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大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

琴平神社 2 神話の山幸彦

2022-02-05 05:16:00 | 神社仏閣
昨日のつづきです。

さらに調べていくと、別の方のブログにこのように書かれていました。


こっからは、転載です。


 高知県は南国市里改田(なんこくし さとかいだ)

琴平山の山頂にあります猫神社こと、「琴平神社」は、天智天皇(668-672年)が五穀豊穣と国民の幸福を願って、土佐湾沖にあったとされる、伝説の島、黒田郷(くろだごうり)

(場所的には、須崎の野見湾から、安芸市の沖まであったそうです。)

その島に「黒崎の宮」を建立した事に端を発したとされています。


白鳳13年(684年)に、世に言う「白鳳の大地震」が発生し、一夜にて神社も島々も海中に没したと伝えられています。


その後、「黒崎の宮」は寛永18年に日本山岳宗教の開祖「行基(ぎょうき)」によって、現在の南国市里改田に構築され「琴平神社」と呼ばれるようになりました。


それが、現在は猫神社か・・・。()


その後、現在の香川県の金比羅さん(琴平宮)に還宮。(日本の大物主大神と、インドの水神様を合祀。)


金比羅さん、というのは「クンビーラーニ」と言って、元々は、ガンジス川に棲む鰐(ワニ)を神格化した水神で、海や水の守り神でして、インドから来た渡来神なのです。


だから、海上安全の神様として、主に船乗りさんらに信仰されているのです。


インドから、こんぴら船々・・・。


土佐湾沖黒田郷 → 南国市里改田 → 香川県琴平町象頭山。


が、金比羅さん「琴平宮」のルーツです。


おそらく、この事を知ってる方は日本でも5人といないと思います。


なぜ、それを、この私が知っているのか?


それは、この琴平神社の、ご眷属(けんぞく)神である、船玉彦神と船依姫神の二柱の神様から直接、ご教示して頂いたから知っているのです。


ここまで。


この方のブログのワニと猫が気になりました。今日はワニについて書いてみます。


ワニの心臓はどうなっているかというと、一般的な爬虫類の心臓(2心房1心室)と違って、私たち哺乳類や鳥類と同じ2心房2心室の心臓を持っているようです。


ワニは進化の過程において、水に住む爬虫類の中では、一番地上生活できそうな存在だということなんですね。


浦島太郎の元になった神話の話で、山幸彦、海幸彦の話があります。龍宮の乙姫、豊玉姫が山幸彦との子供を出産をする際、ワニの姿に変わって、茅葺きができる前に赤ちゃんを産み、姿を見られたのを恥じ入り海に帰った話があります。海と山の和ですね。


ワニとヒトの混血が、子。ウガヤフキアエズです。神話では、神武天皇の父です。


神話ですから、神様が人を作る際色々試され、水で生きる最強の力の持ち主(ワニ)を陸の生命に吹き入れ、祭司をする人物をお創りになったおとぎ話ともとれます。







また、海から渡った渡来人と日本人との混血を示唆しているかもです。


日本は、海が要塞のようになって、他国と交わりの少ない単一民族と思われていますが、太古の昔は、海からの渡来人を受け入れて混血していったのだと思います。


戦いも、差別や征服の歴史もあったでしょうが、戦わないでどちらもより良く生きるには、交わるしかないという事もあったかもです。


太古の道祖神信仰は交通、交わりの神でもありました。


日本人は、多くの宗教に対して寛大であり、しかも、教祖、経典のない、目に見えない自然信仰である土着の神道を保ち続け、その祭祀を司る天皇が太古の昔からいます。


自然へ祈り平和の大切さを感じている国民なんだと思います。


つづく


【画像は山幸彦より検索、お借りしました】