「大好き」を叫ぶログ!!

アニメやゲームの感想を書いていきます。

#218:Beginning_of_spring!

2023-04-05 21:00:00 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』

✅期間 :2023/03/25~04/05

✅Twitter

✅概要

3年生になり、忙しくなるアフグロのメンバーだったが、これまでも、これからも変わらない「いつも通り」が続いていく予感を描く。

🔴子どもの頃の夢

らん:かどうか
モカ:たんてい
ひまり:おひめさま
つぐみ:まほうつかい
ともえ:ヒーロー

🔴3年生になって

蘭:華道の道へ
モカ:思っていることをあてる探偵
ひまり:愛されキャラ
つぐみ:羽丘の生徒会長として魔法使いのようにアドバイス
巴:ラーメン銀河の救世主、ダンス部部長(ヒーロー)

✅所感

子どもの頃になりたかったものに、自然となれるなんてすごい。
自分は、ケーキが毎日食べられるからという理由で、ケーキ屋さんになりたかったけど、今SEだし。
未だに「なりたい自分」はあるけれど、今を生きるのに精一杯で、ちーっとも近づけないんだ🙃

(更新日:2023/04/24)


【ガルパ】No.147_ポピパ3章:Live Beyond!!!◆「ライブ配信」でも思いは伝わる。やっぱり音楽の力ってすごい!

2021-04-17 21:51:22 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』


ポピパ3章「Live Beyond!!!」は、ライブ配信で思いを伝えるにはどうしたらいいか、という、大人でも答えることが難しい問いに高校生である彼女たちが立ち向かっていくというストーリーです。

コロナが蔓延している今だからこそ、多くの人たちに読んでほしいと思っています。さっそく振り返ります。

 

「ライブ配信」という新しい試み

有咲ちゃん家の蔵にて、ポピパは前日のRoseliaのライブの感想を語り合っていました。
そのうち、自分たちもライブがやりたくなってきたポピパ。
でもどうせやるなら、成長した自分たちの姿をたくさんの人に見てもらいたいと話す有咲ちゃん。
そこで1か月後をめどに、ライブハウス「CiRCLE」での開催を目指して、スケジュールを抑えに行きます。

しかし、1か月後は既に予約でいっぱい……。
落ち込む香澄ちゃん。
3か月後にしようかと考えていると、まりなさんから「1か月後にライブできる方法」があると聞きます。
それは以前ポピパも出演した「ロッキンスターフェス」に出ること。
CiRCLE代表として参加を打診されたのでした。
図らずも「成長した自分たちの姿をたくさんの人に見てもらう」ことができるチャンスを得たポピパ。
まさに「ライブに呼ばれた」ような偶然に一同喜び、参加を快諾します。


ある日、フェスの打ち合わせで「CiRCLE」へ向かったポピパ。
打ち合わせの後、まりなさんが運営会議に参加することを聞き、自分たちもその運営会議に参加させてもらうことに。
会議室では多くのライブハンススタッフに顔を覚えられていたポピパ、話がはずみます。


そこへ入ってきたのは、オーナーこと都築詩船さん。
ライブハウス「SPACE」のオーナーで、店は閉めたものの、今もガールズバンドの普及に携わるオーナー。
ガールズバンドチャレンジと同様、スペシャルアドバイザーとして運営に携わっていたのでした。
オーナーを交えたピリッとした会議の中、香澄ちゃんはたくさんの人に楽しんでもらうためにある提案をします。
それは「会場に来られない人のためにライブ配信をする」というもの。
今回、りみちゃんのお姉さんで留学中のゆり先輩は日本に戻れないため、そのこともあって提案したのでした。
しかし……オーナーから「却下だ」の一言
理由を聞きますが「自分で考えな」と会議をお開きにされてしまいます。



別の日、ポピパのメンバーはライブ配信を却下された理由をオーナーに直接聞くことに。
オーナー曰く
・ライブは生き物だから、その場にいて、同じ空気を感じて、同じ時間をともにしないと本当のライブとは言えない。
・バンドマンは会場にいない多くの顔が見えない人たちに、自分たちの気持ちをしっかり伝えられることが難しい。
 プロのミュージシャンですらそのことを悩み真剣に議論してライブしているのに、観てくれる人が増えるからという生半可な気持ちで軽々しくライブ配信を行うのは失礼だ。
 (オーナー的に言えば、多くのミュージシャンに対する冒涜


オーナーの「大人の意見」に言われて何も言えなくなるポピパ。
しかしおたえは、「文句があったら連絡してきな」というオーナーの言葉から、オーナー自身が答えを見つけられておらず、その答えを知りたがっているのだということを感じます。
そして、これまでたくさんの人たちに支えられて成長してきた自分たちが、会場に来られないような多くの人たちに、ライブ配信でも気持ちを伝えたいという沙綾ちゃん。
触発されたポピパ一同。
「顔の見えないたくさんの人たちにも伝わるライブ」の実現に決意を新たにするのでした。

 

チャレンジを繰り返して


りみちゃんは、海外にいるお姉さんとビデオ通話をしているうちに、離れたところにいる相手でも、ビデオ通話であればお互いに距離を感じない、確かにつながっていることを実感していることに気が付きます。
物事はやってみないとわからない
机上であれこれ考えるより実際にやってみて問題点を洗い出してみること気が付きます。
だからこそ自分たちもライブ配信をやってみて、それをオーナーに観てもらって認めてもらおうと試みます。


そしてやってきたお披露目の日。
カメラの映り方、お客さんからの見え方などを意識して、オーナーにライブ配信を披露します。
しかしオーナーの答えはNO……。
演奏はうまくなっていても、ライブのような熱を感じない、空気も伝わらない、音の臨場感も高揚感も余韻もなく「ライブではない」とバッサリ。


それでもポピパはあきらめません。
1週間という猶予をもらって再挑戦することになりました。
演奏する自分たち自身も、誰に向かって気持ちをぶつければいいのかがわからないなど、やってみて見えてきた課題。
オーナーを震えさせる演奏をするための、ポピパの一週間が始まりました。

1回目はカメラを意識してばっかりだったのでは、と、2回目の挑戦では「気持ちを込めて」歌ってみたポピパ。
しかしオーナーは認めてくれません。
何をどうしたらライブの熱が伝わるのか。
練習にも力が入る中、あっという間に期限の1週間後になります。

再度臨んだ1週間後のチャレンジ。
しかし……熱は伝わっているがまだ不十分だと、NOを突き付けられてしまいます。
あんなに一生懸命にがんばったのに。
自分たちがうまくできなかったから、ライブを成長させることができなかったと、香澄ちゃんは悔し泣きしてしまいます。


