心が満ちる山歩き

美しい自然と、山に登れる健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山・街歩き・温泉・クラシック音楽‥‥

尾瀬ヶ原・至仏山(1)

2020年06月21日 | 尾瀬・燧ヶ岳・会津駒


至仏山(2,228m)


 「~ 尾瀬ヶ原から見る至仏山の山体は笠を伏せたようだ。かつて笠岳、笠品岳と呼ばれていた様子がよくわかる。 ~」(浅野孝一・打田鍈一・楠目高明・横山厚夫著『関東百山』(実業之日本社)
 
 一度尾瀬を歩いてみたいと思っていました。登山靴を買って2年経ち、初めて尾瀬に行ってみました。
 鳩待峠から山ノ鼻へと下る途中、樹々の間から至仏山が見えます。大きな山の雰囲気が伝わってきました。
 今日は至仏山へ登るのがメインですが、登山口の鳩待峠から往復するだけでは時間が余るので、鳩待峠→山ノ鼻→至仏山→鳩待峠という三角形を反時計回りにたどることにし、さらに尾瀬ヶ原の湿原歩きも付け加えました。山ノ鼻から至仏山への登山道は登り専用のため、同じコースを反対方向(至仏山→山ノ鼻)に歩くことは出来ません。
 尾瀬ヶ原に出ると、東北最高峰の燧ヶ岳に向かって複線の木道が伸び、池塘は青空を映し出し、紅葉の始まったヒツジグサの浮葉が散りばめられています。小さな水面に、さらに小さな浮島のある池塘もあります。
 振り返ると至仏山が大きく、とても重厚なの形をしていました。






 (登頂:2013年9月中旬) (つづく) 



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