goo blog サービス終了のお知らせ 

ワンダーランドの日記帳goo

話題は何でもアリスです。ブログ人のワンダーランドの日記帳そっくり
引越しました。記事は検索機能で見つけて下さい。

トト姉ちゃん139感想

2016-09-12 16:58:49 | テレビ番組
常子、小さな幸せを大事にする1

国実から言われたこと
新聞に『あなたの暮らし』への疑惑と
の記事が載ったことで
常子は悩む。

商品試験は
本当に正しいのかと疑われている
が、これはどうすればいいのか。
自分たちが正しいと思って
やっていても
社会の認識を得られないことは
どういう意味なのかと
思った。

世論には試験のやり方が素人で
信用できないという声がある。

新聞に
この記事がでてから
大東京新聞社には
『あなたの暮らし』
の疑惑をはっきり
させてほしいという
声が寄せられた。

国実はふと
同僚がつぶやいた「メーカーも
はらはらしているのでは」という
ことばにある作戦を思いついた。

アカバネの村山のもとに国実
から電話があった。

そして花山のもとに
国実と
数件のメーカーの人間が
一緒に会社へやってきた。
公開試験をしてほしいと
国実が言う。
花山は断るといった。

村山は「商品試験の結果は
デマという疑惑も
あるでしょうからね」という。

常子は「デマではない」という。
「やましいところがないから
公開試験はできるはずだ」と
いうメーカーもいる。
花山は「公開試験をする必要はない
。自分たちは正しいことをしている」と
いった。
国実は「公開試験は必要だ」と
大声でどなるが
花山は「一方的に疑っているのは
君たちだ」というと
「いつまでも疑われたままでいいのか」と
国実が言う。
花山は「いい」といった。
「どこまでも自分たちのやり方を
貫くだけだ。それは正しいからだ」
といった。
村山は
「どうだかね?」といい
他のメーカーは
「口ではどうでも言える」と
いう。

結局物別れで帰って行った。
次の日の休日のこと
常子と美子は
水田宅を訪ねた。
水田宅では
新しく洗濯機を買った
のだ。
それをわいわいいいながら
見ていると
近所の奥様達が
やってきて
これが洗濯機なのと
うれしそうにいう。
そして常子と美子を見て
「あ、あなたの暮らしの??」と
写真に乗っている常子と
美子をみてびっくりした。

「『あなたの暮らし』はいつも
読んでいます。」
「でも、商品試験がどうのって
疑いをかけられている
ことに腹が立っています。」
とわいわいと話をした。

そのころ、休日だったが
花山は会社で仕事をして
いた。
ふと、読者カードをよみはじめた。

常子は、水田宅から会社へ
いった。
美子も水田も一緒だった。

常子は花山もきているのではと
思っていた。

花山は読者カードのうち
三割が試験と結果に関しては
疑問だというが
後の七割が信じているという。
根強い読者は頑張れと
励ましてくれている。
安定した発行部数と
売り上げさえあればいいと
思っていたが
花山は応援してくれて
いる読者のためにも
公開試験を受けたがいいのでは
と思っていたようだ。
常子は、「自分たちも戦って
いることを見てもらいましょう」と
いって、公開試験を受ける
決意を示した。

その話は新聞社を通じて
アカバネにも連絡が
はいった。
社長のアカバネは
「これで自分たちの商品が
いいものだということを
証明していこう。
その分、『あなたの暮らし』は
信用を失うことになる。」
と言って笑った。
******************
いよいよ
一騎打ちです。
公開試験にすると
公平で公正な
やりかたになるので
結果はおのずとでてきます。
常子の
戦う姿を
みることになります。

こんな生き方もいいですね。
常に戦うひとは
いきいきとしています。
今週と来週と
再来週で
お話は終わりますが
あの雑誌に隠された
創業者の思いをしることができて
良かったと
おもいました。

今メイドインジャパンは
世界基準になっていると
言われていますが、いいものを
作る目線はこの雑誌の商品試験から
始まったのではと思います。

世間からたたかれようとも
決して屈しない強い気持ちが
消費者をまもる雑誌へ
成長したのだと思います。
消費者目線は
大きなメーカーさんは
絶対もつべきです。
小さなメーカーでも
信念を持って作る商品に
魅力があります。
それをメイドインジャパンと
いうわけですね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トト姉ちゃん138感想

2016-09-12 16:23:21 | テレビ番組
常子、仕事と家庭の両立に悩む6

国実はいう
『あなたの暮らし』がいいという
ものは売れる
『あなたの暮らし』が悪いという
ものは売れない
この雑誌には
それほどの影響力がある。
だからこの雑誌が正しいかどうか
追及されても当然でしょう?

