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ワンダーランドの日記帳goo

話題は何でもアリスです。ブログ人のワンダーランドの日記帳そっくり
引越しました。記事は検索機能で見つけて下さい。

べっぴんさん13感想

2016-10-17 22:36:30 | テレビ番組
とにかく前へ1
やっと戦争が終わった。
が、本当に大変なのは
ここからだった。

近江の実家
すみれは、五十八や忠に
神戸の様子を話した。
あたり一面焼け野原だったこと
家も焼けてしまったこと
何もなくなってしまったこと。

そう話をした。

ゆりが帰ってきた。
大阪の会社が焼けてしまったこと。
野上正蔵もなくなったこと。
五十八は驚いて
たちあがった。
声を失った。

『統廃合はお国の指示や
今後の勝利はきっちりわてが
やります。
心配しないように』と野上は
いった。

五十八は東京へ行くという。
九月にはアメリカ軍が和歌山に
上陸し、大阪に進駐した。

そんなある日、子供を背負った
女性が食べ物と交換してほしいと
やってきた。
節子は、あきれた。
靜子は「それでなんやの?」と
聞く。
すみれは彼女が
食べ物と交換して
ほしいといっていると
いった。
「いちいち応対していたら
狙われて自分たちの
食べるものがなくなるわ」と
節子は言う。
すみれは、床の下から
わずかの野菜を
取り出してわたした。
女性はさっていった。
靜子は「あんた
なにして、くれたん?」
すみれは「ごめんなさい」という
と、靜子はすみれをたたいた。
「畑仕事もできないくせに
ノミに食われたこともないくせに
人の家の食べ物を内緒でめぐんで
人助けか!!!」

ののしられた。

ある日のこと長男
肇が帰ってきた。
家族は水入らずで食事をしていた。

すみれたちは、台所に
追いやられた。

「よかったですね」とキヨがいう。

たいていの人は死んでしまったと
話す肇の話をじっときく
すみれとゆりだった。

翌日、長太郎が
ゆりとすみれを呼んだ。

「出ていってもらいたい」という。
肇が帰ってきて
家が手狭になった。
トク子は「この子たちの家は
焼けてしまったのやで」という。

「では、いつまで、めんどうみたら
いいのか?うちにはうちの家族
がいるんだから。」

ゆりは、「なにをいうているんですか。
家だけではなく
大阪の会社も焼けて
潔さんも紀夫さんもかえってこない。
そんな私たちに
でていけというんですね。

わかりました。
出ていきます。」

そういって、ゆりは外へ飛び出した。
すみれは、ゆりを追いかけた。

「今、出ていってどうするの」と聞く。

するとわいわいと
人の声がした。
子供たちが何かを
男からもらっている。
その男は、潔だった。
ゆりは、「潔さん」といって
走り寄った。

「ゆり、ただ今」
「どれだけ心配したと思っているの。」

ゆりは、泣いた。
ようやく潔君が帰ってきた。
***************
セレブでそだったすみれは
大変な思いをしています。
赤ちゃんを背負っている女性に
食べ物をあげたいが、
自分もやっかいものである。

でも、なんとかとおもって
野菜を少し上げることにした。

靜子がそれをみて
「あんた、なにしてくれたん?」
と聞く。

かなり、迷惑なことだと
言わんばかりである。
裕福なお嬢様にとって
かわいそうだと思うだけで
家にどれほどの食べ物があって
どれほど、食いつなぐことができる
ものなのかということが
よくわかっていない。

ついに、長太郎が
ゆりとすみれに出ていってほしいと
いった。
お世話などしたくなかったのだろう。
これが、人の心というものだ。
そんなとき
潔が帰って来る。
ゆりにとっては
うれしい限りであったであろうと
思う。


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べっぴんさん12感想

2016-10-16 22:42:01 | テレビ番組
しあわせの形6
戦時中、すみれは桜の子育てに
苦労した。
粉ミルクがない
そして空襲のサイレンが鳴る。
そのたびにさくらが
なく。
五十八の会社は吸収合併を
国から命じられた。
野上正蔵はかならず会社を
とりもどすといった。
五十八は、近江へすみれ親子と
ゆりの疎開を提案した。
ウエディングドレスは
持って行かれないと
ゆりがいった。

