The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

30日土曜日は塚本ハウリンバーでASBライブ

2018年06月28日 | ASB活動日誌
我々アランスミシーバンドはスタジオ練習の最中によく色んな言葉で音を表現する。

ひで氏です。

言葉そのものもそうだが、やはりそれぞれが聞いてきた音楽の中にヒントが隠れていることも多く、

「ギターサウンド的には○○の△△という曲」

というような説明も入る。

そこから大体その曲の再現にしばし入る。

少し前はサバイバーのEye of the Tigerをやり始めたり、


私ひで氏も声が枯れてきたら常にもんたよしのりのダンシングオールナイトというフレーズを
その時やっているどんな曲にも入れるというチャレンジをしたりしている。

そして先日のスタジオで、ひょんなことからレニークラヴィッツのAre You Gonna Go My Wayのギターリフの話になった。


こういうときヨウジ氏というのは本当に天才だと思う。

というのは、私ひで氏が「シンプルやけど効果的なリフやなー」と言った時にヨウジ氏が

「まぁでもアレは限りなくドリフな感じはするよね」

という。

その瞬間、全員がだぁああーーーと爆笑し、全員興奮してヨウジ氏が弾くAre You Gonna Go My Wayに合わせてヒゲダンスや変なおじさんのような振付をつけ、ヨウジ氏も「あれは俺らの中にあるドリフを刺激してきただけのリフやから受けたんや!」と叫び、もとひろ氏も乾いたリズムを合わせてくる。


そんなことばっかりやっているASBだが、土曜はハウリンバーでのライブ!
ぜひお越しください。

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6月30日(土) 大阪塚本ハウリンバー
​出演:シーガン山下 / The Alan Smithy Band
Open:19:00  Start: 19:30~20:00ごろ
Charge: ¥2000(1D別)

久々のバンドライブが急遽決定!ハウリンバーでのツーマンは決して見逃せないライブに。近くでASBの鼓動を感じてください。

塚本ハウリンバー
〒555-0022 大阪市西淀川区柏里2-1-19 石川ビル2F
TEL/06-4808-2212



 

小松菜チャレンジ Final

2018年06月07日 | ASB活動日誌
先週の日曜日、ついに小松菜を収穫した。

ひで氏です。

分からない事だらけでスタートしたはじめての野菜栽培だったが、なんとか収穫まで辿りついてホッとした。
育成中、週末ごとに畑の様子を見に行っていたのだが、そこで常に助言を乞いたかった畑の主、S氏とことごとくすれ違ってしまっていたので、その辺もたいそう不安だった。

人間、やはり初めてのことというのは不安だ。全く知らない街のバスに乗らなければならないという状況くらい不安だ。
そういうところで頼りになるのはなんといってもS氏のようなエキスパートの存在だろう。

そんなS氏に、この収穫の時にやっと会えた。
つまり、種まきの日と収穫の日に会えたわけである。

あー!Sさん!と思わず歓喜の声をあげ

「そろそろ収穫しようと思うんですがどうですか」と聞くとS氏も、「おう、もう収穫せなあかんで。それ以上おおきなったら固くなるさかいな」と言っていた。確かにいくつか花も咲いたり、つぼみになっているような苗もあった。小松菜の葉は大きくなり過ぎると苦くなってしまうのだという。



そうか、ということで早速収穫。
根っこからごっそり抜いていく。本当にしゃきしゃきとはこのことで、感動する。

「初めてにしたら、上出来や。」

とS氏からお褒めの言葉をいただいた。これが一番嬉しかった。
それにしても当然農薬も何も使わず1か月以上もむき出しで育てていると、葉っぱにはポツポツ虫食いの穴がある。

これも

「虫が食べるくらい美味しい、いうことや」とS氏。




ということで、わずか1か月の栽培だったが、今回の畑仕事で気付いたことがある。

1. 雨をありがたいと思うようになる
元々雨は嫌いではないが、雨がふると「ああよかった」と畑の野菜の様子とダイレクトに頭でリンクしはじめたのには自分で驚いた。当然ながらかつてそんなことは思ったことはなかった。

2. 毎週見に行きたくなる
本来は毎日見るべきものだと思うのだが、やはりどうしても毎日、はハードルが高い。しかし週末ごとなら、どこかでちらっと見に行くぐらいはなんとかできるわけで、最低限のタスクぐらいに思っていたのだが、育て始めてみるとこれがむしろ様子を見に行きたくなってしまうことにも気付いた。

