藤木明美ダイアリー

ピアニスト藤木明美が日々のことを綴ります

楽譜

2008-06-08 09:58:30 | Weblog
私のオリジナル曲が
楽譜になってきた。

印刷された譜面を見たときは、
感動した。
そして「へーこんな譜割りになるんだあ」
と、感心したり、自分の曲ではないように感じた。

特に「ユニバース」は変拍子が多いので、
私自身で拍子感を楽譜にできない。
それを耳コピーで採譜したのだから
編曲をして下さった、桃井聖司さんは本当にすごいと
感心しきりだった。

そこから、また、オケ譜に編曲して下さったのだが、
ピアノ一台では、弾けない裏メロディや、
内声の和音が織り込まれて
音楽が立体的になっている。

実際、私が1人で演奏するときも
弾いていない音楽が、聞こえているわけだと
気づいた。それは、新しい発見だった。

1人だと、10本の指しかないから、
弾くメロディも限られるし、
あと、ピアノはある程度しかロングトーンができないから
弦楽器のような内声の音も限られる。

でも、実際は弾いていなくても、
無意識に想像で聞いてる(感じている)わけなのだと気づいたのだ。


ここからは、譜面に書かれてることに、
オケがボディを持たせるわけだが、
それは、まだ完全には聞いていない。
本番直前になる。

いずれにしても、楽しみだ。


2 コメント

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10本の指 (やぎさん)
2008-08-03 10:58:55
当日、会場でこの言葉をお聞きし「衝撃」を受けました。
演奏会が終わったあと、後片付けをちょっとだけお手伝いさせて頂き、その折、「自分が楽譜にすると他の方には伝わらない」というその感覚を質問させて頂いた者です。
左脳人間の私にとりましては、一瞬にして曲ができていしまうという感覚は、いまだに理解できないことではあります。(^^)
陰ながら応援させて頂きます。

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やぎさん (ふじき)
2008-08-06 00:40:56
コメントありがとうございます。
やぎさん?一瞬考えましたが、
分かりましたよ!
コンサートのときは、お手伝いいただき、
ありがとうございました。
また、飲み会しましょう。
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