Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

救急~入院手続き~まさかの帰宅

2016-07-30 23:06:34 | 医療・矯正
昨日はすっかり元気になって、ベッドからでるようになり、ご飯も随分食べるようになってきたので、この週末から元気に元通りかな~なんて安心して、眠りについた筈だった。ところが、今朝4時頃、「痛~い、痛~い」といつもとは違う泣き叫ぶような腹痛が始まり、またもや7時までの間、何度も下痢。娘のバレエがあったので、旦那に任せて家をでたのだけど、戻ってきてもまだ痛みがおさまらずに、痛いと泣いている。

もうすぐ10歳になる息子だけど、実はこんなに下痢が続いたこともないし、腹痛で痛いと泣いたのも初めて。寝不足でうとうとするものの、痛みで魘されて、しばらくすると起きてしまう。もしかしたら、腸炎とか、腸閉塞なんじゃないかと段々心配になってきて、After Hour GPに電話してみたところ、運悪く、エリアドクターが試験のため、お休み。救急に行くよう勧められたので、気が向かなかったけど、一向に落ち着かないので、午後一で救急へ。

こちらの救急の対応はとても悪いので、最低でも5時間は掛かるのを覚悟して行ったのだけど、待合室で待ったのはほんの一瞬。子どもだから、直ぐに小児科対応セクションに通してくれて、痛くて歩けないから車椅子に乗せてくれて、問診の応対までは想像以上に早かった。ところがここからが長かった。。。痛くて泣き叫んでる息子をずっと抱っこしたり、車椅子でお散歩したり、なだめながら、ひたすら待つものの、パナドールを飲ませられただけで、6時間掛けて、検尿、血液検査(それも暴れて必要量とれず、最低限の検査しか出来ず)のみ!!その血液検査で、何らかの炎症と、脱水症状を起こしていることは分かったので、随分落ち着いてきた7時ごろに一泊入院す決定。



その後、レントゲンを撮る為に待つこと1時間。終わって元の小児セクションに戻ると、もう夜9時過ぎ。息子には夕方、持ってきた、小さなおにぎりを一つ食べさせたのだけど、私達は飲まず、食わずで、暴れる息子を抑えつけ、あやし、既にヘッロヘロ。旦那は目を瞑って、少しでも休もうとし始めてるくらい、疲れていた。すると、「病棟に行く前にもう一度、採血トライしてフルカウントの検査をしないと、点滴が出来ないから…」とドクター。早い時間でも、痛みで暴れて、へたくそなドクターが血管を傷つけまくって手のひらが血だらけになっても、十分な血液量採れなかったのに、こんな時間になって、早朝から痛いと泣け叫んでボロボロの息子に、又あのひどい血液採取をやれと言うのか!!と私、ぶちきれ寸前で…。旦那は、病院にもの凄く理解があるし、やなければ結果が分からないからしょうがない、と受け入れる方向だったのだけど、母親の私にはどう考えても成功しないだろうし、これ以上、押えつけ手伝うのも嫌だった。

私も葛藤したけど、やっぱりこれ以上、親子ともに限界が来ている中、続けるのは無理だと断念。「再検査できなくて、病室に行っても、水分を飲ませ続けるしか出来ないんだったら、家に連れて帰って、自分で看ます!」とドクターに言い切り、翌朝、再度来る事で合意して帰宅させてもらった。家に着いて、息子をやっとベッドに寝かせてあげられたのが、かれこれ10時前。痛みでしばらくすると起きるものの、寒い救急で座っているよりはよっぽど体も休まると言うもの。一晩くらい徹夜する覚悟はできてるけど、家だから一緒に横になれるし、何より安心。やっぱり家に帰ってきて良かった~。

今日は土曜日なので、スポーツで骨折したり怪我したりした急患が一杯いて、季節的に赤ちゃんも一杯来ていて、とても忙しかったのでしょうがないのは理解できる。でも、もし万が一、これが命に関わるような病気、症状だったら、本当に対応間に合うのだろうか、とちょっと不安になるほどの対応の悪さだった。私の病院嫌いが加速したのは、言うまでもありません。。。




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