その姿をみて、普段は冷静で大人な有咲ちゃんが、有咲ちゃんが泣きの一回をお願いするのです。
「まだ諦めたくない」「ポピパなら絶対できる」
その言葉に、他のメンバーも、まりなさんもオーナーにお願いします。
そして、本当のラストチャンスをもらえたポピパ。
最後の一回にすべてを賭けることに。


ちなみに、有咲ちゃんがここまでしてお願いをしていたのには、ライブを成長させてあげられなかったと諦めてしまいそうになる香澄ちゃんをみたくなかったから
香澄ちゃんがここで引き下がってしまうのも珍しい気がしますが、それだけ心ポッキリいってしまいそうだったのかもしれませんね。
それをポピパには2番目に入って一番バンドの中での付き合いが長い有咲ちゃんが支えてあげる……かすありというカップリングの強さが滲み出ている、ガルパ屈指の名シーンだなと感じます。

 

音楽の力を信じて

その夜、明日のオーディションに向けて、士気を高めるために一緒にお泊りするポピパのもとに、まりなさんからビデオ通話が入ります。
ポピパへの感謝とねぎらい、そしてフェスでのライブ配信実現に向けてがんばっているポピパの動画を、フェスに参加する全国のライブハウスにみせたこと、その反響で多くのスタッフたちが自分たちにできることはないかと動き始めている事実を知ります。
寄せられたたくさんの応援コメントをみて、心を打たれるポピパ。


こんなにもたくさんの人たちが自分たちのことを応援してくれていること。
映像越しでも自分たちの思いがちゃんと伝わるライブを実現できていたこと。
離れていたとしても、たとえ顔をみたことのない人であっても、音楽は距離を越えて思いを伝えられるということ
またしても音楽の力に支えられたポピパ、その力を信じてラストチャンスに臨みます。

音楽の力といえば、前回のロッキンスターフェスのイベントを思い出します。
あのイベントで配信された曲「CiRCLING」の歌詞にも「音楽のチカラで Believe(me!) Make(wa!) もっともっと!」と歌われています。
しばらく前だから全然覚えていない……。いずれ振り返ります。

さて、ラストオーディションを終えたポピパ。
オーナーの「やりきったかい」の質問に、自信をもって「やりきりました」と答えるメンバーたち。
100点の演奏ではなかったかもしれないが、自分たちのできる一番いい演奏ができたと香澄ちゃんは言います。
そして、自分たちが周りからの応援で成長できたように、生き物である「ライブ」も成長できる可能性があること、だからこそ自分たちは「ライブ」を成長させてあげたいという思いを、オーナーにぶつけます。


ポピパに満点の答えを求めてきたオーナー。
しかし「ライブ」を成長させたいという香澄ちゃんの思いは、しっかりと画面越しのオーナーに伝わったようです。
ポピパの出した答えを、満点に近づけるために、「ライブ」を成長させるために、オーナーは合格を伝えたのでした
喜ぶポピパを尻目に、思いを受け取ったオーナーは、残り2週間となったライブに向けて、動き始めます。

やってきたフェス前日。
ポピパの頑張りを動画を通じて多くのスタッフが知っていたためか、多くの人たちから声をかけられる中、ポピパは準備するオーナーやこのフェスのために再結集されたSPACEのメンバーにあいさつ回りをします。
そこでオーナーからスタッフへの激励の際、香澄ちゃんからも一言とオーナーから挨拶を求められます。


香澄ちゃんは、そこにいるスタッフに向けて、音楽の力を信じましょうと伝え、会場にいる全員で円陣を組むことを提案します。
みたこともないような大きな円陣。
そこに音楽の力をみたポピパ。
明日のフェスに向けて士気を高めるのでした。

 

そしてライブは成長を続ける

ロッキンスターフェス当日。
センターステージでは大型モニターにSNSの書き込みが流れていることに、ライブの成長を感じるポピパ。
そこにやってきたオーナー。
「ライブ配信」の100点の答えを出すために、気持ちだけではない、技術面でのサポートを行ってできる限りのことをやったと伝えます。

午前中の部が終わった……と思いきや、パンフレットに書かれていないシークレットゲストが画面上に登場しました。
そのバンドは……なんと「Glitter*Green」!


メンバーが別々の場所からライブに参加する、という新しい試みが行われたのでした。
予期せぬグリグリの登場に、驚きながらも全力で楽しむことにしたポピパ。
ライブは、技術と相まって大きく成長した姿をみせてくれたのでした。


そしてやってきったポピパの出番。
ビデオ通話でオーナーに向けてライブしたときはどこに向かって歌えばよいのかわからなかった香澄ちゃんたち。
はじまったばかりの新しい形でのライブだからこそ、答えはまだ出せないまま。
だからこそ、まずは一番遠いところへ、すなわち「星」に向かって演奏することを提案します。
星の鼓動を感じて、キラキラドキドキを追いかけた香澄ちゃんだからこその提案に、ポピパっぽい答えだと笑いつつ、メンバーの気持ちがひとつに、いつもの掛け声とともにライブの幕が開けたのでした。
その思いは、妹の明日香ちゃんにも、ちゃんと届いていたのでした。

ライブを終えたポピパたちのもとに、まりなさんが駆けつけます。
SNSでの反響も大きいようで、ライブは大成功。
これから先、ライブの形が変わっていくことでライブハウスの存在意義が無くなるのでは不安そうなまりなさんでしたが、ライブの熱、汗、空気の振動、歓声、その全部を感じられる唯一の場所であるライブハウスは絶対に必要という香澄ちゃんのメッセージで物語は締められます。

 

この時代だからこそ、伝えたいメッセージがそこにはある

コロナの影響で多くのライブイベントが中止になっていた去年、新しい生活様式に移行しなければならなくなったとき、ライブは大きな変化を遂げました
観客を入れないで行う、無観客配信ライブ。
この新しい試みに戸惑ったのは私たち観客だけではありません。
バンドマンも、運営側も、今までと違った方法で観客に熱を伝えなくてはならず、私達には想像のつかないような苦労があったのだろうなと感じます。


私はガルパだけでなくラブライブも追っていますが、特に虹ヶ咲の2ndライブのことを思い出しました。
お客さんがいないことで100%の力を出せていない演者さんたちをみるのは、正直つらかったです。
会場に行けたら、たとえ演者さんがミスしても声援を送ることができますから。
プロとしてどうとかそんな話ではなく、実際に同じ場所にいるからこそできることがたくさんあるという話で、無観客ライブではそういったことができないからつらいよねという話です。
少しずつ制限が緩和され、今では安全対策を徹底したうえで観客を入れてのライブが行われていますが、状況が状況だけにいつまた無観客になるかと思うとヒヤヒヤしますね。


話が逸れましたが、このイベントでのストーリーで描かれている「ライブ配信」の難しさは、この1年で多くのパフォーマーが経験したことだと考えています。
それでも、音楽の力がある限り、香澄ちゃんの言うように、どんどんライブは成長を続けていくはずです。
ロックンロールは鳴り止むことは決してないのです!!
時代の変化にしっかりと順応し、形をかえてライブはまた次の時代へ。
そんなライブの成長を、パフォーマーの成長と共に、これからも楽しんでいきたいなと感じました。

以上、強いメッセージ性が込められた、素敵なエピソード「Live Beyond!!!」でした!
でも、やっぱりライブは会場で楽しみたいな……。
はやくコロナが収束しますように!