3. 虫食いが愛らしく見える
昔は例えば人からもらう野菜に、無農薬栽培だからと虫食いの穴があったりすると気持ち悪いと思っていたが、S氏が言うように「美味しいから虫も食べる」と思えばそれすらも愛おしく感じるようになった。

4. 収穫量を追及すべきではない
今回、わけもわからず2袋分の小松菜を小さな畝に栽培したのだが、あまりの収穫量にびびった。完全にイチ家庭が消費できる量を超えていて、人にあげないと無駄にしてしまう状態に。ただ例の虫食い問題もありちょっと気を遣うわけである。栽培に関わって無ければただ不気味に見えるだけだというのはよくわかるので、仕方ないと言えば仕方ない。しかしそれで大量に廃棄をしてしまうようなことがあれば、こんな罰当たりなこともないように思う。


とまあふっと思いつくだけでもいいことづくし。別に仙人のようになるつもりは毛頭ないが、やはり 自然に出来たものを食べるというシンプルなコレの、食生活の中のパーセンテージをちょっとでも上げていくのが歓びになればいいなと思う。


次は何を育てるか、お寺ですでに協議中である。









THE WAREHOUSE x 城領明子 音花LIVEミッション完了!

2018年06月04日 | ライブレポート
先日の金曜日は中崎町コモンカフェでの「音花Live」シリーズに、THE WAREHOUSEと城領明子氏との2マンライブで出演。

ひで氏です。

まず、ご来場いただいた方々、本当にありがとうございました。
もんのすごく濃密な、城領氏風に言えば「アダルティ」な夜になったと思う笑。



THE WAREHOUSEとしても結構久しぶりのライブで、実はライブが決まってしばらくして一度スタジオに入ったとき、
二人とも置きに行っている感がすごすぎて笑ってしまったぐらい固くなっていたのだ。

だがそのあと何度か練習を重ねる度に完成度が上がってきて、そのうちにいつもの
「曲が良すぎて練習中何度も「なんという曲だ!」と感動する」現象が起きてきた。いつものWAREHOUSEである。
自分たちが愛する名曲をカバーしているのだから当たり前なのに、いちいち驚くのだ。





しかも出番前にも城領明子のステージを見ていて、それも士気を高める大きな要因になった。
本当に彼女の曲と歌声は、特別である。

いつまでも聞いていられる。

ちなみに今回のTHE WAREHOUSEライブでは3曲ほどRandy Newmanの曲をプレイした。


Living Without You
Guilty
Feels Like Home

私ひで氏にとってRandy Newmanは驚異の、底知れないアーティストだ。
なぜなら上の3曲は、本当に昔から大好きな曲なのに、すべて別のアーティストによるカバーを知っているという状態で、すべてRandyによる曲だということを知らなかった。WAREHOUSEでやるとなってから、え!これRandy Newmanなの?と気付かされてばかりだったのだ。



今回新たに披露したFeels Like Homeも、私ひで氏の中ではTrio(Dolly Parton, Emmylou Harris, Linda Ronstadt)のバージョンがデフォルトになっていたので、Randyによるものだと知った時は「まただ…!」と恐ろしさすら感じたほどだ。



それほどRandy Newmanの曲は心に訴えかけてくる曲が多い。

1つのテーマとして今回流れていたRandyの3曲は、なかなかの出来だったのではないかと思う。



さて、音花Liveと言えば常に共演者とラストのセッションがあるのだが、
今回は城領氏に事前に聞いてみたところ、キャロルキングの「Up on the roof」がいい!という意見をもらったので、
じゃあぜひ!ということで、恥ずかしながらその曲を聞いたことがなかった私ひで氏、早速曲を聞いてみた。

これがまた渋い曲で、こういう曲をセッションに選ぶあたりがまた城領氏の凄いところだなと思った。






最後は I saw her standing there で締めて、金曜のとても濃い夜の幕が下りた。



すべてのプログラムが終わってから、ふっとキャロルキングがBGで流れるコモンカフェが好きだ。

コモンカフェのM氏、共演の城領明子ちゃん、素晴らしい写真をたくさん撮ってくれたShirakashi氏、そして改めて、来てくださった皆さん、

ありがとうございました!




Photos by Hidehiro Shirakashi