海外サイクリングの楽しみ!!

自転車乗りには危険がいっぱいの日本より海外でサイクリングする方が楽しいよ。

ドイツを旅して感じた事

2023-06-21 22:21:00 | 日記
色々ありましたが無事日本へ帰ることが出来ました。
サイクリングはとても楽しいもので、人生最後を締めくくるに十分のものでした。
ただ最初に感じた事は、この4年間のコロナ鍋でのブランクによる体力の衰えです。当初は71歳で走る計画でしたが、
75歳の後期高齢者になっての旅になってしまい。本人はトレーニングして来たつもりでも、実際は何の役にも立たず
ただ体力の衰えを実感するだけでした。特に4バッグはキツかったです。普段は1、2泊のキャンプツーリングで
走るぐらいでしたが、1ヶ月近くこれで走るのは堪えます。平地を走っている時は重さを感じませんが、ちょっとした坂や
未舗装路、押し歩きや、駐輪時での取り回しなどかなり影響して来ます。

また帰国3日前に、老化や疲労が原因なのか分かりませんが、右目の眼内レンズがズレて外れ、目が見えなくなる
アクシデントが起こりました。私は若年性白内障で30年以上前に両眼手術を受け、その後左目角膜損傷で、右目だけでの
片目で生活して来ました。
アクシデント当初は慌て、ショックでしたが、下向き、前方だけは視野が確保できるので、どうにか荷物の
パッキングなどが出来ましたので、帰国日までは無理をせず過ごしました。帰りの空港では
上を見ると見えなくなるので掲示板などがわからず、横を歩く人に、事情を話し、付き添って貰って
搭乗する事が出来ました。この事は妻に連絡したら心配されるので黙っていました。
旅行前半や途中に起こらなくて幸いでした。
やはり後期高齢者とはよく言ったもので、身体に何が起こるかわかりません、反省もし
自分の限界がよくわかりました。

このサイクリングで感じた事などを書いていきますが、あくまで私自身が感じた事なので
参考意見とお考え下さい。

① ドイツのサイクリングロード事情

やはりドイツのサイクリングロードは徹底しています。郊外や地方部の道は普段走っている武庫川サイクリングロードと
それほど変わりはありませんが、都市部の自転車専用レーンは、日本とは比較にならない状態です。
完全に自転車の走行が確保されています。

武庫川サイクリングロードとたいして変わりは
ありません。




自動車の駐車レーン。右側が自転車専用レーンです。
日本のようにレーンを邪魔して駐車する車はありまsrん。





バスが走る道は2車線の内1車線が、バスと自転車専用のレーン
になっています。

これはベルリンですが、バスの隣が自転車専用レーンです

ほとんどの都市部はこのように立派な自転車専用レーンが続きます。
ここを多くの通勤客が朝夕走っています。

日本のように2段階右折などの事はなく、堂々と、右左折、直進が出来ます。
またそれを邪魔する自動車など無く、完全に自転車優先の社会になっています。
バックミラーを付けていますが、ほとんど用無しの状態でした。
クラクションを鳴らされることもなく、快適に走れました。
歩道の半分は自転車専用レーン。

また住宅街などは全て30km規制になっており。ぶっ飛ばす車は見当たりません。
自転車のヘルメットに関しては強制ではありません。
サイクリングロードでツーリングしている人達はほぼ着用していますが、都市部などの
通勤、買い物の人達はバラバラですね。
このドイツの実情を見て日本でも可能かと考えますが、自動車を中心に道路行政を行なって来た
日本では、今の所まず不可能でしょう。大都市部の2車線道路の1車線を自転車道路などにしたら、
まず都市交通はパンクしてしまうでしょう。
私の孫やその子の時代、人口もずっと減った頃には可能かもしれませんね。











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