常子は会社へ戻った。
すると花山と水田、美子
松永が深刻な顔をして
座っている。

事情を聴くと
松永は買い物をし過ぎて
月々のローンを抱え過ぎてしまい
悩んでいたところ
ある男から試験の結果を教えてほしい
また、テスターの情報も教えてほしい。
そうすれば、金銭の援助を
させてもらうと
いわれた。
そのために情報を売ったという。
その男の正体はわからない。

「なぜこんなことを?」
というと
松永は「本当は編集の仕事がしたかった
が、毎日毎日
鉛筆を削り
洗濯をして
ご飯を炊く
試験ばかりで自分の思ったことを
させてもらえない」という。
それで、この事件のこともあり
「会社を辞める」といった。
常子は止めようとしたが
花山は「首にならないだけ
ましだ」といった。

その夜水田は鞠子に言った。
松永がおかしいということは
感じていたという。
松永がやめると言った時の常子
の悲しそうな顔が忘れられない。
自分を責めなければいいなという。

常子は寝床に入っても
寝付けなかった。
隣で寝ている美子は声をかけた。

国実から言われたことを話した。
この本にダメだと書かれたら
うれない、いいと書かれたら
うれる・・これは大変なことなのだと
思う。
大きな責任がいるということだ。

常子はつぶやく。
「一つ一つの試験に
命を懸ける思いでやってきたが
社員にとってはそれが
重荷だったのではと思った。
終戦後に自分たちは暮らしを豊か
にするためにと思って
必死で雑誌を作ってきたが
いまの時代に入った人たちは
それを理解してくれていると
思っていたけど、私の意見を
押し付けていただけなのかな。」

翌日、常子はその疑問を社員を集めて
聞いてみた。

「みんなにとって『あなたの暮らし』を
つくる意義を考えてほしい。
今は景気もいい
職業選択も多い。
みんなには試験ばっかりで
がっかりして、編集の仕事を
したいと思っている人は
いませんか。
担当を見直そうと思っています」と
いう。

岡緑は
「やりがいを感じます」といった。
すると
ほかの社員も
「おれも
責任ある仕事だと思う」という。
「誇りを持っています」という。
みんなは笑顔になった。

「お話はそのことですか?」
「試験が中止になるのかと
思った」と
みんな笑った。
常子もほっとした。

そして洗濯機の試験が始まった。
よごれ度合
操作の便利性
布の今見具合
耐久性などを
確かめて行った。

半年後
森田屋では宗吉と
照代が新聞を見ながら
常子が見たらがっかりするぞと
いっていた。

そこへ、常子がやってきて
新しい本ですといって
手渡した。
宗吉はあわてて新聞を隠した。

「なにか、隠しませんでしたか?」

「いいや、いいや」と宗吉は言うが
南が「肉を焦がしてしまった」と
報告をしたので
宗吉は新聞を丸めて
「このばか、あれほどいっただろ」と
ポンとたたいた。
その新聞の見出しが
気になり常子は
宗吉の手から落ちた新聞を
ひろってみた。

みると
「『あなたの暮らし』は虚偽の
データを乗せている」という
疑惑がある、
『あなたの暮らし』は
本当に正しいのかという
大きな特集記事だった。

そして、電気店500軒にアンケート
をとると
商品試験に疑問を感じると
いうひとが
42.8%という。
やり方に疑問を感じる人は47.2%。
見過ごすことのできない数字であった。
**********************
「出る杭は打たれる」です。
国実の言う通りあなたの暮らしで
結果の悪い商品だといわれたら
売れなくなって倒産する会社もあるので
あれば、その影響に対しての責任を
取って行かないといけないと
言われたことを
見過ごすわけにはいかなくなりました。

星野と別れて
寂しいどころか
大変な事件ばかりで
常子にとっては
寂しいと言っていられないほど
忙しい毎日となりました。

でも星野ロスは・・・ためいきです。

松永の裏切りとか
アカバネの攻撃とか
国実の追求とか

これをどう切り抜けていくので
しょうか。

私はこの時代ではありませんが
バブル期に仕事中ある銀行の待合にいた
わけですね。
週刊誌とか
新聞とか
おいてあって
そこで偶然見たのが
商品試験ではなく
クーラーの
商品紹介がありました。
でも、いいことばかりではなくて
悪いことも書かれていました。
それを参考にして
クーラーを購入しました。

