シーシェパード(Sea Shepherd Conservation Society)とは、海の環境を保護のための警備をする非営利団体とされている。海の環境というとグリーンピースという団体があるが、1977年にグリーンピースと分かれて新しく出来た団体である。
海の環境保護というが、最近の日本の捕鯨調査船への嫌がらせをみるにテロ活動のようなイメージさえ抱く。この団体の象徴にしている舟の旗は、ドクロのマークである。まるで海賊船である。
2008年1月15日、南極海で捕鯨調査を行っていた日本の目視採集船「第2勇新丸」に対し、酪酸と思われる薬品が入った瓶を投げ込んだ。またスクリューに絡ませるために船の周囲にロープを流すなどの妨害行為を展開した。
その後、オーストラリア人と英国人の活動家2人が同船船内に侵入した。安全のため同船乗組員が2人を拘束した。
シーシェパードは、二人を無条件釈放の要求をした。オーストラリア政府も、早期の釈放を日本側に要求した。日本側はシーシェパードに二名の引渡しを行いに来るよう要請をした。だがシーシェパードはそれには答えなかった。
その変わりに彼らのHP上に「日本側は、二名の釈放と引き換えに、活動を妨害しないようにわれわれに要求した。人質をとって、要求を突きつけるテロ組織のようなやり方だ」と批判した。
このおかしな彼らの行動は、大げさに騒ぐ事と解決に時間をかける事により、マスコミなどの報道の目を向けさすことが目的ではないかといわれている。
結局17日に、オーストラリア政府が仲介にはいって拘束されていた二名を引き取っていった。驚いたことにそのわずか3時間後、またまた別の捕鯨調査船である第3勇新丸に、酪酸入りの瓶が10個投げつけられたという。
彼らは一体 鯨と人間とどっちが大切と思っているのだろう。それは鯨のほうが大切だと思っているのである。
オーストラリアのスミス外相は16日、「2人の安全な引き渡しのために双方は条件をつけるべきでない」とコメントした。オーストラリアは反捕鯨国である。その外相のコメントはたしかに反捕鯨派と思える。
危険な行為をしたのはシーシェパードである。もし、日本人に被害があったなら、それでも鯨を取る人間より、それを妨害する人間の味方であるとスミス外相はいうであろう。
反捕鯨国にとって、鯨を取る国の人間は、許しがたいとおもっているのであろろう。
日本は捕鯨国であり、重要な蛋白源としている。
ところが、反捕鯨国は鯨を海の守り神として神格化している。
この大きな違いが、どうも乗り越えられない壁になっている。
今も反捕鯨国の日本への非難は、大きく彼らの反捕鯨への執念はすざましいものがある。
それと日本の感覚は全く違うものだという事をどうすれば解ってもらえるだろうか。
インド人からみれば、聖なる牛を食べる事はとんでもないことなんだろう。
だからといってインド人はアメリカ人に牛の肉の入ったハンバーガーを食べるなんてとんでもないと、非難し、牛を飼育する事や食べる事を妨害したであろうか。
各国の文化を認めるべきである。
鯨を神格化しているのであれば、どうぞ御自由にである。
だが、日本は鯨を大切な食料とみている。それもまた自由では無いだろうか。
その国の文化を批判することは、反民主主義であり戦前の帝国主義と同じと言い切れる。(この程度の抗議などシーシェパードさんには一笑にふすべきものであろう・・・・)(~_~;)
本当に鯨の肉は食べられないのかと探しました。
さすが楽天です・・・(^.^)
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