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ワンダーランドの日記帳goo

話題は何でもアリスです。ブログ人のワンダーランドの日記帳そっくり
引越しました。記事は検索機能で見つけて下さい。

トト姉ちゃん144感想

2016-09-17 09:28:01 | テレビ番組
常子、小さな幸せを大事にする6

小橋家のお食事会に
突然現れたのは鉄郎だった。
何と、嫁の幸子まで連れてきた。
魚沼で農家をやっているという。
そして米を持ってきた。

ひさしぶりだったので
会っていない時間におこった
ことが呑み込めない。

水田を見て、どこかで見た顔だと
いう。
闇市であっている。
「そうか、おまえ、金持ちになったのか」と
また、どこか外れたことをいう。
そして鞠子の婿殿だというと
驚いた。
水田の膝にチョンと座って
いるたまきをみて「そのこは
もしかして・・・」
鞠子の子供だと知ると
また、驚いた。
たまきは、「はじめまして」という。
鉄郎は自分のことを
鉄郎おじさんと呼んでくれと
いった。
南も、挨拶をした。
「あの美子が結婚だと?」
またまた鉄郎は驚いた。

「ともかくも目出度いので
酒を買ってくる」と言って
でていった。

残された幸子から
鉄郎の様子を聞くことができた。
鉄郎がハタハタ漁で失敗したと
いっていたがそれは幸子の兄が
失敗したことで責任を感じた
鉄郎が借金を返すために
苦心をしてくれたことがあって
感謝しているという。
みんな、ほおっと感心して聞いて
いた。

どうやらそれがきっかけで幸子と
結婚して、今は農家をやっている
ということだった。

鉄郎が酒を買ってきて
「乾杯だ、のめのめ」という。

「南君と美子の結婚におめでとう
鞠子もついでにおめでとう

常子もねえさんもおめでとう」と
いった。

「兄貴が生きていた頃
娘が三人だったら
結婚したら寂しくなるなというと
兄貴はそうではないといった」という。
それぞれが家庭をもって
もっとにぎやかになるだろうと
思っていたらしい。
竹造の思いが、実ったことを
鉄郎は話した。

たまきはポテトサラダが好きな
ようである。

おいしそうに食べた。
鉄郎は台所にいた君子に
話しかけた。
「いろいろあったんだろうな」と。
君子は「鉄郎さんもね」という。

鉄郎は竹造がなくなって
なんとか君子たちを
守って行かなくてはと
お金を作ることに必死に
なっていたが
何もできなかった。
「あ、あの持ってきた米
くってくれよ、昔、みんなの米を
食ってしまって怒られたこと
があるだろう」というと
君子は楽しそうに笑った。

鉄郎は「迷惑をかけてしまって」
というが、君子は「迷惑とは
思っていない」といった。

鉄郎は楽しそうだった。
庭でたまきと
シャボン玉を
しながら
あそぶ。
常子は『スタアの装い』は
二号で終わったことを
話した。その二号を見せながら
「これがあってこその今の本です」と
いった。
「うまく行ってよかった」と
鉄郎が言うが「悩みは尽きないもの
です」と常子は言う。

「どうしたもんじゃろのーと
いいながら生きているから
こそ、人生は楽しい」と
波乱万丈の鉄郎がいった。
そうであろうと思う。

たまきとひととき遊んで
鉄郎と幸子は帰って
いった。
農家なので畑が心配だと
いう。
常子たちに離れていても
見守っているからといった。

「達者でね」とお別れをした。

たまきが

「鉄郎おじさん~~~
またね~~~~~」
と手を振った。

鉄郎は振り返り

「おお、またな!!」
といった。

その夜
常子は自分の書いた
目標三か条をみていた。

〇家族を守る
〇鞠子と美子を嫁に出す
〇家を建てる

あとは、家だけである。

昭和39年。
東海道新幹線が開通し
オリンピックが開かれると
いうとしになった。
あなたの暮らしは
73号となり
発行部数も75万部と
伸びて行った。
********************
独身、キャリアウーマン
の常子が行く。
妹二人を嫁にだし
自分は家族を守るトトの代わり
を果たしている。
いつまでトトなのか・・・
とまわりは不思議に思うが