いまならネットで
口コミがありますが

あの時代はありませんでしたので
大変貴重な記事でした。
同じものでも
性質が違ったり
使いやすさや使いにくさも
あると思うので
そのときかったクーラーは
へたばることなく
いまも
現役で動いています。

あと三週間でトト姉ちゃんが
おわります。
このドラマは期待はなかった
のですが
なぜか大変すがすがしく
ドラマになじんでいけれました。
このドラマに出てくるひとは
多くが
挨拶と受け答えがしっかりできる
気持ちのいい人が多いと
思いました。
そのへんが
最初の取っ付きの良かった
点でした。
しかし、
さすがのNHKですね。
イケメン俳優を多数投入されました。
それも楽しみのうちの一つでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トト姉ちゃん137感想

2016-09-09 15:14:02 | テレビ番組
常子、仕事と家庭の両立に悩む5

常子は去って行く星野家族に
いった。
「星野さんと、大樹君と、青葉ちゃんと・・
一緒に過ごした時間はかけがいないものでした。
しあわせでした。」
星野は握手のてをゆるめた。
二人の手が離れた。

「では・・・・・」と星野がいった。
「では・・・」と常子もいつもと変わらず
微笑んでいった。

「さよなら」
「元気でね」
「さよなら・・・・」
「じゃね・・」

常子は子供たちの声にこたえながら
さよならを
何度も何度も繰り返して

星野家族が
町の角に消えていくまで
見送った。
一人になったとき
常子の頬には笑顔
がきえて
涙が
光っていた。

三種の神器というのは
電気ガマ
電気洗濯機
そして
電気冷蔵庫。

この製品が出てきて
からというもの女性たちの
家事が楽になったという。

商品試験は電気洗濯機を
行うことになった。

テスターや社員みんなの前で
常子は、「心して頑張りましょう」と
いった。

そこへ、本木が「大変だ」と
あわてて
やってきた。

何と週刊誌に
『あなたの暮らし』の商品試験の
結果は嘘だとかかれていた。
その根拠として
テスターの証言を
取り入れている。

常子は驚いた。
花山は「何の根拠もない
勝手な記事だ。
気にするだけ無駄だ」という。

常子はテスターの証言が
どこに住んでいる
誰々さんがイニシャルに
なっているのでそれを調べると
どうも、テスターさんと
一致するのである。

週刊誌がテスターに虚偽の証言をさせて
いる・・
花山は気にするなという。
気を取り直して取り組もうと
いった。

そのころアカバネは、電気店で
丹精込めて作ったという
電気洗濯機をわいわいいいながら
売っていた。

あの週刊誌の記事はどんな威力を
もつのか、すぐに影響がでなくて
も、なんどもなんども
あの記事を出すと大きな力に
なるといった。
あの週刊誌の記事はアカバネの
陰謀だった。

会社ではテスターと一緒に
商品試験をしている
松永の様子がおかしい。
水田は気になった。
元気がないのである。
何か考え事をしている。

国実は大東京新聞で
証言をしたテスターは
実在すると知った。
デマではないとわかれば
この商品試験の虚実をめぐって
コラムを書きましょうと
提案した。

常子は家で
タライで洗濯をしていた。
時間はかかるし
体力がいる。君子が気を使って
そこまでしなくてもいいという。
洗濯は
力がなくてはできないのである。

しかし、洗濯機は
楽々、スイッチ一つで
洗い上げることができる。
そんな時代になったと常子は
笑った。

大東京新聞が
『あなたの暮らし』の疑惑という
コラムを紙上に発表した。
大新聞社のコラムである。
週刊誌と違って
信ぴょう性がある。

「商品試験は
本当に公平公正な試験なのか」と
いうコラムである。

つまり、データというより
やり方に不公平があったのでは
ないだろうかというレベルの
記事である。

アカバネは大新聞社が
取り上げてくれたので
自分たちの思いがかなったと
喜ぶ。
すべての電化製品は
社の全力を挙げて作った
製品だから、売り上げが
落ちるなどということは
許されないのである。

あなたの暮らし出版社には
新聞に載ったことから
問い合わせの電話が
鳴りっぱなしだった。

どういうことか?
本当にうそだったのか?
信じていいのか?

