藤木明美ダイアリー

ピアニスト藤木明美が日々のことを綴ります

音楽・藤木明美 映像・遠藤湖舟「ユニバース 」

2008-07-24 10:36:00 | Weblog
6月14日に新宿オリンピックセンター行われた、
アンフィニオーケストラとの音楽と映像のコラボーレション奏が
you tubeにアップされました。
こちらをご覧ください。

写真家 遠藤湖舟さんとの音楽と映像のコラボレーションです。


遠藤氏の写真展のために書き下ろした楽曲「ユニバース」は、私の処女作。

ピアノ曲として作曲しましたが、
今回、作曲家 桃井聖司さんによる編曲でオーケストラ版になりました。


ピアノ版は、オリジナル曲集「ユニバース」に収録されています。


詳しくは私のHPをご覧ください。

http://www.geocities.jp/akm0606/



見えるということ

2008-07-15 11:30:47 | Weblog
最近になって、左眼の網膜にトラブルがあることがわかり、
一度目の検査のときは、そのうち見えなくなるのでは・・
と不安をよぎなくされた。

2度目の検査の結果、幸い、今すぐ処置の必要はない
ということで、ホっとした。

ただ、今より良くなることはなく、悪化の予防策もなく、
手術して見えるようになることもない、ということで、
以前のようには、見えない。
もともと、強度の近視で、見える右眼も、0.03しか見えない。

なのに、見えるということが、とてもありがたく、
ただならぬ幸運に感じる。

朝起きると、「今日も見えてる」
外出すると「景色が見える」
と、毎回思う。

以前見ていた、抜けるような空を見ることはできないけれど、
今後、悪化したとしても、うっすらでも、
見え続けてくれたら、十分と思っている。

人間は、不思議な精神構造をもっていると
実感する。

現実に対し、不足(マイナス)に感じるか、
充足(プラス)に感じるか、
どう感じるかで、幸福度が決まる。

どの人にも幸福を感じさせる、という絶対感はない。
見えなくなる・・
ということを、基底に置けた私は、
本当に幸いだった。
見えれば、ほんの少しでも、幸福度が加算されるからだ。

見えているときの、以前の私なら、
見えなくなったことが、不幸に感じられていたはずだ。

子供の頃から、目が弱いと言われてきていた。
予防策も、改善策もない、
ということは、私には幸いだ。
悩む必要がない。

ただただ、これまで、もってくれて、
まだ、もってくれそうな自分の目に、
心からありがとうと思える。

音楽・藤木明美 映像・遠藤湖舟「雨の曼荼羅」

2008-07-11 23:59:24 | Weblog
6月14日に新宿オリンピックセンターで行われた、
映像と音楽のコラボレーションの「雨の曼荼羅」がyou tubeにアップされました。

映像 遠藤湖舟
音楽 藤木明美
演奏 藤木明美&アンフィニオーケストラ


この曲は、本来は、ピアノの弦をはじいて弾くように

作曲したのですが、このコンサートホールでは

その演奏が許可されなかったので、

代わりに、南部鉄の風鈴を使っています。

写真は、遠藤氏がモンゴルの寺院で撮影された、雨粒です。

「ひと粒の雨が宇宙を語る」

遠藤湖舟さんの言葉です。


you tubeはこちら