常子は竹造と約束した時
から

トトであり続けている。
それをやめることもない。

竹造がいっていたという
娘三人だと嫁に出したら
さみしくなるという世間の
話しに竹造は
先を読んでいた。
きっと娘たちは伴侶を連れて
子供を連れて
もどってくるから・・・
するとすごくにぎやかになる
と。
そのトトの思いを実現に
持って行った常子。
常子の人生は、
あかるく、どーしたもんじゃろ
のーーーーー??
という
つぶやきとともにあった。

その言葉のなかに
前を向いて歩いていく
常子が見えた。

++++++++++++++
コメの話ですが
おぼえてますか?
お米がとぼしくなって
毎日これくらいで一か月
すごそうと話し合いをして
充分食べることも我慢して
いた、常子たち。

ところが、なにもしらない鉄郎が
いきなりやってきて
留守の間に、米を炊いて食べてしまった
というエピがありました。

それがきっかけで市民運動会
のようなものにでて
二人三脚で走ると
米がもらえるというので
鞠子と常子ががんばります。
そんな話がありましたね~~~~。
なつかしいです。







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トト姉ちゃん143感想

2016-09-17 08:56:24 | テレビ番組
常子、小さな幸せを大事にする5
宗吉は南に店を譲りたいといった。
「大将、ありがとうございます。」
南は宗吉と照代におじきをして
美子と一緒に店を出た。

「ついでくれるかしらね?」
照代はつぶやく。
「あとは、あいつしだいだ。
人生何があるかわからないな。」

そこへ客がやってきた。
宗吉は「いらっしゃい」といった。

南は美子と歩きながら
いった。
「美子、おれにおみおつけをつくってく
れないか。」

美子は、突然のことに、どういうことか
わからなかったが・・・

毎日作って欲しいという。
つまり、プロポーズだった。

その夜、ふたりは、小橋家に行き
君子と常子を前に
あいさつをした。

南は、「美子さんをください」という。

君子と常子は
座布団から降りて
座りなおして
常子がいった。
「ふつつかな妹ですが
どうぞよろしくおねがいします。」

南も「よろしくお願いします」という。
そして常子は「おめでとう」と美子に
いった。
「ありがとう、カカ
トト姉ちゃん・・・」

次の休日のことだった。
小橋家でお祝いの食事会と
なった。
南は店を継ぐことになり
これからのことを思って
披露宴の経費をおさえるために
披露宴はしないことにした。

水田は美子に「お付き合いのきっかけ
は?」と聞いた。

美子が森田屋に食事に行ったとき
ポテトサラダがおいしくて
宗吉に聞くと南が作ったと
いった。
南は、そのころ、つけあわせの
ポテトサラダの研究をしていた。
南もおいしそうに食べる美子に
心を奪われたようだった。

仏壇のトトの写真の前に
ポテトサラダをお供えした。
そして食事会がはじまった。
水田は南たちにどこに住むのか
と聞く。
団地に住むという。
この時代、団地がはやっていましたね。
小橋家はカカと常子の
二人暮らしになる。

水田は常子に「いずれ大きな家に住みたい
とおっしゃっていましたね」という。
「その時は、いっしょに住まわせてください」と
いった。
仕事に忙しくても鞠子とたまきが
君子のもとにいたら安心だ
というのだ。
すると南が
「俺たちもいいですか」と聞く。

君子はうれしくて
「夢みたい。楽しいでしょうね」といった。
みんなが常子に
「大きな家をお願いします」と
声をそろえた。

そこへ、来客があった。
常子が出るとそこには
鉄郎がいた。
ながらく、姿を見かけなかった
おじである。
現れると
なにかしら、事件を起こして
さっていく。
驚く常子に嫁だと言って幸子を
紹介した。
幸子と一緒に魚沼で
農家をやっている。
おどろく常子と
鞠子と君子に美子。
鞠子は、自分の結婚式のとき
確かに魚沼に招待状をだした
ことを思い出した。
そのときはハタハタ漁に手を出して
破たんしていたので
来ることができなかったらしい。