花山は信じてくれる人だけを
相手にしたらいいという。
国実から常子に電話があった。

常子は、国実に会いに行った。

新聞社の編集部の一角で
国実と話をした。
国実は質問した。
「あの証言をしたテスターは
現実の人ですね。
やはりデータの改ざんはあったのですね。
あの記事を読んだ人は
あなたの暮らし出版は企業から
いくらかもらっていると
思っていますよ。

火のないところに煙は立たないといい
ますからね。」

国実の攻撃に常子は
「根のない花は咲かないとも言います。」
と答えた。
あなたの暮らし出版の商品試験は
どこからも援助をもらっていないし
広告すら出していない。
と、それをいったところで国実は
陰で取引があったと
思われても仕方がないという。

常子はいいものは残るし悪いものは
消えていくと反論した。

国実は雑誌が
40万部売れたということで
どれほどの影響力なのか。
その責任はかなり大きいと
常子を攻撃する。

「もし虚偽のデータであれば
その重みを考えなくてはいけない。
それほどの影響力がある。
この雑誌は本当に正しいのか
そうではないのか・・・
はっきりしなくてはいけないでしょう。」

国実はきっぱりと常子に言った。
*******************
さよなら・・・
常子は悲しみをこらえて
星野家族とお別れをした。
いつかどこかで会えるでしょうか。

そんな気持ちを残しながら
星野たちと別れた。

その後、大ピンチとも
いうべき事件に会社が
陥れられた。

社会正義を唱えると
「出る杭は打たれる」
なのである。

「いい結果が出たメーカーから実は
こっそりと賄賂をもらっているのでは
ないかと、
世間が疑ったとしても
おかしくないですよ」と
国実が言う。
テスターは善意の市民である。
逆に言えば
責任の薄い素人である。

誰がどう見ても公平公正だと
言わせるような商品試験の
形を取らなくてはいけない。
だれがどうみてもである。

あのメーカーは駄目だと
判断するときは
公平な第三者でさえも
それに賛成するなど、40万部を
売った責任は重い。

今頃星野さんはどう思って
いるでしょうか?
「常子さん、がんばれ」と
応援してくれているでしょうね。

星野は
ついに、そばで常子を守ることすら
できなくなってしまい。
愛する人の信念の戦いを
遠くで見つめるだけになりました。

大事な子供が二人います。
自分の幸せより、この子たちを
立派に育てようと
思っている星野さんに
あたたかいお父さんの愛情を
感じます。
そのお父さんの愛情という
部分で
星野武蔵さんは
小橋竹造さんに
にていると
思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トト姉ちゃん136感想

2016-09-08 15:25:40 | テレビ番組
常子、仕事と家庭の両立に悩む4

森田屋で食事が終わって
星野は子供たちにおばちゃまと
大事なお話をするから
外で遊んでいてほしいという。
大樹と青葉は店の外へ
元氣に出ていった。

「お話って?」

常子が聞くと
星野は、名古屋へ転勤の辞令が
でたということをいった。
常子は星野をじっとみた。

これは、常子と出会う前の二年前に
名古屋へ転勤の希望を出していたという。
そこは実家からも近いし
残業も少ないので子供たちの
面倒を見やすいからだ。

いまになってそれがかなった。
叶わないと思っていたのに。

辞令の撤回を頼もうかと
どうしようかと
悩んだ。

その気持ちを変えたのは
大樹のことだった。

大樹が学校で足のやけどを
みた隣の席の女の子が
気持ち悪いといって
嫌がっていること。
そのことでいじめられている
こと。
そのために学校へ長ズボンで
いっていること。
学校へ行くときに
星野が出していた短い
ズボンではなく長いほうに
履き替えていること。
大樹はそれをいおうとしていたのだろう
が、忙しくて聞いてやれなかったこと。
それらを全く気付いてやれなかった
ことが悔やまれること。
大樹は一人で悲しんで苦しんで
いたこと。
親としての責任を果たして
やれなかった。

星野は
親子の絆は自然にできるものではなく
作るものだと実感した。
だから、子供との時間を
作るためにも名古屋へ行こうと
思ったという。
常子は大切な人だ
一緒にいたらどれほどすばらしい
人生を送れるだろうか
と思うけど
「身勝手ですが、名古屋でいくことを
許してください。」

常子は、「許すって・・・
痛いほどわかります。
親の責任はとても重いものだと
感じています。
親子の絆を作ることに
真剣な星野さんだから
わたしは好きになったのです」
といった。

