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【本の感想】2年で企業価値1兆円を達成した会社の創業者とは?!

2019-11-13 23:38:42 | 読書
こんばんわ!ソヨカゼペンギンです

今日は、最近読んだ本を紹介します


東洋経済発行、陳潤著、永井麻生子訳の、『中国のスティーブ・ジョブズと呼ばれる男 [雷軍伝]』です。

この本の感想を簡単に言うと・・・
『近年世界TOP10入りするような中国企業の創業者達は、とにかく人並み外れて努力をしている』
『経営者としての能力があるのは勿論のこと、時代の変化を敏感に感じ取り、世の中に新しい価値を生み出す流れを掴んだからこそ、数年で圧倒的な大企業に成りえた』
ということです。

この本は、最近日本にも上陸の噂が流れている家電・スマホメーカー、シャオミ(Xiaomi 小米科技)の創業者 雷軍(レイ・ジュン)について書かれた本です
人の何倍も勉強し、人の何倍も仕事をしたものの、他の企業に圧倒的な差を付けられて一度は絶望したところから、再び復活して”中国のスティーブ・ジョブズ”と呼ばれるまでになった過程について書かれています


正直、僕自身は中国の大企業には多少の偏見もあり、その創業者ってどんな人間なのかと訝しんで読み始めたんですが
雷軍(レイ・ジュン)を始めとする、アリババ、テンセント、ファーウェイなどの有名企業の創業者は、誰もが滅茶苦茶に努力をしていることがよく分かりました

とにかく勤勉で、チャレンジ精神があり、結果を作ることにハングリーで、”そりゃあ成功するよな”と思うくらいです


そんな彼も、20年前の中国ネットバブルの潮流に乗り切れず、上手く乗った会社とは企業価値にして100倍以上の差を付けられてしまいます

そのことに絶望し、一度は経営の世界からは足を洗ったものの、自分の中の思いが抑えられずにシャオミを創業し、今度はスマホの流れに乗って2年で企業価値1兆円、3年でスマホの中国市場シェアNo1になります

彼の言葉にあるように、「風の吹くところに立てば、豚だって空を飛べる」というまさにそれを体現しました

中国メーカーの強さの秘密を知りたい方や、大きな結果を作るために必要な要素を知りたい方にはぜひオススメの一冊です

それではまた明日


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