ橋をめぐると、満開の大輪に出会った。匂うような
美しさだ。回って行くと、今度は大きな葉の陰にピンク
色も鮮やかな美しいハスの花が咲いていた。

水面に映す光景は実にすばらしい。回っていると少ない
が蕾もまだまだある。観蓮団体の人は花が少なく残念そ
うだ……。離れてハス田を眺めるとハスの葉は生き生き


         浮き立つ花の美しさ

として生命力を感じる。花はほとんどないにひとしいの
でもう一度回り、名残惜しいが鎌倉に行くことにする。
バス停に向かう。

町田駅で横浜線の桜木町行きに乗る。横浜で横須賀線に
乗り換え鎌倉には9時頃に着いた。木が茂る若宮大路を
歩き交差点を渡ると赤い太鼓橋だ。


        清純な白いハスの花

正面には鶴岡八幡宮の荘厳な社が目前にせまる。太鼓橋
挟んで、右は源氏池、左は平家池だ。源平両池には白い
大輪のハスの花が美しく咲き乱れている。

期待にたがわず白いハスの花は清純で涼やかだ。源氏池
の岸辺にはピンク色の大輪のハスの花が優雅に咲いてい
た。紅一点の麗しい貴婦人のように美しい姿で咲き誇り
夏空に映える。


      源氏池の紅一点の薄紅色の大輪

藤棚の木陰で一休みし汗をぬぐう。池を渡るそよ風に白
い大輪の花はゆらゆらと波打ち明るい夏の情趣がただよ
う。ハスの葉は波のように揺れ動き夏の源氏池らしい。

前方には源氏池の浮島に立つ旗上弁財天の旗が風にはた
めき人が橋を行き交う光景は鶴岡八幡宮の境内らしい。
広い源氏池は白いハスの花が群落して咲き誇る。


       妖精のような白いハスの花

白いハスの花は白い綿のような雲のようにふんわりと緑
の葉に浮かび漂うような感じに見える。岸辺で白いハス
の花を眺めていると、白く大きな花びらは風にひらひら
と舞う。

夏の日差しにきらきら舞うような光景は白い妖精が戯れ
ているようなファンタスティックな世界を夢想する。


      白いハスの花が群生する平家池

平家池では神奈川県立近代美術館内の道を歩き平家池を
周回する。対岸から眺めると、斬新な美術館の建物と、
白いハスの花が見事に調和し優雅に見えてくる。

木々が深い静寂な庭内の蓮池から白いハスの花が浮き立
つように咲き誇る姿は気品があり見事な美しさだ。

     源氏池の浮島に立つ旗上弁財天

せっかく鎌倉にきたので、光明寺まで足をのばす。鎌倉
駅前の7番バス停から逗子駅に乗り光明寺で下車。目の
前が光明寺だ。

古い大きな山門をくぐり本堂へ。靴を脱ぎ回廊へ。当日
は「観蓮会」があり大変混雑している。回廊からハス池
の優美なハスの花を眺め大聖閣を仰ぐ。


       薄いピンク色の八重咲

大聖閣抹茶席をお願いしたら満席のため諦めて光明寺を
後にした。






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