星野は
常子に
「ありがとう」といった。

そのことを美子と君子に
報告した。
美子は「それでいいの」と聞く。
常子はあかるく笑った。
星野が転勤したからって
どうなるといっても常子は今まで
どおりに仕事に頑張るという。

君子は悲しそうに常子を見た。
が、常子は「着替えてきます」と
元氣に言って部屋に戻って行った。

美子は「つらいくせにまた
元気なふりをしている」と
いった。

会社では常子には元気がなかった。

そこへ、来客があった。

ちとせ製作所の田中社長だった。

新しいトースターをつくったという。
あの商品試験で倒産しかけたが
いいものを作ろうと思って
がんばって新しいものを
つくった。安全で使いやすい
ものになった。
それが、よく売れているという。

会社も盛り返すことができて
感謝している。商品試験するなら
五台ほどおいていくという。
常子は「買い取らせていただきます」
という。
花山も水田に5台分の代金を払う
ようにいう。
「相変わらず融通のきかない会社だ」と
田中はわらった。
「いろいろあったけど
あんたらには感謝している。」と
田中。
みんなも笑った。
常子は「そういって頂ければ
何よりです」と言って笑った。

やがて星野が名古屋に行く日が
きた。
星野と子供たちは家を出て
玄関の表札をはずした。

そこへ常子が走ってきた。
「星野さん、よかった
間に合ったわ。
これ、列車の中で食べて
下さい」と言って
お弁当を渡した。

常子は子供たちに
「二人とも、元気でね」という。
青葉は常子に
「お別れしたくないわ」という。
常子は、「おばちゃまもお別れしたく
ないけど、青葉ちゃんのことは
忘れないわ」といった。
「本当?」と青葉が聞く。
「本当よ。」
「本当に本当??」
「本当に本当に本当よ」

そして大樹には
「大樹君は優しくていいお兄ちゃん
だけど、つらいときには我慢しないで
お父さんに頼っていいのよ」といった。

「おばちゃんありがとう」と大樹が言う。
そして常子は大樹と握手をした。

星野には
「今までありがとうございました。
星野さんと大貴君青葉ちゃんと暮らした時間は
かけがいのないものでした。
しあわせでした。」
そういって手を出すと星野も
握手をしてくれた。

「常子さんは僕の誇りです。
小橋常子という女性と出会えた
ことをずっと誇りに思い続けます。」

握手の手が離れた。

「では・・・・・・」と星野が言う。

「では・・・・」と常子が少し微笑んで言った。

星野は大樹と青葉に
「では、いこうか」といった。
「さよなら・・・」と大樹
「じゃね、おばちゃま・・さよなら」

「さよなら」

「さよなら」
「元気でね・・」

「さよなら・・・」

子供たちは手を振りながら
振り向きながら
常子にさよならをいった。
常子もさよならと何度も言った。

星野と子供たちが
角を曲がった。

常子は手を振って
姿が見えなくなっても
立っていた。

振り返った常子の頬には
涙があった。

常子もしっかり歩いて行った。

******************
自然のお別れができて良かったですね。
こんな風に、あっさりと
あかるく
そして、愛情をこめて
別れられるって
よかったです・・・・。

でも、常子の涙は
決して誰にも見せない
ものなのですね。
明るくお別れは
常子の思いやりです。
本当は悲しいくせに。

それゆえ
星野家族は安心して

人生の次のステージへ
すんなりと移動できそうです。
あのとき常子は君子の胸の中で
声を殺して泣きましたが・・・

あれから15年たった常子は
誰もいないときにそっと
涙を流すようになりました。


転勤・・・・
もし
大樹のやけどの問題がなければ
星野は撤回したことでしょう。

もし、
ちとせ製作所の田中が
来なければ、
どうなっていたでしょうか。

常子には前向きに生きる選択しか
ないということでしょうか。


私は
「もしも」にかけましたけどね・・・
「もしも星野と再婚できたら」ですよ。
でもね・・・
だめでしたね・・・・
モチーフの大橋さんが
生涯独身ですから。
このような恋愛があったかどうか
は別にして、ドラマとしては
すてきな恋愛のモチーフでした。

常子も星野に告白できましたし。
星野家族とともに
すてきな時間をすごせたと
思います。

ああ・・・・・

常子の

しあわせとは??????