 

P.S.

ポピパの新曲『Live Beyond!!!』のPVが公開中です。(フルはゲーム内で視聴可能)
PVの中には、印象的な「輪」が散りばめられています。
ポピパたちが乗っている電車(ミライトレイン)の吊革演奏するポピパの背景に広がる虹、そして北極星を中心に弧を描く星の軌跡
そういえば、このストーリーの中でも、大きな円陣を組んでいましたね。

そして『ミライトレイン』に乗って、終わらない夢に向かっていくポピパのみんな。
ミライ行きの電車は、どんどん増えていって、終着駅という概念はもはやありません
この『ミライトレイン』は実は環状線という考察がありますが、私もその考察には激しく同意です。
夢を追うたびにどんどん大きくなっていく環状線な気がします。


【ガルパ】No.146_さくら色ストロール◆型にはまるのではなく、型にまわりをはめていくことが大切なのです。

2021-04-04 15:37:31 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』


今回はパスパレの対バンライブイベント「さくら色ストロール」を振り返ります。

パスパレのお仕事回。
そしてまたまた待ち受ける困難。

今回は特に、日菜ちゃんと千聖さんの活躍が光るエピソードでした。
そして社会人●年目の私の心にも、しっかりと響くストーリーでした😭

それでは振り返ってまいります!

 

日菜ちゃん爆弾がさく裂……。

みなさんは日菜ちゃんといえば何を思い浮かべますか?


天才?
るんっ♪?
いろいろありますが、私は、彼女はかなり素直で、思ったことをハッキリという人間です。
それが日菜ちゃんの良さであり持ち味でもあるのですが、日常生活において嘘偽りなくハッキリ正直に言うことが必ずしも良しとされるわけではありません。
でも、どんな状況下であれ、思ったことはハッキリ言う、それが日菜ちゃんなのです。


ケーキ屋さんでの食レポのお仕事をしているパスパレ一同。
1位に選ばれたお店『パティスリー トモ』の『春爛漫ロールケーキ』を試食することになったメンバーたち。
フランスで10年も修業を積んだ店長さんが作った渾身のロールケーキ!
のはずなのに、その味がとてつもなく美味しくない。
っていうか、とってもマズイ。。。🤮


黙ってしまうメンバーを尻目に、日菜ちゃんは「まずいねー」と素直に感想を述べてしまいます。
まさに歯に衣着せず物言いに、一同驚きます。


何とかこの場を取り繕うとメンバーでフォローしようとします。
しかし、イヴちゃんはダメ押ししてしまうし、彩ちゃんは無理に食べようとしてせき込んでしまいました。
今世紀稀にみるほどの放送事故。
結局、千聖さん判断で、カメラは止められてしまいました。


翌日、日菜ちゃんに対してカチギレする千聖さん。
収録だったからよかったものの、生放送だったらどうなっていたことか😱


どうやらパスパレのみんなが食べたケーキは、見習いの方が練習で作ったものらしく、それを間違えて出してしまったようです。
なんかこれ聞いたことあるな、と思ったら『五等分の花嫁』ですね。
ドラマの撮影で一花ちゃんは食べたケーキを満面の笑みで「おいしい」といい、プロ根性を見せつけました。
しかし正直者の日菜ちゃんにはそんなのできるはずもなく……。

とはいえ、彼女たちもプロです。
お店や商品の紹介をするお仕事なのに、お店の評判を落とすような失言は、絶対あってはいけません
だからこそ、たとえ出されたケーキが美味しくなくても、おいしいと笑顔で言うべきであると千聖さんは注意をするのでした。


これまでも日菜ちゃんは、インタビューアの人を困惑させたり、映画が面白くなかったとブログに書こうとして、問題になっていたようでした。
それでも反省の色が見えない日菜ちゃん。
本人に悪気がないので、なぜ怒られているのかもわかってくれません。


そんな日菜ちゃんの様子をみて、千聖さんは日菜ちゃんに訴えます。
パスパレをどんなアイドルにしたいのか。あなたがどんなアイドルになりたいのか。何がパスパレのためになるのか
日菜ちゃんは考えてみることに。

 

どんなアイドルになりたいか。


レッスンスタジオでも、日菜ちゃんはずっと、千聖さんに言われたことを考えていたのでした。

そもそも、千聖さんがなぜあんなにも感情を出して怒っていたのか。
麻弥さんは、パスパレの活躍の場が増えてきたからと言います。

彩ちゃん、千聖さんはドラマに出演し、麻弥さんの雑誌のコラムは書籍化が決定、イヴちゃんはラジオがはじまりました。
そういえば日菜ちゃんは何も決まっていないなあ……。まあ、お察ししますが。。。

とにかく、活動が広がれば、その分知らない人の目にも止まるし、仕事で関わるスタッフさんも知らない人が増えてくる。
初めての現場で悪い印象を持たれたら、仕事がこなくなってしまうかもしれない。
たとえ悪気がなかったとしても、日菜ちゃんが足を引っ張ってしまって、他のメンバーの仕事に影響が出てしまうなんてことだけは避けなくてはいけない。
それがあったから、千聖さんは日菜ちゃんにいつも以上に厳しく注意をしていたのでした。


しかし、日菜ちゃんにしてみれば、「自分に求められている役割」を演じるのが正解というのが、どうにも納得できません。
つまらないものを面白いといい、マズイものを美味しいという「嘘」は、求められている役割を全うするのためには致し方無いのか。


麻弥さんはすかさず、千聖さんの言いたかったことは、何を大切にするかということであって、
今後のパスパレをどうしたいのか、どんなアイドルになりたいかを考えて、その目標を見据えて行動するべきだということだとフォローします。

そこで日菜ちゃんは、3人にどんなアイドルになりたいのかを聞きます。



彩ちゃんは「夢を与えるアイドル」
麻弥さんは「自分らしく、誰かに勇気をあげられるようなアイドル」
イヴちゃんは「パスパレが天下を取れるアイドル」

みんな、それぞれなりたいアイドル像があって、そこに向かって日々努力しているのでした。
日菜ちゃんはこれから、なりたいアイドル像を考えていくことになります。

 

