エジプト神話の神様の続きです。
エジプト神アトムから鉄話アトムを思います。原作では、鉄腕アトムは次の7つの力を持っているようですね。
善悪を見分けられる電子頭脳。
超記憶
60か国語を話せる人工声帯
聴力1千倍
涙も出るサーチライトの目
空、宇宙を飛ぶすごく速い足
鼻が伸びて送信アンテナになる
セブンセンシズ。鉄腕アトムはまるで、神様みたいです。製鉄には、水と火を必要とします。相反する力を合わせて生み出されるのが鉄、火水(かみ)。ネーミングにも手塚治虫さんの天才さを感じます。まさに、世界に誇るアニメ界の神様です。
神奈川県にある超レア鉄腕アトム信号!
一方、核兵器を意味するアトムには、破壊のイメージがついてきます。核兵器保有国は赤信号守るよう、唯一被爆国であり、原発事故をおこした日本には、痛みを知っているからこそ、核兵器を廃絶することを世界に伝える使命もあると思います。
再生、破壊のエジプト神アトムに、鉄腕アトムと核兵器を想像します。
そのアトムatom=核ですが、英語ではnucleusです。そこで興味深いのは、nuの音です。
エジプト神話の始まりは、水で満たされた何も無い状態のような、ただお一人ヌンの神様がおり、ヌンの神様がおおもとで、そこから太陽神アトム、つまりラーが生まれるんです。
ヌンの神、エジプトの始まり
ヌンから生まれた創造神 アトム
ヌン。はnun。
英語のnoとも近い響き。否定の意味もありますが、noは名詞の前につくと、その名詞(物や人)が無いこと。
しかし、なにも無い状態から太陽が生まれるわけはなく、超意識が存在したと考え、ナイル川の恵みと結びつけて、エジプト神話では水色の神様ヌンとして形に表しているのかもしれません。
全ての基。最初の一滴。これが、エジプト神話のヌンかもと想像が膨らみます。
日本神話には太陽神、天照大御神様、(アまてラぁす神様、)がおられます。エジプト神話の太陽神、唯一のa ラーの神と響きが似ていますね。ヌン神から、ラー神が生まれます。
国を超えて響きが似るのは、基が同じだからかもですね。
天照大御神、太陽神は地球の世界人類を皆、我が子のような気持ちで愛して下さっていると思います。
だから世界人類皆兄弟姉妹のように地球人🌏は仲良く、平和で、いさかいの無い世界にいたいですね。
長らく、エジプト神話の神様のマニア話にお付き合いいただきありがとうございました!
【画像は全てエジプトの神様からお借りしました。】