「ところで
常子、雑誌を出してないじゃないか」と
いう。
常子は、「え?」と驚く。
あなたの暮らしを出しているのに
なぜそういうかというと

鉄郎は「スタアの装い」をいって
いるのだった。

まず鉄郎と常子たちの
あれからの人生を埋める会話が
必要となった。
********************
いよいよ、常子の目標のひとつ、
美子を嫁に出す。
そんな小橋家の喜びの中で
鉄郎が帰って来る。

そのまえに、
大きな家で、鞠子たちとの同居
の計画に、君子はうれしそうだったが
それに、南も載ったのだから
益々、君子はうれしいだろうと
思った。

ひとり
ひとりと

娘たちがいなくなり

常子とふたりっきりに
なることを
覚悟していた君子
だったと思うが

その常子の目標のひとつ
に、家を建てることと
あった。
それがかなえられる日が
くるという。
その喜びの中で
鉄郎がやってきたのだ。

男手がない時代に
鉄郎が不器用ながらも
常子たちを守ってきた
のは確か。

それより君子さんは
本当に幸せなかたですね。

娘たちに守られて
戦争戦後を生き抜いて
また、娘たちの伴侶からも
一緒に住みたいと
いわれて、本当に
しあわせだと
思いました。
じじぬきとかババ抜きとか
言われましたが
にぎやかなほうがいいに
きまっているでしょ?


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トト姉ちゃん142感想

2016-09-15 16:56:25 | テレビ番組
常子、小さな幸せを大事にする4

常子は「メーカーの方には
志をもって作って欲しい」といった。

すると
アカバネがいう。
「志?志を持っていないとこの仕事はできない」

花山が言う

「いくら安くても不良品を売られたら
たまったもんじゃないんだよ、赤羽根さん。」

「安く売って何が悪い。
ほしいものを安く買いたいのは
当然だろ。
あれこれほしいと思うのは消費者
どれを買うのか決めるのも消費者

作る側の責任は作るところで終わって
いる。あとは消費者の責任だ。弱小
出版社がえらそうに。
物を買えば幸せになれるんだ。
それに協力してなにがわるい。」

常子は、アカバネに言った。
「お金を得て豊かに暮らしたいと
私も思っていました。
でも、そのためにささやかな幸せを
犠牲にしたくありません。」

「ささやかな幸せ・・・」みんな耳を
傾けた。
「読者のアンケートに
冷蔵庫が明日来るというので
その家の子供さんがうれしくて
寝れないほど喜んでいたという。
いつでも冷たいジュースが飲める
とわくわくしていたという。
でも、もしその冷蔵庫が
不良品で、壊れたり、事故が
おこったりしたら、その幸せは
なくなります。」

花山は「一つ確認したいことが
ある」と赤羽根にいった。
アカバネの洗濯機のプラグだ。
いつかの試験でプラグから
火が出たことがあった。

花山は剥離剤をいれたシャーレを
おき、アカバネのプラグのなかの
ネジを取りだしそれをシャーレに
いれた。
すると、真鍮だと思っていた
ネジはじつは、メッキをかけた
鉄製のものだった。
鉄製のものはさびる。
さびると電気抵抗が大きくなり
ショートして、悪くすると
火事になるという。

国実は驚いて「それは規定違反だ。
偽装だ」といった。
赤羽根は知らなかったらしく
村山にいうと
村山は「あの予算で作ろうとするなら
こんなものしかできない、社長
の指示通りに造っている」と
いいきった。
国実は赤羽根に「偽装のことを
記事に書きます」という。
赤羽根は怒って帰って行った。