引き立て役で汚れ役

ある日『ロイヤル×ホリデー』という休日にやっている番組のお仕事で集まったパスパレ一同。
女優のハルカさんと一緒に、桜の名所をロケするというものでした。
有名な番組への出演に気合が入るメンバーたち。


ロケはロケは順調に進んでいるものの、千聖さんと麻弥さんはある違和感を感じます。
桜をバックにアドリブでドラマのワンシーンを演じるとき、女優の千聖さんではなく、彩ちゃんに。
彩ちゃんは噛んでしまったのですが、それはそれで味があるからとスタッフさんは撮り直してくれません。
桜は何科か、という質問に、ハルカさんは(事前にスタッフさんが教えてくれたから)バラ科と答えられて、彩ちゃんは答えられないシーンを撮影される。
彩ちゃんが失敗するところばかりを撮影されてしまいました


千聖さんと麻弥さんは、自分たちが引き立て役で、メインのハルカさんを立たせて彩ちゃんで面白い画をとろうとしていることに気が付きます。
女優さんのダシとなって引き立てるのが、この番組に求められている役割と気づくメンバーたち。
このことに、当然日菜ちゃんも全然るんっ♪としません。


休憩中。
彩ちゃんが失敗して、女優さんが成功するの繰り返しでロケが行われていることについて、
「考えようによっては要所要所で目を引く彩ちゃんのポジションは残るし、パスパレを覚えてもらうきっかけになるはず」ととらえる千聖さん。
続けて、お仕事だからと、与えられた役割に徹するのがプロとして当然であると主張します。


しかし日菜ちゃんは、自分がなりたいアイドル像はよくわからないとしたうえで、みんなが楽しそうじゃないお仕事を我慢してやるのではなく、自分たちで楽しいを作っていくお仕事がしたいと、麻弥さん曰く「まわりの作った型にはまるのではなく、自分の作った型にまわりをあてはめていく」仕事をしたいと主張するのでした。


どうすべきかではなく、どうしたいかを考える
さすが日菜ちゃん。天才すぎます😍

日菜ちゃんに触発された3人は、このまま引き立て役として型にはめられたままは悔しいと、日菜ちゃんに賛同します。
しかしプロである千聖さん。
誰かを引き立てるお仕事は、キャリアのある俳優さんとの共演や大きな事務所からの意向により、これからもやってくるし従わなくてはいけないときが来るかもしれないと、正論をぶつけます。


でもそれはいまではなく、このままパスパレが自分たちの望まない形でのイメージが張り付いてしまう前に、望む形で何かを残すことに賛成するのでした。
とびきり怖い笑顔を浮かべながら😨

これまでの千聖さんだったら、これからの自分のキャリアのことを打算的に考えて、絶対に安全なほうへ進んでいたはずです。
しかし千聖さんはもう、そういう選択をしません。
これがおそらく千聖さんの変化です。
自分の保身よりグループのことを考えて、何が最適解なのかをしっかり考えているのです。
自分のためではなく、グループのために。
この「One for All, All for one」の精神は、今回のイベントでもセリフに端々から感じられます。

かくして、普段手を組まない2人がタッグを組んで、ここからパスパレの逆襲がはじまるのでした😂

 

パスパレの逆襲

そんなこんなで、後半のロケがスタート。
日菜ちゃんと千聖さんで連携して、ロケの流れを自分たちに引き寄せてしまいました


桜に関する曲のクイズを見事回避して、限定クレープの食レポへと誘導。
彩ちゃんのSNS映えする写真を紹介してハルカさんをうまく巻き込みます。


絵葉書教室では、彩ちゃんの絵ではなく、日菜ちゃんが自分の絵に注目させ、イヴちゃんにパス。
千聖さんはイヴちゃんの紹介をしつつ、ハルカさんのドラマの番宣へつなぐ。

ここらへんは語るより感じていただきたいので画像で。
麻弥さんの解説がなかなか熱く、そっちも必見です。


最後のスペシャルクイズでは、豪華ディナーが食べられるチャンスをかかっていました。
スタッフさんのは、ハルカさんにお願いしたいという暗黙の意向があったようですが。
スタッフさんから、桜の和歌に関する問題だというヒントを日菜ちゃんが見事聞きだし、以前のイベントで桜の和歌をまとめていた彩ちゃんにパス。
ここまで全く見せ場なく、コマのように扱われてしまった丸山さんですが、ここで挽回のチャンスが巡ってきたのです!
なんという胸アツな展開なんだ!
果たして正解できるのか。

 

日菜ちゃんの目指すアイドルは


できませんでした🤣🤣🤣
まあわかっていたけれども。
さすが彩ちゃんですw
今回も期待を裏切りません!
でも、番組の評判は上々で、ハルカさんもSNSで楽しかったと言ってくれましたし、スタッフさんからも機会があれば出てほしいと言われたようで大成功でした!


適度に彩ちゃんをからかった後、千聖さんは日菜ちゃんに、なりたいアイドル像が見つかったのかを聞きます。
しかし、日菜ちゃん自身はしっくりくるものが思いつかないといいます。



そんな日菜ちゃんに千聖さんは提案をします。

日菜ちゃんの、与えられたものをただ受け入れるのではなく、自分で望む方向に進めさせることができるという強みを活かして、
パスパレがパスパレとして輝けるように、私たちの枠を広げるアイドルになってほしいと伝えます。

これを聞いた日菜ちゃん、るんっ♪ときたようです。
日菜ちゃんは「枠を広げるアイドル」という目標に向かって、歩み始めたのでした🤗


それにしても、今回のイベントはすごかった🤔
番組の後半、日菜ちゃんと千聖さんの巧みな連携によって、ロケの流れが全く変わってしまったのですから。

普段手を組まない2人が手を組んだことによって実現した今回のお話。
もしかしたら、パスパレはこの2人がいれば無敵なんじゃね?
と同時に、絶対この2人だけは敵に回してはいけないと、麻弥さんと彩ちゃんともども、私も戦々恐々とするのでした。

 

♪  ♪  ♪

 

ここでカードの紹介です。今回はすべて後日談になっておりますので、まとめて紹介します。

 

麻弥さんカード「コスモスナビゲーター」



左エピソード「ジブンたちのリーダー」では、彩ちゃんの家で一緒にMarmaladeのライブDVDを鑑賞します。
Marmaladeのリーダーであるあゆみさんを超えられるようなアイドルを目指す彩ちゃん。
あゆみさんと彩ちゃんは違うけれど、どこか似ていると感じた麻弥さんのお話。


右エピソード「ひとりひとりの輝き」では、街を散策して街にあふれているアイドルに関連するものをみて、改めてアイドルの多様性を確認した麻弥さんのお話です。

 