また、事情がかわって星野が
東京へ戻って来たら
いいのにね。
(あきらめられない私)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トト姉ちゃん135感想

2016-09-07 20:53:15 | テレビ番組
常子、仕事と家庭の両立に悩む3
花山が常子に聞いた。
「彼(星野)と交際をしているのか?」
常子は、自信がなく、「いいえ」と答えた。
「君も不器用な人だね。」
花山は雑誌を作るために人生をかける
といったことはもう、実現されて
いるから、あの誓いにしばられる
事はないという。
常子は社員をわが子のように面倒
みている。
自分自身の人生も大事だといった。

常子たちは次の商品試験の
準備をしていた。
そこへ松永が遅刻してやってきた。
常子は、松永に「気を引き締めて
下さいね。私たちは戦っているのですよ」と
いった。
星野の家では大樹がやけどの跡を
気にしていた。
星野は気が付かず
「先に行くから」と言って
出ていった。
美子が森田屋にいくと
大きな声が聞こえてきた。
宗吉がどなっている。
「かえれ、かえれ!!」
大東京新聞の国実が取材に
きていた。目的は常子のことだった。
あまりにもねちねちと聞くので
江戸っ子の宗吉は常子を悪く書こうと
していると思って「帰れ」と
怒鳴ったのだ。
国実は美子を見て厭味ったらしく
挨拶をして帰って行った。

南と美子は会社の状況が不安なので
結婚を延期しようということに
した。
そのころ、星野に、転勤の辞令が
でた。
二年前に名古屋支店に転勤したいと
希望を出していた。
それが今頃叶ったのだ。
実家にも近いからというのが
理由だった。
子育てのためだった。
二週間で転勤の準備をするようにと
いわれた。
星野は深刻になった。
その夜、家に帰ると
常子が来ていた。
そして、子供たちは
常子の差し入れの
シュークリームを食べて
嬉しそうに笑っていた。

常子は商品試験の記事が評判が
いいので発行部数を増やさないかと
いわれていると
星野に言った。

そういえば、星野は本屋にいくと
「あなたの暮らし」の商品試験の記事
は評判がいいらしいと感じた。
女性たちがこの本は参考になる
と話をしている。
ふと、常子が夢を語ったことを
おもいだした。

「女の人の役に立つ雑誌をつくりたい
のです。
それが私の夢です・・・」

そう語っていたが、夢が実現
されていると感じた。


ある日、星野は洗濯物を
たたもうとした。
そして、家政婦に
「今日はもう帰ってくださって
いいです」という。
しかし、洗濯物の中の大樹の
ズボンが長ズボンだった。
家では短いのをはいているのに
何故だろうと思った。
家政婦に聞くと学校へは長ズボンで
いっているといった。

星野は大樹にどうして学校へ
長ズボンをはいていっているのか
と聞く。
怒っているのではないから
理由をいってほししいという。
大樹は隣の席の女の子が
大樹の足の
やけどの跡が気持ち悪いと
騒いでいるという。
それもずっと、そうだというのだ。

だから、見えないように長ズボンをはいて
いたのか・・・
「ごめんな、気づいてやれなくて」と
星野は言った。

日曜日のあさ、星野とデートに行く
常子を美子と君子は笑顔で
送り出した。
行先は森田屋だった。
子供たちも一緒に森田屋で
食事をした。
大樹も青葉も森田屋の
食事はきれいに食べる。
宗吉はホウレンソウが切れた
ので、ちょっといってくると
いって留守番を常子に頼んだ。

常子は、宗吉が帰って来たら
公園へいきませんか?と
星野に聞いた。
星野は、常子に
「じつは・・お話があるのですが」といった。
「お話?」
*******************
二度目の別れがありませんようにと
心の中で
祈る思いでしたが
星野がまた遠くへ行くという。
最初は大阪
二度目は名古屋
三度目があれば
横浜か?
なんとも、悲しいけど
それよりも、星野は
大樹の焼けどの跡が
大樹を苦しめていることに
親としての責任を感じて
いるようだ。
常子が東京を離れる
わけはない。
自分の会社を手放すわけはない。
このまま、もし東京に
住み続けたら
どこかで一緒にある可能性が
あるかもしれない。
しかし、転勤である。
常子はこの悲しみに
どう打ち勝っていくのか
星野はこの試練をどう
のりこえていくのだろうか。
いずれにせよ
常子との関係は
はっきりさせないと
いけないわけである。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする