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大善人へ身魂磨き

明るいはスクウ

スクウには、救うとか、掬うとかの漢字がありますが、ある書の中で明るいの漢字にスクウと読み仮名がされていました。明う。スクウと。


明るいという漢字は日と月です。月は身体を表す臓器の漢字のヘン、ニクヅキとして使われています。


夜空の月は太陽光(日)を反射して光ります。夜の担当と言いますか、それでも太陽さん、よろしくお願いしますと頭をさげて光っているようですけれど、光ろうが光るまいが月はその存在だけで地球の海の満ち引きに作用していますし、命の誕生にも、睡眠にも作用しています。陰の立役者。


見上げてごらん、夜の星を♪の歌詞を見上げてごらん、夜の月も♪と神話で殆ど語られない、しかもお宮の数も少ない陰の立役者の月夜見尊、月読尊を思います。


伊勢の月読宮には、三貴神の長男である月読神と一緒にご両親イザナギ様イザナミ様をお祀りしています。静かに、仲良く居らっしゃる感じがします。


明るいという漢字ってどうやって出来たのかなぁと調べると、明るいの日の部分は、太陽の日ではなく、窓を表す形象のようです。


月の光が窓からさし明るくするから、つまり、月明かりみたいな柔らかい明るさかな。今みたいに電気のない時代、特に冬至までは日も短くなりますし、活動の範囲がぐっとへるから、月明かりに人は感謝したのかもですね。


強い日の光は、濃い影をつくりますが、月の光はそこまで強く無いから影はできないですね。


健康に目を向けると、身体の中の隠れた部分には、にくづき(月)へんのついた臓器、脳、肺、心臓、肝臓、膵臓、腎臓、胃、腸、膀胱、etcがあり、陰ながら一生懸命に働いてくれています。


辛くても苦しくても、生きるならいつかはお腹がすいて、食べる。そしたら、出す。眠れないと悩んでも、いつかは寝くなり、寝ると起きる。陰で働く身体の働き、臓器や細胞のお蔭。それを労い感謝する。これが健康に繋がり、身体をスクウ(明う)かもとふと思いました。


広大な無限の漆黒の宇宙で、明るく輝く星があります。宇宙からしたら、太陽の光は、窓からさす月明かりくらいかも。


一生懸命無限の漆黒の宇宙を輝かせようと、さまざまな星は存在している気がします。陰陽の陰から星は生まれたのですから、生まれた責務、使命を果たそうとしている気もします。


地球という星は、だまって黙々と汚れたら水(月)の働きをつかって循環させ綺麗にします。嵐や雷をおこし地上を電気分解したり、豊穣の手助けをしています。ただ何も文句も言わず陰となり働きます。


壮大な漆黒の宇宙の中で、その宇宙の粒子が固まって星が出来る。宇宙にとったら欠かせない臓器のひとつひとつみたい。母の胎内で時間をかけてゆっくりと細胞分裂して形ができるみたいに。


そんな事をふと思うと、自分はホント小さいちっぽけなの存在だなぁと感じます。命のかけらをいただき、母の胎内で無事に育ち、何事もなく役半世紀を日本という恵まれた国の中で生き、お蔭様に対して返してこなかった。


喜怒哀楽の経験だけをしにきたり、自分だけのために刹那の時間を過ごしにきたのではないぞと言われてるみたい。


身魂磨き。



まずは、身体と心のどちらが欠けても辛くなります。明るくスクウ。窓からさすやわらかな月の光のように、気付かない臓の働きにもありがとうを沢山見つけたい。


明るく感謝して、できれば、役に立つ自分になりたい。身魂をスクイながら磨きながら生きたいです。






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