国実は「あなたの暮らしは
戦後を早く終わらせたい
という国民の思いに水を差すような
雑誌だと思っていたが
商品試験をしようとしたお気持ちが
少しは理解できました」という。
今「日のことは記事に書きます」と
いうと常子は、「はい」と答えた。

公開試験がおわり、いつもの
日常になった。
洗濯機の商品試験の特集号
の45号は好評だった。
新聞に載ったことから
疑惑も払しょくされ新たに
読者がついてきた。
君子はのんびりと新聞を読む
常子を見てほっとしたようだ。
新聞には公開試験の様子と
アカバネは偽装を謝罪したとの
記事も載っていた。
あなたの暮らしの商品試験は
信じられるとも書かれた。

美子は南とのデートにでかけた。

森田屋では宗吉と照代が
公開試験の様子を伝えた
新聞を読み、よかったと
よろこびあう。
そこへ南が買い物から帰って
きた。
宗吉は、南に話があるという。

いつかは、南に店を任せたいと
思っていたが、そろそろどうだろう
というのだ。
宗吉は娘婿の長谷川が高崎で
やっている食堂が繁盛していること
から、帰ってこいとも
言われているので
そろそろ高崎に
戻ろうと思うというのだ。

南は、緊張したおももちだった。

そこへ美子が入って来た。

宗吉と照代は
もう、お客も来ないだろうし
南に帰っていいといった。
美子と南は
みんなに、温かく見守られて
いた。
南は宗吉と照代に
「ありがとうございます」と
頭を下げた。
******************
家事を大きく変えた
三種の神器


薪を割ってご飯を炊く必要もなく
洗濯物を桶で一枚一枚
洗う必要もなく・・
買い物は毎日いかなくても
冷蔵庫で保存できる。
時間と労力が短くなり
主婦の家事時間が
短縮された。
それにともなって
女性の社会進出がかなえられる
ようになる。
そんな女性の夢を
不良品でごまかしたら
だめですよね。
いいものを買って
充実した生活をしたい。
もっと、いろんなことを
知ったり、いろんなことに
参加したり・・・
主婦でもおしゃれをして
明るく過ごしたい。

まさに、それがかなう時代に
なりました。

でも常子は、消費者に必要な
情報を発信することを
自分たちの使命と取らえ
多くの女性たちの暮らし
を支えてきたと思いました。

わたしも・・・
つい、さいきん、初めてジューサーを
買いました。
今までは母にもらった
ジューサーを使っていましたが
なんだか、物足りなくなって
いまだったら
どういったジューサーがいいのかと
ネットで情報を調べました。
実際店にもいきました。
これを使った人の
口コミも参考にしました。

こういった努力を重ねないと
物が多い今の時代も
消費者は迷います。
そして、ちょっとお高いけど
スロー回転のジューサーを
買いました。

本も読みました。

消費者は知らなければ
ならないことが
多いと思います。

そうそう・・・
シリカ水って知っていますか?

あまりスーパーでもみかけません。
シリカとはケイ素です。
これが、髪、爪、肌 骨、筋肉
などで、コラーゲンやカルシウム生成
に大きな力を発揮するというのです。
ある医者先生の本に
自分がハゲていた時代の写真をのせ
しかし、いまはこうなったと
かぶっているかもしれませんが(汗)
頭が黒々となっている写真をのせて
いました。禿げの対策はある
とう趣旨の本です。

生活の改善と
食生活の見直しを
はかり
そしてシリカ水を
飲んだとのことです。
お肌がきれいになるというので
今、はまっています。
こんな情報も本で得ることが
できるのは嬉しい限りです。
すりか水の効果ですか?
お肌がすこし、しっとりした
ような気がします。
まだまだですが・・・。




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トト姉ちゃん141感想

2016-09-14 17:59:58 | テレビ番組
常子、小さな幸せを大事にする3

国実は五社のメ―カーに
洗浄率の試験の仕方を
尋ねた後あなたの暮らし出版は
洗浄率をどう試験しているのかと
聞いた。
常子は、立ち上がり
自分たちは三種類の洗剤を使って
汚染布を使わずに
実際、汚れたシャツ、くつした、
シーツなどを使って実験したと
いう。
そして、きれいになったかどうかは
目視で確認したといった。

「目視ですか?」
国実は、馬鹿にしたように
いったので、会場内は
がやがやとした。

「しかし」、と常子は言う。
「ここで生地の傷み具合には注目すべき点が
ありました。
特に洗う時間の短いことを売りにして
いる杉芝電気さんは、あまりにも
力が強すぎてシャツの胸ポケットが
やぶれたり、生地が傷んだりした」と
いった。杉芝は「自分たちは汚染布を
つかって何度も実験したけどそんな
結果にならなかった」という。
花山は
「それは綿の汚染布をつかった
実験でしょう。」といった。
各メーカーは汚染布を使うが
常子たちは普通に洗うシャツを使った。
それは木綿だけではなく
ナイロンやビニロンなどの素材が
あることを訴えた。
そして、「こんなに生地が
いたんだ」とやぶれた
ポケットのシャツをみせた。
「おいおい、ひどいな」とアカバネが
いった。
花山は、「よごれおちが
不十分なのはどこのメーカーも
同じです」と言って座った。
常子は「各メーカーが汚染布を
使って実験をした結果
わからなかったことがもう一つ
あります。
こういうシャツですが・・」と普通の
シャツをだした。

洗ったシャツを
ローラーで絞るときに
シャツのボタンがひっかかり
むりやり絞ると
ボタンが割れたりしたことを上げた。

すべてのシャツでボタンがいたんだ。
汚染布ではわからないことだ。
「これでは、絞り率が
規定にあっているといっても
消費者は困ります」
国実は納得して、つぎの
項目にいった。
次に騒音の試験についてである。
各社騒音計を使ってモーター音を
テストしている。またある会社は
「機械に聴音機を
あてて人間に聞こえない異常音まで
調べています。」といった。
それはあなたの暮らしもおなじだった。
が、ある会社は
水を入れないで動かしているときと
水を入れているときのデータも
とっているという話をした。
常子にとってこれは気が付かなかった
ことだった。
水を入れると音が小さくなるし
水を入れないと大きな音になる。
「次の試験からはそのような要素を
取り入れたいと思います。」
「ほお~~」と、国実はいう
アカバネは、ここぞとばかりに
アピールをした。
「自分たちも騒音計を使います。
当社独自でやっています」という。

そしていちいち、国実に「これを書いて
くださいね」とアピールする。

アカバネはたちあがり、「わが社は
脱水だけではなく
乾燥ができる洗濯機を開発する予定です」
といった。
会場から
「ほお~~っ」と声が出た。
「来年には商品化される可能性があります。
ご期待ください・・・と

記事にかいておいてくださいな」と国実に
いった。

「来年ですか楽しみですね」と国実はいう。
村山や酒井はそんな話は聞いて
いないと社長にみみうちを
するが、「おまえにはがっかりしたぞ
村山、変われ、ここから俺が
話をする。」といった。
次に耐久性について
の項目にうつった。

日家電は
「無作為に100台の洗濯機を選んで
500回回してモーター等に
損傷がないかどうか調べて
います。」
「500回は普通ですか?多いのですか?」
「うちは700回です。」
「うちは1000回だ」とアカバネは言う。
すると「日家電さんの倍ですね。」と
国実が言うのでアカバネは
満足そうに笑った。
うちはもっと過酷な耐久テストをしていると
いう会社もあった。
ハンマーでたたいたりしているらしい。

花山は「自分たちがやった耐久テストでは
満足な結果を出したメーカーはなかった」と
いった。
アカバネは、怒ったが
花山は「どんな場所で耐久テストをしています
か」と聞く。