やがて、近江へいうために
坂東家の屋敷は
鍵がかけられた。

祖母のトク子はすみれたち
を温かく迎えたが・・・

そこには長太郎の妻節子がいた。
息子の肇はお国のために出征して
いた。そして、嫁の靜子
孫の慶一が並んでいた。

長太郎は「困ったときに頼れる場所
があってよかったな」といった。
キヨは使用人部屋で暮らした。

夕飯になった。
「田舎料理だからハイカラな
料理はあわへんのと違うか」と
長太郎が言う。
あしたから、畑仕事を
手伝おうと
すみれとゆりは決めた。
しかし、なれないことだったので
こけたり
うまいことできなかったりで
子供たちの笑いをとった。
まだまだ
畑仕事ができてないのにと
文句を言われる。
「すんません・・・」
そのうえ、さくらはよく泣いた。
「あんたらのせいで
寝不足や」と言われた。
そしてさくらがよく泣くので
おかしいともいわれた。

紀夫からの便りは途絶えた
ままだった。
そのころ五十八は神戸にいた。
ところが
急にサイレンが鳴った。
何事かと思うと
大きな空襲になった。


その夜、五十八は忠さんと一緒に
長太郎の家に
駆け込んだ。
そして、大きな空襲があったことを
つげた。

やがて、昭和20年8月15日
終戦となった。

すみれは、焼け野原になった神戸を
山の上から見て泣いた。
坂東家の屋敷も
丸焼けとなっていた。唯一ここが坂東家
だとわかる目印は、湧水を利用した
噴水だった。

がれきの中からウエディングドレスが
みつかった。
それをじっとみるすみれ。

さくらがなく。
キヨはさくらを心配いた。
すみれはさくらをだいた。

大切な家は存在しなかった。
ですが、すみれには
守るべきさくらがいるのです。

キヨにいった。
「戦争おわったのよね?」
キヨは「ええ」と答えた。
「紀夫さんは
潔さんは

絶対に帰って来る。」

家のあった場所に看板を
立てた。
もし、二人が帰って来たら
ここにいるという意味だった。
これからが、すみれにとって
大変な時代となっていく。
*****************
これからが大変です。
はい、朝ドラ
をみているとよくわかります。
ごちそうさんも
まっさんも
花子とアンも・・
トト姉ちゃんも

戦争が終わってからの
生活との戦いが
大変でしたね。

潔君は帰って来るらしい
でしょうが
紀夫君は、どうなっている
のでしょう?

昭和20年前後にうまれた
赤ちゃんは、大変な状況で
育ちました。
何もないのですから、どうしようも
ありません。
母親も栄養出張で母乳がでませんし
粉ミルクもありません。
トト姉ちゃんでは
女性や子供が
一番つらい思いをしたということでした。
そして、日々の暮らしを大事にすることから
戦争を繰り返さない社会になると
花山が言いました。
それは、その通りだと思います。
毎日、おいしくご飯が食べれるという
しあわせを当然と思っているのではなく
こんな幸せが、壊れたら
どうしよう・・・いまは幸せだと
おもえる、そして大事にしなくてはと
思うことが、反戦への道だと・・
新しい発想です。
男社会では戦争が常にに付きまとって
いました。
男女で力を合わせて、お互いの
意見をよく聞くことによって
本来あるべき、平和の姿が
うかんでくるものだと思いました。



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べっぴんさん11感想

2016-10-14 12:16:42 | テレビ番組
しあわせの形5
紀夫に召集令状が
届いた。
わが子と会う前に。
すみれは出征する紀夫に
小さな裁縫道具を渡した。
服がやぶれたり
ボタンがとれたり
したときに便利だと
すみれは言った。

紀夫は子供の名前について
話した。
男の子だったら
坂東の家を継ぐので
五十八につけてもらって
欲しいという。
しかし、女の子だったら
さくらとつけてほしいといった。

「昔、学生時代、帰省した時
すみれを見たことがある。
子供のころからすみれにあこがれて
いたけど、桜の花びらが舞う中を
あるくすみれをみて
心を奪われた」という。

すみれのように
すみれの母のように
花を咲かす人生を送って
ほしい。
「僕の子を
僕とすみれの子を
しっかりたのみます・・」
「はい・・・」
静かに話し合った。
懐中時計の音が鳴る。

翌朝、紀夫は「いってまいります」と
いって出ていった。
「必ず帰ってこいよ」
五十八がいう。

「はい・・・」
こうして紀夫は出征した。

戦時中の食糧不足で
坂東家の庭は菜園となった。
野菜をここで取った。
子供の服やおしめを
古着からとった。

やがて、紀夫からハガキが来る
ころ、すみれは出産と
なった。

無事に生まれたのは女の子だった。
紀夫の言う通り
さくらと名付けた。

「さくらちゃん・・・
こんにちは・・。」

昭和19年6月すみれは
母になった。

紀夫からのハガキは
「子供は無事に生まれましたか?
お体大事にしてください」
それだけだったので
みんな、あっけにとられた。

だが、戦時中のことである。
粉ミルクがない
すみれは栄養不足でお乳が出ない。
米をすりつぶして白湯でとく。
うまく行くわけがない。
でも、さくらも、おなかがすいて
いる。

