7月13日,「投之家」のホームページに多くの債権が不良化になり、プラットフォーム自体が自主精算に入り、精算をうまく進めるために、幹部たちがすでに警察に自首したと発表した。 「投之家」URL://www.touzhijia.com/
「投之家」は2014年9月にオンラインし、本社取材地は深センで、親会社は盈灿グループで、会長も盈灿グループの創業者であった。盈灿グループの中に「網貸之家」はネット金融情報ポートサイドの雄で、業界内では非常に有名である。僕も「網貸之家」に大変おせわになっていた。「網貸之家」の七光りのせいか、「投之家」は投資家の間では「網貸之家」の兄弟会社といわれていた。
今回の倒産で被害総額が最大に29億元に達すると言われているが、衝撃はこの金額の大きさではない。「投之家」の取引金額からみれば中国P2Pネット金融のプラットフォームの中に中の上に位置し、決して大きいプラットフォームではなかった。親会社のバックグラウンドだけではなく、2015年と2016年に2回のVCの投資を受け、さらに最近上場企業珈偉股份(300317)から4億元の投資を受けた。
投資家が一番衝撃を受けたのが実は「投之家」のビジネスモデルである。「投之家」のビジネスモデルはプラットフォーム自身からローン証券は発行せず、「網貸之家」の情報力を利用して他のプラットフォームから売り出されたローン証券を購入し、自身のプラットフォーム上に販売するのである。このビジネスモデルは「網貸超市」と言われ、一種の分散投資で、P2Pネット金融のイノベーションと持て囃され、投資家の間では「絶対潰れないプラットフォーム」と讃えられていた。
「網貸超市」というビジネスモデルを続ければ個別の債権のデフォルトがあってもプラットフォームの倒産はないであろう。「投之家」は2017年12月に身売りが今回の倒産劇の始まりである。投資家が知らないうちに、盈灿グループが全ての株を珈偉股份(300317)の子会社に売り、会長も別人になった。珈偉股份は上場企業とはいえ、業績が非常に悪い。「投之家」を使った金をかき集めるマッシーンにしたじゃないか、裏にもっと根深い詐欺集団があるじゃないか、いろいろな噂話が流れているが、現時点ではまだ確認できない。
https://bbs.wdzj.com/thread-1187673-1-1.html
http://www.sohu.com/a/243614907_250147
「投之家」の件はすでに警察に立案され、真相は警察の発表を待つしかない。現時点では投資家の損失が最小限になるように期待するしかない。今回の事件で、29億元以上に投資家がP2Pネット金融に信頼性を失ったのが一番の損失ではないかと思う。
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