「う?むむむ・・」とつまるアカバネに村山は
「社屋の試験場です」と
いった。
花山は多くの家庭は排水のこと
もあって、屋外に洗濯機を置く場合が
おおいといった。
その場合、太陽に照らされっぱなしに
なって、特にアカバネの製品は
タイマーのつまみなどが
プラスチックなので傷んだり
とけたりするという。
そしてもう一つ、見えないところも
問題があって、
湿気の多いところで使うので
洗濯機のそこがそのまま丸見え
だと湿気が機械の中に入ってきて
錆びてしまうことも訴えた。

「これで耐久性があると言えますか?」

「アカバネの製品はもっとひどい」と
常子は言う。
「ほかのメーカーは水がいっぱいになって
もまだ10センチぐらい
洗濯漕の高さがありますが
アカバネはぎりぎりなので
いっぱい水を入れて
洗濯機を回すと・・・
水があふれます。」

するとアカバネは怒って
「そんなもの、見ていたらいいんだ」と
いった。
すると常子は「主婦は洗濯をしながら
お湯を沸かしたり子供が
怪我をしないかとみていたり
と忙しいのです。」
そんな主婦に洗濯機の監視をしろとは
なにごとだと常子はいうと
会場から康江や綾が「そうだそうだ」と
声を上げた。
「アカバネさん、主婦は三万円もかけて
この洗濯機を買ったのですよ。
見ていればいいという問題では
ないでしょう?」
会場は騒然となった。
アカバネは、「こんなのは認めん」という。
が、国実はそれをみていて
常子たちが使用者の立場に立って
試験をしていることを認めた。

常子は言った。
「洗濯機はいろんなものを
洗います。子供がおおければ
毎日洗濯をします。
枚数も多い。そして、主婦はじっと
ひとところにいるわけではないのです。」
「そうだ、そうだ」と声が上がった。

「アカバネさん、洗濯機のキャッチフレーズは
なんでしたか?」

社長が言葉に詰まった。

村山が、「洗濯機が主婦を解放する」と
いった。
常子は「確かに洗濯機のおかげで
大変な労働から解放されました。
これは夢の機械です。洗濯機だけ
ではありません。
そうよね、よっちゃん」と
常子はいかに主婦の労働時間が
短くなっているのかという
ことをアンケートに取ったことを
ここで発表しろと
いう合図をした。
美子は、アンケートの結果を発表した。
薪でご飯を炊いていた時代と比べて
電気ガマができてその分時間が
短くなったという。
「一日中、家事に追われていた主婦を
解放しました。」
「これはどうやって?」と国実が聞く。
1000人の主婦にアンケートをとったと
美子が言う。
「1000人?」
国実は驚いた。
そしてアンケートの山を見た。

常子は「だからこそメーカーの人たちには
志をもって作って欲しいのです。」という。
アカバネは「こころざしだって?持っているよ。
われわれは一円も安く提供しているのだ」

花山は言った。
「いくら安くても不良品を届けられたら
たまったもんじゃないよアカバネさん。」

「安いものを届けてどこがわるい?
ほしいものを安く買いたいと願うのは
当たり前のことだろうが!!
え???」
*********************
この公開試験は常子たちにとって
おおきな試練となったけど
また大きな成果ともなりました。
あの雑誌の書いてあることは正しいという
口コミです。
そして、新聞社をみごと自分たちの味方に
つけました。
これは大きな成果です。
常子が
あの大樹のやけどに心を痛めて
大樹が心まで傷ついて
悲しい思いをしている姿を
思い浮かべて、不良品を
ゆるさないという正義感に
燃えたのでしょうか。

いまでは考えられませんが
消費者目線などありませんから。

この続きが楽しみです。



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トト姉ちゃん140感想

2016-09-13 11:35:00 | テレビ番組
常子、小さな幸せを大事にする2
赤羽根社長赤羽憲宗は
常子がたちが公開試験に踏み切って
くれたことをうれしく思った。
「恥をかかせてやる。」