イヴちゃんカード「コスモスクルー」


左エピソード「クイズでそうろう」。
イヴちゃん司会のクイズ番組があったらということで、おたえとはぐみちゃんがゲストという、突っ込み不在のエピソードとなっています。

右エピソード「ブシの後ろ姿」では、ロケで共演したハルカさんとイヴちゃんが一緒にお仕事をすることになったことが語られます。
もしかしたらイヴちゃんの時代劇デビューのストーリーがくるかも……💕

 

彩ちゃんカード「食レポ、苦戦中……」


左エピソード「前を歩む人」では、やまぶきベーカリーでの沙綾ちゃんとの会話が聞けます。
これまでの失敗や、誰かにフォローしてもらってばかりだからもっと日菜ちゃんや千聖さんのように現場の流れを作れるようになりたいと語る彩ちゃんの前向きさが素敵です。


右エピソード「桜が語るもの」では、ロケでの失敗を繰り返さないように、桜を見ながら感じたことをうまくみんなに伝えられるようにと練習する彩ちゃんがみれます。
やはり、彼女のひたむきさは、応援したくなりますね。

 

日菜ちゃんカード「自分で切り拓く道」


左エピソード「二人の駆け引き」では、残った最後のクッキーでじゃんけんで心理戦を行う龍虎の戦いが見られます。
煽る日菜ちゃん。
持ち前の演技力を発揮する千聖さん。
この2人、やっぱり敵に回すと恐ろしい。

右エピソード「あたしの目指すアイドル」では、まりなさんに自分の目指すアイドルが「枠を広げるアイドル」になったことを嬉しそうに語る日菜ちゃんが見られます。

 

千聖ちゃんカード「舞い散る桜吹雪と」


左エピソード「特訓!食レポ編」では、ファミレスで激辛カレーを食べて食レポを練習するパスパレがみれます。
千聖さんの食レポの極意というのが面白いですので必見です。

右エピソード「小さな冒険」では、今回の出来事を語る千聖さんがみられます。
求められている役割からはみ出した冒険だったことや、基本的には自分に求められている役割を全うすることが大事だという千聖さんのプロ意識が見られます。
千聖さんは子役からずっと芸能界に身を置く人間。
彼女はこれからも日菜ちゃんのストッパーとなって、グループを成長へと導いてくれることでしょう。

 

型に嵌った人間はつまらない


日菜ちゃんの正直さというのが、毒にも薬にもなるというそんなお話だったと感じます。

でも、日菜ちゃんの言っているように、自分が求められている役割をただ演じるのは、自分じゃなくてもいいわけで。
自分にしかできない役割を自ら進んで見つけていくことが本当に大事なのだと訴えるストーリーでした😍
日菜ちゃんが生徒会長になって羽丘を改革?していったように、お仕事でも日菜ちゃんの手腕が発揮されたということになります。

自分の作った型にまわりをあてはめていくということ。
自分が楽しくないことを我慢して受け入れるよりも、どうしたいかを考えること。
これは大人になって、お仕事をするうえでも大切なことだと思います。

型にはまったことをするのは楽だし、安定しているし、確実かもしれません。
しかし私の場合、それで毎日を過ごすのは、日菜ちゃんと同じく「つまらない」と感じてしまう人間です。
うまくいくかはわからないけれど、自分の型に無理なく当てはめて物事を遂行していくことも時には必要なことだと思います。

そんなことを教えてくれた、日菜ちゃんらしいエピソードでした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


【ガルパ】No.144_バディ×バディ◆着ぐるみの不思議な力と、美咲ちゃんとミッシェルの素敵な関係性

2021-03-13 16:48:23 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』


今回は、アフグロのリーダー・ひまりちゃんメイン回です。
マリーという商店街で人気の着ぐるみに入って奮闘する姿が描かれています😆

ひまりちゃんが、今回のお仕事で得たことは?
そして美咲ちゃんが感じている、ミッシェルへの「不思議な力」とは?
さっそく、振り返ってみたいと思います。

 

ひマリー登場!


商店街の「お客様感謝デー」を盛り上げるために、初日と最終日にミッシェルとマリー(どちらも着ぐるみ)が来ることになりました。
これまでマリーの中に、はぐみちゃんが入っていたのですが、あいにくソフトボールの試合と感謝デーが被ってしまいました。
困ったはぐみちゃんは、たまたま買い物に来ていたひまりちゃんに助けを求めます。
そうして、ひまりちゃんがはぐみちゃんの代わりに、マリーの中に入ることになったのでした🤣
仕事はビラ配りなどの簡単なことだけで、主にお客さんに楽しんでもらうことが目的だと話す美咲ちゃん。
二つ返事で引き受けてしまい、失敗したらどうしようと不安だったひまりちゃんでしたが、美咲ちゃんの話を聞いて頑張ってみることに。


そして迎えた「お客様感謝デー」初日。
マリーの中に入ったひまりちゃんは、チラシ配りや、お客さんとの記念撮影も、そつがなくこなします。
アルバイトの接客経験が活きている様子。

早々にチラシを配り終わったマリー。
チラシの追加があるかを「美咲ちゃん」に尋ねます。
しかし「ミッシェル」は答えてくれません🤔
ひまりちゃんは、不思議に思いながらもチラシを補充します。


その後、ひまりちゃんはクラスの子を発見。
ついつい自分が中に入っていることをバラそうとしますが……。
ミッシェルに引っ張られて、強制的に事務所へ連れ込まれてしまいました😥


美咲ちゃんはひまりちゃんに、自分が呼ばれたときに敢えて答えなかったのは「ミッシェル」だったからだと伝えます。
「ミッシェルもマリーも、現実はただのキグルミだけど……不思議なお友達なんだって思ってくれてる人もたくさんいる」から「そういう人達をがっかりさせるのはなんか違うかなーって」
「だから、この姿の時は完ぺきに『ミッシェル』でありたい。同じように、マリーもやりきってほしいなって……」


美咲ちゃんの気持ち(プロ意識?)に、ひまりちゃんは感服します。
ひまりちゃんは、美咲ちゃんの気持ちにこたえるために、全力でマリーをやりきる、完璧にマリーになりきった『ひマリー』になると宣言するのでした。

再び商店街。
思ったよりミッシェルとひマリーの周りには人が集まってきました。
「大変だけど、すっごく楽しい」「一日中やったって平気かも」なんていうくらい、ひマリーもやりがいを感じてきたようです。


そこへやってきたのは、おたえ。
子どもたちに交じって風船をもらいます。
その後、子どもからのリクエストが……。
いつものようにバク転をやってほしいのだといいます。
おそらく、中の人がはぐみちゃんのときにやってあげていたのでしょう。
しかし、今日はひマリー。バク転なんてやったことがありません。。。


「風船たくさん持ってるし難しいんじゃないかな~」とミッシェルがアシスト。
ところが何も知らない(いつも通りはぐみちゃんが中に入っていると思っている)おたえは、風船を持ってあげると追い打ちをかけます🤣
マリーになりきるときめたひまりちゃん。
覚悟を決めて、一回もやったことのないバク転にチャレンジ。
しかし精一杯のバク転は、ただのジャンプになってしまいました。


それでも楽しんでいる子どもたち。
それもつかの間、今度は2人いっぺんに子どもたちを抱っこすることに。
さすがに重かったのか、足元がふらつくひマリー😱
頭がとれそうになってしまいます!!
が、間一髪、ミッシェルに助けられて事なきを得たのでした。

 

「着ぐるみ」からの世界の見え方

ひまりちゃんは、予想以上の過酷さに疲れ果ててしまいます。
ミッシェルに促されて、休憩に入ろうとするひまりちゃんに声をかけてきたのは、アフグロのメンバーたちでした。
どうやらひまりちゃんが商店街に来るよう仕向けていたようです。
このタイミングで休憩に行くわけにもいかず、全力でマリーをやりきることに。


ひまりちゃんが中に入っているとは知らないメンバーたち。
ひまりちゃんがいないところでも、ひまりちゃんはモカちゃんにイジられています🤣
そこで話題に上がったのは、ひまりちゃんのこと。
それは決して悪口なんかじゃなくて……。


本人の前では絶対言えない,、ひまりちゃんへの称賛でした。
ひまりちゃんのどんなときにも飾らない、自分の純粋な気持ちを伝えてくれる、まっすぐなところに、メンバーはいつも助けられているのでしょう。
そんなメンバーの言葉を聞いて、蘭ちゃんに抱き着くひマリー。
これまでの疲れがとれて、元気をもらえたひまりちゃん。
どうやらまだまだ頑張れそうです。


ミッシェルとひマリーは休憩に入りました。
なぜかついてきたおたえに、今日のマリーはひまりちゃんが入っていることを伝えます。
おたえからは、今日はいつもと動きが違っていたけど、撮影の時のポーズが多くてよかったと褒められます。


一方ひまりちゃんから出てきたのは、着ぐるみのお仕事に対する考え方の変化でした。
入る前は、ただ中に入って大げさに動けばそれでよいと思っていたひまりちゃん。


でも、ミッシェルもマリーも「着ぐるみ」だけど、お客さんは「着ぐるみ」ではなく『ミッシェル』と『マリー』に会いに来ている。
『ミッシェル』や『マリー』になるためには、仕草や上辺だけでなく、心までなりきらないといけないことがわかったと伝えます。
そして感じた着ぐるみの魅力。
着ぐるみに入っている間は『上原ひまり』では見られない世界があることに気が付きます。


そんなひまりちゃんの感想を聞いて、美咲ちゃんもうれしそうです。
美咲ちゃんは着ぐるみには不思議な力があるといいます。
自分が持っていないはずの力を引き出して、世界を広げてくれる力があると語ります。



これまでミッシェルの中に入ることで『奥沢美咲』が笑顔にできなくても『ミッシェル』なら笑ってくれたことを思い出します。
しかし、ひまりちゃんは、美咲ちゃんだけでなくミッシェルもまた、美咲ちゃんのことを「頼りになるパートナー」と思ってくれているといいます。
そして、誰かを笑顔にできるかもという可能性をうれしそうに話す美咲ちゃんをみて、ハロハピの『世界を笑顔に!』という信念をしっかり持っていると評すのでした。

 

「ミッシェル」の不思議な力


そこへ、用事を終えて戻ってきたはぐみちゃん。
マリーの交代を申し出ますが、ひまりちゃんは、マリーを最後までやりきりたいこと、元祖マリーのはぐみちゃんに自分がマリーになっているか見てほしいと伝えます。
そのお願いに快諾するはぐみちゃん。
はぐみちゃんもマリーと一緒に写真を撮りたかったようで、それが叶うと大はしゃぎ。
こうして、お仕事の後半戦が始まりました😍


ひマリーとの記念撮影をするはぐみちゃん。
はぐみちゃんのスマホで、マリーとの写真をたくさん撮るおたえ。
「同じような写真ばっかりなんだし1枚だけ残して消しちゃいなよ!」というひマリーでしたが「マリーとはぐみの大事な思い出だから」と消さないはぐみちゃん。
はぐみちゃん、なんていい子なんだ(´;ω;`)


これをみていたおたえは、ギターの着ぐるみをきて、広場でギターを弾きたいとカオスなことを言い出します🤣
実際にりみちゃんと一緒に、どんなデザインの着ぐるみをつくろうかとあれこれ考えることになりますが、おたえワールド全快でした。
「スペシャルショット」のエピソード「Kigurumi Party」で読めます。


お仕事が終わった二人と二匹。
「楽しかった」と、ひまりちゃんは今日のことを振り返ります。
そして美咲ちゃんもまた、認めたくはないが思っている以上にミッシェルの中に入ることが楽しかったと伝えます。
最初は成り行きで始まったミッシェル。
きついことも、はじめてのDJも大変だったけど、今ではミッシェルにならない生活は考えられない。
ミッシェルでいる時間はすごく楽しく、大切だと感じているのだといいます。


そんなミッシェルとの大切な関係性を改めて認識した一方で、今日のひまりちゃんの姿をみて、美咲ちゃんもひまりちゃんのよいところを見つけることができたようです。
美咲ちゃんのカード「あたし達は、最高の」のエピソード「初心、忘れるべからず」で語られていますが、ひまりちゃんは子どもたちの話をちゃんと真剣に聞いて、子どもたちが全力で話してくれたことに適当に流さず自分なりに考えた答えを伝えていたといいます。
ひまりちゃんは、何に対しても楽しんで、素直な気持ちを相手に伝えることができるという才能の持ち主。
知らなかったひまりちゃんの一面をみて、美咲ちゃんも、なぜひまりちゃんがアフグロのリーダーなのか、納得した様子でした。


また機会があれば、進化したひマリーになるというひまりちゃん。
そんな日をまた楽しみにしつつ、美咲ちゃんは『ミッシェル』と『マリー』に「お疲れ様」と労うのでした🥰

 

美咲ちゃんの成長


初期の美咲ちゃんからは考えられないくらい、美咲ちゃんは大きな成長を遂げました。
最初は乗り気ではなかったバンド活動。
みんなが必要としているのは「ミッシェル」であって自分じゃないのではと葛藤したこともありました😭
そんな中で美咲ちゃんは、ハロハピのメンバーのことも、ミッシェルのことも、他のハロハピメンバーの誰よりも大切に思うようになりました。
そしてかけがえのないものに変わっていったのです。
「ミッシェル」は、美咲ちゃんにとっての大切なバディーで、「ミッシェル」にとっても美咲ちゃんは大切なバディーになった。
そのことが今回のストーリーで伝わってきて、薫さん的に言えば、とっても儚かったです。


また、ひまりちゃんの誰に対しても分け隔てなく自分の気持ちを伝えようとする純粋なところも素敵でした。
いつも「えいえいおー!」が空回りしてしまう、イジられ役のひまりちゃんですが、誰かのために一生懸命なところは本当に見習いたいですね。

ということで「バディ×バディ」の感想でした。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。


【ガルパ】No.143_ゆめいろ♪パステルファンロード◆アイドルとファンの「夢のラリー」。だからアイドルは面白い!

2021-03-06 10:33:06 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』


イヴちゃんのラジオ番組と、奮闘するファン・パレオちゃんのお話でした。
ファンとアイドルとの「夢のラリー」と、ファンの力によって生まれた新たな未来😭
ファンとアイドルが巻き起こす化学反応とは!?
それでは、お話を振り返ってみましょう🤣

 

イヴちゃんのラジオが決定!でも初回放送に異変が……。


パスパレの大ファンであるパレオちゃん。
RASとの練習のあとリリイベに参戦するところから物語がはじまります。
イベントではなんとサプライズ発表が...
なんとイヴちゃんの一人喋りのラジオがスタートすることに!
驚くファンたち、祝福の声。イヴちゃんも気合十分のご様子です。


その帰り道。
パレオちゃんは、カフェに立ち寄って、購入した戦利品を撮影中。
ちゃんと4枚買っているあたり、ファンの鏡ですねぇ🤣


それにしても、イベント会場のシーンからここまで続く、パレオちゃんのパスパレ愛
コロコロと変わっていくパレオちゃんの表情&モノローグ。
まさにファンの鏡ですね。
好きであることに全力投球です。


そしていよいよ、イヴのラジオ番組『オールデイズ*ブシドー』の初回放送の日。
パレオも髪色をイヴちゃんカラーに染め直して気合十分です。
しかし、、、ラジオ番組から聞こえてくるイヴちゃんの声は、元気がありません。
最初は緊張しているのかなと思ったパレオちゃん。
しかし、ずっと元気がないままで、ついにその日の放送は終わってしまいます


翌日。
SNSでエゴサするイヴちゃん。評判はお世辞にもよいとは言えませんでした。
がっかりするイヴちゃん。。。


きのうの生放送を「つまんなかった」という日菜ちゃん。
理由は、きのうの放送前の打ち合わせにありました。
イヴちゃんはラジオスタッフから「台本に書いてある通りに」進めるよういわれていたのです。
ラジオの生放送というのは失敗できない、台本通りもらえれば失敗しないから、と。
イヴちゃんは、全く自分の個性を出せないまま、台本を読まざるをえませんでした。
そのため無味乾燥な、全然面白くない初回放送となってしまいました。

ファンとの交流を楽しみにしていたのに😭
イヴちゃん曰く「ブースの中で独りぼっちの気分」。
麻弥ちゃんからの提案で、「こんな番組にしたい」というアイディアや気持ちを企画書を書いて、スタッフさんにお願いするという作戦をとることに。

 

オルブシのために立ち上がる一ファン・パレオ!


一方チュチュちゃんのマンション。
パレオちゃんもSNSで「オルブシ」の感想をチェック。
悪く言われているラジオの感想をみては唸っていたのでした。


パスパレは、パレオちゃんにとって光。
灰色で独りぼっちだった「令王那」ちゃんだった彼女の毎日は、パスパレに出会ったことで、パステルカラーのように色づいたのでした。
パスパレがいたから、今の私がある。だから力になりたいと彼女は言います。
チュチュちゃんも「くだらない批判や悪口は、それ以上の応援で押し潰せばいい」と励まします。
題して「パレオの1000倍のラブコール作戦」が始まりました。


ところかわって、リリイベの握手会に参戦するパレオちゃん。
直接あって感想を伝えなくてはと息巻いております。
ホント、ファンの鏡です😍


まずはイヴちゃんのところで、パスパレ愛を語ります!
そしてラジオに、1000倍の愛を込めてラブレターを送ることを伝えます。

次に日菜ちゃんのレーンへ。
パレオちゃんはここで、日菜ちゃんから、ラジオでイヴちゃんが「一言一句台本通りに読んでください」とスタッフから言われていることを知ります。
一ファンにこんなこといって大丈夫なはずもなく……麻弥ちゃんから口止めされます。

帰り道。
ファン一人一人に笑いかけておしゃべりしていたイヴちゃんのことを思い出します。
すべてが台本……。これでは、イヴちゃんの良いところが全く伝わりません。
イヴちゃんのいいところをもっと応援したい!
そこでパレオちゃんは、ある作戦を思いつきます。

それはSNSでパスパレの応援をすること
ハッシュタグをつけてパスパレの過去映像の名場面、面白いところをピックアップしたものを呟きます。
パレオちゃんのアカウント「れおれお」はインフルエンサーとなって拡散され、RASのメンバーの目にも留まるほどに。

またイベント会場では、直接チラシをファンに配って、SNSでの応援を呼び掛ける活動を行います
好きなことにここまで全力投球できるって凄い!
しかしだんだんもらってくれない人も増えてきて疲れもたまってきました。


そんな中でパレオちゃんが口ずさむパスパレの歌……。
『ゆめゆめグラデーション』の、何があっても絶対にあきらめない、という強い思い。
パスパレの姿に己を奮い立たせます。
そこに現れたのは、パレオちゃんの様子を見ていたファンの子たち。
チラシ配りを手伝いたいと申し出てくれました。

 

ファンの力が未来を変える


パレオちゃんがファン同士の力を借りてチラシ配りに勤しむ中、イヴちゃんたちは企画書を完成。
そこへ現れた彩ちゃん、千聖ちゃんコンビから、SNSでイヴちゃんの番組を応援するハッシュタグが拡散されていることを知ります。
そこにあふれるのは、多くの応援メッセージ。
パスパレが届けてくれた夢や勇気は、形になってパスパレのもとに戻ってきました。


彩ちゃん曰く、それは「夢のラリー」。
勿論それはパスパレのファンを大事にする気持ちや、ファンへの届けたい想いが、ちゃんとファンへ伝わっていたからでもあり。。。
大きなパスパレの輪となってイヴちゃんたちを勇気づけたのでした。


ラジオブースで、企画書を持ってきたイヴちゃん。
ラジオスタッフさんに自分の想いをぶつけます。
その想いは、企画書だけでなく、SNSでの反響もアシストして、ちゃんとラジオスタッフさんに伝わったのでした。

イヴちゃんはSNSで拡散をして応援してくれた筆頭のアカウント「れおれお」が、パレオちゃんのアカウントであることを悟ります。
その気になればパレオちゃんはコネを使って直接イヴちゃんを応援することもできたわけですが、あくまで一ファンとして応援してくれたパレオちゃん。
恩返しをしたいというイヴちゃんに、麻弥ちゃんはごにょごにょと耳打ち。


そして始まった第2回「オールデイズ*ブシドー」。
最初とは打って変わって、イヴちゃんの個性あふれる番組に代わりました。
イヴちゃんのブシドーの精神が、コーナーにも効果音にも、イヴちゃんの言葉選びにも現れた「イヴちゃんにしかできないラジオ」にパレオちゃんも嬉しそうです。
番組の最後に、イヴちゃんはSNSで自分たちパスパレのことを応援してくれたことの感謝を伝えます。
「れおれお」への恩返しを込めて、2人だけの合言葉『1000倍のラブレター』を添えて……。


番組のエンディングは『パスパレボリューションず☆』。この曲を聴きながら、パレオちゃんは思い出します。
かつての灰色の日々を送っていた「令王那」。
パスパレの、自分の「好き」にまっすぐで、進んでいく強さに感銘を受け
パスパレのように自分の「好き」にまっすぐでありたいという気持ちが芽生え
好きを形にしたいと、『パスパレボリューションず☆』の曲を弾いて、動画サイトにアップして
それがチュチュちゃんの目に留まって、RASのメンバーになり、今は「パレオ」になって、RASと共に歩んでいる。。。


きっかけは本当に些細なことだったかもしれない。
でも、このパスパレとの出会いが、間違いなく自分を変えてくれた。
パレオちゃんの原点になったパスパレ。
一ファンとして応援してきてよかった、、、パレオちゃんの中にあたたかな気持ちが広がっていきました。


そして「オールデイズ*ブシドー」は、ついに公開収録を行うほどに人気の番組になったようです。
公開収録のイベントに、自分の好きをシェアしたいという思いから、パレオちゃんはRASのメンバーを誘いました。
イベントはパスパレ全員での出演。
RASのみんなも楽しんでくれたようです。
パレオちゃんと目があったイヴちゃんは、ウィンクしてのくじ切りポーズをするという大サービス。
パレオちゃんはますます、パスパレのことが大好きになったのでした。

ちなみにイヴちゃんのカード「どうか、この声が」のエピソード「このラジオネームは......」で、おたえ、はぐみちゃん、つぐみちゃんが、ラジオにお便りを出してくれているエピソードが紹介されています。
こちらも必見。

 

なんで、ラジオ「パーソナリティー」というのか?


日菜ちゃんのカード「るんっ♪と拡散!」のエピソード「ラジオの先輩に相談♪」では、薫先輩に相談する2人の様子が見られます。
羽丘ではお昼の放送で「瀬田薫の今日のシェイクスピア」が行われており、2人はそこでのお悩み相談からヒントを得ていました。
絶対にイヴちゃんが言わなそうなことが書いてある台本。
ブシドーも封印されてて、個性が死んでしまっていることが、オルブシをつまらなくさせている原因であり、それを解決する方向に動こうとする2人のエピソードが描かれています。

そういえば、ラジオでしゃべる人たちのことを、よく「パーソナリティー」っていいますよね。
なぜラジオでしゃべる人を「パーソナリティー」と呼ぶのでしょうか

これはあくまで私の説なので、間違っていたらごめんなさいなのですが……。
「パーソナリティー」という言葉には「人格」「個性」という意味があります。
ラジオという媒体は、テレビよりも「個性」というものが非常にハッキリ出ると思うのです。

ラジオは基本的に「映像」がありません。
パーソナリティーがどんな服を着て、どんな髪型で、というのは、リスナーには伝わりません。
届くのは、「音声」と「言葉」だけ。
視覚情報がないゆえに、パーソナリティーは自分の言葉で、自分の気持ちをしっかりと発信する必要があります。
その「言葉選び」は、話し手によって変わってきます。
例えばリスナーからのお悩み相談に対して、ある人が出す答えと、別の人が出す答えは、似ていることもあれば、全く正反対の答えが違ってくることもあります。
聴く人と話し手の距離感の近さ
そして話し手の「個性」が伝わり、それを聴く人は楽しみにする
その関係性がラジオの魅力であり、だからラジオでしゃべる人のことを「パーソナリティー」っていうのかなーなんて思いました。

 

「失敗」は「成功」の母!


日菜ちゃんのカードのもう一つのエピソード「日菜流『失敗論』」では、日菜ちゃん流の「失敗」について語られています。
日菜ちゃん鋭い! さすが天才だ...

ラジオスタッフさんがいっていた、生放送での「失敗」。
しかしその「失敗」をしなければ、すなわち「成功」になるわけではありません。
むしろ「失敗」をすることによって、もっといいものが生まれてきたり、聞き手によってはその失敗が面白かったりして、結果オーライになることもあります。

だから今回の、台本通りに読んで「失敗」しないように気を付けたラジオよりかは、イヴちゃんの個性全開の「失敗するかもしれない」ラジオのほうがはるかに「るんっ♪」とくるわけです。
そういったものの本質をしっかりとらえているあたり、日菜ちゃんの頭の良さが見え隠れしていますね。

 

アイドルとファンが織り成す化学反応


チュチュちゃんのカード「I'm so excited!」のエピソード「パスパレとRAS」では、音楽の方向性の違いについてチュチュが語ってくれています。

RASの音楽は、オーディエンスを「熱狂させる」。
一方のパスパレの音楽は、夢や勇気を音楽にのせて「届ける」。

一般的なバンド、アイドルユニットの方向性の違いがよく表れている言葉だなと感じます。
アイドルの曲は、夢や勇気というプラスのキーワードを届けようという歌詞が多く、これは聴く人を笑顔にする力を持っています。
パレオちゃんが令王那ちゃんだった自分が変わるきっかけになったように、聴く人に勇気を与える力もあります。
与えてもらったから、今度は自分が返す番と、ファンたちがアイドルに笑顔を返すという、ギブアンドテイクな関係性も生まれます。
彩ちゃんの言っていた「夢のラリー」というのは、アイドルたちがファンへ届けるという一方向の関係性ではなく、ファンたちがアイドルへ届けるという双方の関係性をよく表しています。
最近の彩ちゃんは名言を生み出す天才と化している気がします🤔
とにかく、アイドルの魅力というのは、そういう関係性から生まれる化学反応であり、そういった心地よさから生まれているのかもしれません。


ということで、「ゆめいろ♪パステルファンロード」の感想でした。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!