笑顔をもう一度3
君枝が倒れて昭一から働くことを
禁止された。
すみれは、君枝に早く元気になって
ねといった。
君枝はすみれと明美が来たことを
昭一に話した。
そしてもう戻らないといったと
伝えた。
ある日、麻田が明美にバナナを
もってきた。
明美はそれを受け取り
すみれに、「行くよ」といって
声をかけた。
病院では昭一と琴子がいた。
君枝の病状がよくないらしい。
心配そうな二人を前に
明美は、「お見舞いのバナナです」と
いって、昭一にバナナを
渡した。
そして、「自分は看護婦で、いろんな
患者さんを見てきた。
良くなる患者さんは希望があります。
この病気が治ったら
どうするという希望を持っている。
人を元気にするのは希望ですといった。
君枝さんが子供のころ昭一さんが
お見舞いに来るのが楽しみだった
ように、人は夢や希望で元気になる
ものです。」
そう話をした。
昭一は、それでもなかなか納得が
できない様子だった。
二人が帰って来ると
時子たちが夜泣きの話をしていた。
子供が夜泣きをする。
どうしたものかとみんな悩んで
いた。
その話を聞いて、すみれは
時子に赤ん坊の肌着を一枚渡した。
買えないという時子に「赤ちゃんのために
上げるから使ってみて」といった。
麻田は、「客というと麗子とその友人たち
に限られているから
何とかしなくてはいけませんね」という。
客が少ないのが現状である。
すみれは、五十八に相談にいった。
ゆりは、そんなところまで
いっているのかと、驚いていた。
五十八は
自分たちの店を知ってもらうためには
こういう店だという売りを三つは
持っていなくてはいけないという。
すみれは、「一つは母親の気持ちがわかる
店、二つには、赤ちゃんのためにいいものを
おいている店・・・」
三つ目がでてこない。
「宿題だな」といわれた。
すみれは、ずっと考え込んでいた。
君枝の病状は安定して
外出もできると医者が言う。
すみれが、店で
「自分たちにしかできないこと
とは…」と考えていたとき
店が開いて昭一と君枝が来た。
外出で昭一が君枝が元気になれる
所へ連れて行くといったという。
そこがこの店だった。
店に入ると君枝は元気になった。
昭一は、明美に「君枝にはここが
必要らしいです」と
いう。
しかしまた倒れたらと心配する。
明美は、自分が気を付けるといった。
今までと同じようにはいかない。
一日、四時間の労働時間で
毎日ではなく、休みを入れて働くと
いう。
昭一は納得して「よろしくお願いします」
といった。すみれも「よろしくお願いします」と
いった。
翌日のことである。
時子がやってきた。
あの肌着を着せたら
夜泣きがなくなったという。
明美は、赤ん坊は体温が高くて
温度調節がうまくできない。
それで、気分が悪くて
泣いていたという。
あの肌着で気持ち良く寝ることができ
たのですというと時子は
喜んだ。
麻田はそれをみて、「まるでベビー相談室
ですね」といった。
すみれは、
はっとして
「それよ!」と嬉しそうに言った。
一方良子は
職探しに行く勝二を見送った。
「おまえが心配することはない」と
いってでかける。
良子はさみしく思ったようだ。
**********************
やっと見つけた三つ目の店の売り文句。
ベビー相談室である。
これは、大変な企画です。
良子も早く帰ってくれば
いいのですけどね。
君枝が倒れて昭一から働くことを
禁止された。
すみれは、君枝に早く元気になって
ねといった。
君枝はすみれと明美が来たことを
昭一に話した。
そしてもう戻らないといったと
伝えた。
ある日、麻田が明美にバナナを
もってきた。
明美はそれを受け取り
すみれに、「行くよ」といって
声をかけた。
病院では昭一と琴子がいた。
君枝の病状がよくないらしい。
心配そうな二人を前に
明美は、「お見舞いのバナナです」と
いって、昭一にバナナを
渡した。
そして、「自分は看護婦で、いろんな
患者さんを見てきた。
良くなる患者さんは希望があります。
この病気が治ったら
どうするという希望を持っている。
人を元気にするのは希望ですといった。
君枝さんが子供のころ昭一さんが
お見舞いに来るのが楽しみだった
ように、人は夢や希望で元気になる
ものです。」
そう話をした。
昭一は、それでもなかなか納得が
できない様子だった。
二人が帰って来ると
時子たちが夜泣きの話をしていた。
子供が夜泣きをする。
どうしたものかとみんな悩んで
いた。
その話を聞いて、すみれは
時子に赤ん坊の肌着を一枚渡した。
買えないという時子に「赤ちゃんのために
上げるから使ってみて」といった。
麻田は、「客というと麗子とその友人たち
に限られているから
何とかしなくてはいけませんね」という。
客が少ないのが現状である。
すみれは、五十八に相談にいった。
ゆりは、そんなところまで
いっているのかと、驚いていた。
五十八は
自分たちの店を知ってもらうためには
こういう店だという売りを三つは
持っていなくてはいけないという。
すみれは、「一つは母親の気持ちがわかる
店、二つには、赤ちゃんのためにいいものを
おいている店・・・」
三つ目がでてこない。
「宿題だな」といわれた。
すみれは、ずっと考え込んでいた。
君枝の病状は安定して
外出もできると医者が言う。
すみれが、店で
「自分たちにしかできないこと
とは…」と考えていたとき
店が開いて昭一と君枝が来た。
外出で昭一が君枝が元気になれる
所へ連れて行くといったという。
そこがこの店だった。
店に入ると君枝は元気になった。
昭一は、明美に「君枝にはここが
必要らしいです」と
いう。
しかしまた倒れたらと心配する。
明美は、自分が気を付けるといった。
今までと同じようにはいかない。
一日、四時間の労働時間で
毎日ではなく、休みを入れて働くと
いう。
昭一は納得して「よろしくお願いします」
といった。すみれも「よろしくお願いします」と
いった。
翌日のことである。
時子がやってきた。
あの肌着を着せたら
夜泣きがなくなったという。
明美は、赤ん坊は体温が高くて
温度調節がうまくできない。
それで、気分が悪くて
泣いていたという。
あの肌着で気持ち良く寝ることができ
たのですというと時子は
喜んだ。
麻田はそれをみて、「まるでベビー相談室
ですね」といった。
すみれは、
はっとして
「それよ!」と嬉しそうに言った。
一方良子は
職探しに行く勝二を見送った。
「おまえが心配することはない」と
いってでかける。
良子はさみしく思ったようだ。
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やっと見つけた三つ目の店の売り文句。
ベビー相談室である。
これは、大変な企画です。
良子も早く帰ってくれば
いいのですけどね。