アカバネは
戦後小さな町工場から苦労をして
いまの大企業に成長した。

食うや食わずの時代、貧乏のどん底で
苦労をしてきたのだ。

「あの暮らしに戻りたいか?」と
赤羽根は酒井と村山に聞く。
「いいえ。」

「今や日本は豊かなものがあふれる
時代となり、いまに世界一の
経済大国になるだろう。
日本を世界一の豊かな国
にするために金持ちになって
貢献するんだ。
まけられない」といった。

常子たちはメーカーとの公開試験の
日にちをきめ
洗濯機の商品試験もテスターを増やし
た。
その中にはあのやすえと綾がいた。
「このままではくやしいから、
なんとかがんばる」と
康江はいった。

また、美子は
森田屋で顔見知りの主婦を集めて
一日の時間のスケジュールの
アンケートを取った。

家電が行き渡るようになって
主婦の家事にかかる時間が
ずいぶんと短縮された
ので、家ではどうすごしている
のかというアンケートである。

「そういえば、」と鞠子は
「かかは、一日中
家事をしていたわ」といった。

君子はずっと台所
にたっていたことを
おもいだした。
「今は便利になったから
楽になった」という。

厨房では宗吉が南に「はやく結婚したい
のではないのか」と冷やかしていた。
南は美子の仕事を理解していて
「今はまだ落ち着かないから」と
いった。

そのころ、電気店で販売をして
いた村山に酒井が聞く。
「社長はあの件は知らないだろうな」と。
村山は「すぐにどうなるというわけでは
ないから、一回ぐらいの試験では
大丈夫だ。」となにやら
怪しげな会話をしていた。

商品試験をしている
常子の会社では
一キロの衣類を1時間で
洗剤は〇〇を使うという
設定で洗濯試験をしていた。
花山がやってきた。
「何回目になるのか」と聞くと
社員は「666回です」という。
花山は「さっきと違う音がする」と
いった。
すると、いきなりある洗濯機の
コンセントがショートして
大きな音をたてて火がついた。

花山は中止をしながら
コンセントを抜き
その中身を外してみると

「これは・・・」といった。
本木はカメラに収めた。
その洗濯機はアカバネだった。

会社では照代が食事に来た
お客さんに書いてもらったと
いって美子のアンケートを
できた分持ってきてくれた。

常子はそれをじっと見て
考えていた。

やがて
昭和33年6月。
大東京新聞の主催で
公開試験が行われた。
参加メーカーは5社。

そして、あなたの暮らし出版
からは常子と花山が参加した。

アカバネはじっと常子を見て
なんだか笑っているようだった。
常子は緊張した。
花山は「いつものとおりにやれば
いいんだ」といった。
国実は
各社に
それぞれの項目のうち
どれにどんな試験をしているのか
を聞いた。
洗濯機の洗浄率は35パーセントと
決められている。
すぎうら電機は
洗濯時間を短くすることに
努力をして5分で35%になるといった。
自社の試験では汚染布を使うという。
ワザと汚した布を用意する。
それは、すみや、食べ物や
化粧や、珈琲や油など
生活によくでてくる汚れを
ワザと布につけて洗ってみた結果
の洗浄率クリアだった。

またドロ専用にきれいになるように
作っているという会社もあった。
そこは、実際の農作業の服を
使って試験をするという。

またどんな水でも対応できる
洗濯器ですという会社もあった。

アカバネは
村山がいった。
うちは大容量であらっても洗浄率は
45%ですといった。

それに対してあなたの暮らし出版は?
と試験結果を求められた。

常子は、データに目を落として
話を始めた。
******************
いよいよ始まりました。
常子の日頃の考えが
実を結びますように。。。と思います。

アカバネも結構苦労されたのですね。
だからと言って不良品を世に出したら
だめですよ。
どんな事故が起こるかわからないから。
現にあなたの暮らし出版で
商品試験をしていた時
プラグから火が出たではないですか。

あぶないですよ~~~

そして村山のいみしんな
発言が。。。

アカバネ社長に内緒にして
いる何かがありそうです。







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