あるひ、近所のクリスティーナの
家の庭で育児教室をしている
所を見た。

そこには小野明美が
育児エキスパートで
外人の母親教室を
やっていた。

クリスティーナは
さくらをみて、粉ミルクを
分けてくれた。
もうすぐ帰国するという。
「日本の育児は遅れているので
すみれも、ここで育児方法を
ならったらどう?」と
誘ってくれた。
それを明美がすみれに通訳した。

明美がおしめの付け方を
教えていた。
すみれはそれをじっとみた。
そして、夜になって
おしめを作ってたたんでいると
・・・・
さくらが泣いた。

夏以降、紀夫からの便りは
途絶えていた。

そして、米軍による
本土への無差別爆撃が
行われた。

サイレンのなる中
すみれはさくらを連れて
防空壕に
にげた。
大きなサイレンの音に
さくらは、怖がって
泣いた。
**************
昭和19年ですよね。
まだまだ、このつらさは続き
ますね。
ご近所のクリスティーナは
以前、ゆりと英語で話をして
いた女性で、その時は
妊娠していたけどいまは
育児中のお母さんです。
帰国が決まったという。
それはきっと空襲が始まる
ということだったのでしょう。

戦争中の苦しさはもし、赤ん坊が
いないままだったら、
もう少しは楽だったかも
しれません。
五十八は貴族院議員だから
なんとかできないものかと
思います。

トト姉ちゃんで、多くの女性たちが
言語を絶するほど苦労をしたと
ありましたが、すれみたちは
そのような雰囲気では
ないのでやはりセレブだなと
思いますが、どうでしょうか。
セレブでもこうして、粉ミルクが
ないという苦労をしています。
まだまだあと一年は
続くのですね。
小野明美は結構、しっかりと
仕事をしているらしく
凛々しい感じですが。
あの時、泥棒扱いを
されて、乞食のようにクッキーを
施されて
あの、苦い思いを明美は許さないのでは
と思います。



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べっぴんさん10感想

2016-10-13 22:06:01 | テレビ番組
しあわせの形4

すみれは家を守るために
結婚すると決意した。
相手は田中紀夫だった。
昭和18年春・・1944年。
すみれは女学校を卒業した
あと、結納を交わした。
麻田はよろこぶが
すみれは、紀夫が何も言わないので
何を考えているのかわからないと
いった。
麻田は「大丈夫」という。
そして、はなが頼んだように
すみれの嫁入りの靴を作った。
そして、ゆりのときは潔の出征が
早くて用意できなかった
はなの来ていたウエディングドレスを
すみれがきた。
はなは、「このドレス、すみれもきてな。
楽しみやわ、」といったことがあった。
ウエディングドレスに合わせたくつに
足を入れるすみれ。
美しいすみれのウエディングドレス姿
だった。

すれみは、紀夫に、「あの・・よろしく
お願いします」といった。
紀夫は、「堪忍してください。あの時は
いいすぎました。
き・・・きれいです・・・」
と、やっといった。
みんなで集合写真を撮る。

友人の良子と君枝が来ていた。
すでに、君枝は結婚していたが
相手はとてもやさしいと
のろけていた。
紀夫は、こうして
坂東営業部で仕事をすること
になった。
坂東家は
五十八は議員の活動と
仕事をするため神戸にいない。
すみれと紀夫と
忠ときみの四人暮らしだった。

そして、秋になった。テーブルを
はさんで座っていた二人。

すみれは、自分に子供ができたことを
紀夫に話した。
紀夫は、たちあがり、
部屋の窓を開けて
大声を上げた。
すみれは驚いて「どうしたの?」といった。
「よろこんでいるのです。
僕は喜んでいるのです」と
紀夫は明るく言った。

昭和19年、3月
妊娠7か月のすみれだった。
子供の名前は紀夫がつけるという。
ゆりは両親が自分たちの名前は
どうやってつけたかという
話をした。
生まれたその季節に咲く花の名前を
つけたという。

そんなある日、紀夫に
召集令状が届いた。
*******************
昭和19年ですから、戦争が
激しくなって言っている時代です。
本当は、トト姉ちゃん、ごちそうさん
では昭和19年ぐらいは、食料の
配給制でどうのとか
ぜいたくは敵だとか
そんな話ばかりだったと
思いますが、
セレブは、そうでもないのでしょうか。
でも、わかりませんよね。
坂東家の実家は近江と言います。
つまり滋賀県です。
近江商人の土地柄です。
神戸も戦争で焼かれた町となった
のでしょうけど
このあと、潔や紀夫が
無事で帰って来たらと思います。


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べっぴんさん9感想

2016-10-13 22:05:02 | テレビ番組
しあわせの形3
初恋は相手に思いを告げる
ことなく終わるというが
すみれの初恋に気が付いたのは
何と紀夫だった。
いきなり、「失恋ですか」と聞かれた。
「お姉さんの結婚相手やのに・・・
僕にはわかります。」
紀夫はそういってすみれの前から
去って行った。
すみれは、思った。
「意味、わからん・・・」

すみれは女学校の卒業が
近づいていた。

祖母トク子は、すみれに
父と母のことを話した。
近江の商家だった坂東家の
二男だった五十八。
二男ゆえに、あまり大事にもされず
理不尽さを感じてそれで
ここまで頑張ってきたという。
父は近江で布の売り買いをしていた。
五十八は成人した後
父から少しのお得意先をわけてもらって
商売を始めた。
才能があったのか、それが大きく開いた。
やがて傾いた坂東家を救うために
商売を広げていった。

すると本家の長男が得意先を
本家に譲るように言った。
五十八は、譲った後
家を出た。
そのときはなは体が悪いのに
五十八のために働いた。
はなが布を織って
近江から送った品を五十八が
大阪で売った。
こうして、今のすみれの坂東家が
できた。だからこそ、この家を
まもって欲しいという気持ちが
すみれの両親は強いはずだ
とトク子はいう。

すみれは、家を守ることを
考えた。

翌朝からゆりがいない。
その朝食を父と食べながら
「なんかな・・・・・」

と、すみれがいった。

父と二人で朝食を食べるとは
変な気持ちだという。
五十八は
「すみれとも、いつまで一緒に
おられるやろな・・」と
いった。
すみれが、「え?」と五十八をみると
彼は「何でもない」といった。

ゆりは、昼間は坂東営業部で
働いた。
潔は、やがて出兵した。
昭和18年1943年のことだった。
この年の除夜の鐘は鳴らなかった。
鐘が戦争のために回収されたからだ。
お正月、五十八はおせちを前に
座っていた。
執事の忠が「これから坂東家は
どうなるのでしょうか?」と聞く。
五十八は昔からのある話を進めて
いた。
そこへすみれが着物を着て
入って来た。
そして「あけましておめでとうございます」
と挨拶をした。

女学校では授業もなく
千人針をみんなで作っていた。
高西は、それがいらいらするのか
怒ってばかりいた。
卒業まであと半年。
君枝に縁談が来ているという。
15歳も年上の顔も見たこともない
ひとだとがっかりしていた。
坂東家は静かだった。

五十八は、すみれが結婚か・・・
とつぶやく。

すみれは、五十八から
じつは結婚の話があると聞かされた。
そのひとは、三男坊だから
養子にでることができると
いった。
すみれは、相手は誰とも聞かずに
「結婚する」といった。
「この家を守りたいから」という。
「父と母の思いを聞いたので
家を守らないといけない」と
思ったという。
「自分のためにもこの家のためにも
家を継ぎたい」といった。

五十八は相手の写真を出して
すみれにみせた。
その写真は、田中紀夫だった。
まさか、こんなところで紀夫と
縁ができるとは。思いもよらない
すみれだった。
******************
紀夫君はすみれに初恋なんですね。
潔への恋心がやぶれるすみれを
みていた紀夫はどう思ったので
しょうか。
めったに、感情を出さない
紀夫は、何を考えたので
しょうか。
そして、自分にすみれの夫と
しての養子の話があるとしって
どう思ったのでしょうか。
きっとうれしいと思ったのでは?

ここでは、女子は女学校を出たら
結婚することは当然のように
えがかれています。
あれほど、トト姉ちゃんでは
ありえないことだと
女性も社会に出て働くべきだと
いっておきながら、この話は
・・・・・
しかしですよ、すみれの夫とは
坂東営業部の社員ということ
になりますよね。
すみれは、嫁に行くことなく
ずっと我が家にいるので、
この辺は、のんびりですよね。
めいこのように(ごちそうさん)
イケズな小姑にいびられることもなく
優雅ですよね。
その当時のセレブの
結婚式が次回です。

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