この一見目つきが悪い、かわいい猫の話を
ご存知ですか?
彼の名前はでかお
顔が大きいから「でかお」だそうです
岐阜県の多治見市に住んでいます
でかおのボスは好田さん
茶髪が印象的な心優しい女性です
好田さんとでかおの出会いは2009年の12月
多治見市の保健所にて
驚いたことに、好田さんは保健所の職員では
なく、職員に許可をとって保健所が開いている
平日に毎日通い、ボランティアでここに持ち
込まれた犬や猫のお世話をしているのです
ただ、保健所はこのような飼い主のいない
動物をずっとは保護してくれない
この施設では毎週水曜日に彼らは処分されて
しまう
飼い主から持ち込まれた動物は、猶予期間
なしで処分……
悲しい現実です
保健所の預かりは、有料化にした方がいいですね
どこかの県で有料化にして、持ち込まれる
動物の数が急減したとか
話はそれましたが、でかおもこの保健所に
ある日やってきました
とても大きい猫でしたが、好田さんがお世話
すると、とても大人しい猫でした
好田さんがとても気になり、保健所に引き取り
に行くと、既に職員の人から既に筋弛緩剤
(きんしかんざい)を注射されて、冷蔵庫に
いると言われてしまった
あわてて好田さんが、冷蔵庫をあけると、なんと
袋がもごもごと動いています
「まだ動いています!」
職員は、もう注射をしたから助からないと、
もう1回注射してしまったのです!
でも、好田さんは諦めませんでした
「家につれて帰ります! もう助からないかも
しれないけど、いいんです!」
2本も注射されて、冷たくなっていくでかお
の体をさすりながら、好田さんはでかおを家に
連れて帰りました
獣医さんに電話しても、もうどうにもならない
から、見守るしかないと言われたでかお
ごはんをあげてみるとペロッと平らげたそう(笑)
次の日も、次の日も心配で好田さんはでかおを
見ていたそうなんですが、何も起こりません
どうやら、最初の注射の量が少なかったのと、
冷蔵庫で体が仮死状態になっていたのが良かった
のではないかとのこと
さて、実物のでかお↓
かわええw
確かに顔はりっぱなサイズかも
この大きな体だけに助かったラッキーボーイ
でも、2本も注射されて助かったのは
でかおだけ
これからも、元気でいて欲しい
保健所に持ち込まれる動物がゼロになります
ように……
好田さんは、保健所に持ち込まれた動物の里親を
探しています
その活動のおかげで、助かった犬や猫の数が
他の市町村に比べ明らかに多い
皆さんにこの本を知ってもらい、
動物にも生きる権利があることを知って
欲しいのです……
明日もいっしょにおきようね─捨て猫、でかおのはなし | |
穴澤賢 | |
草思社 |
まいど
好田さんのやさしさ
保健所の現実
日本国内で殺処分される犬は年間約10万頭、猫は約24万頭
ペットを最後まで飼えないのなら、はじめから飼うな!
>保健所の預かりは、有料化にした方がいいですね
どこかの県で有料化にして、持ち込まれる動物の数が急減したとか
費用がかかるという理由だけで、持ち込まれる動物の数が、減ること自体、おかしいやろ。
まるで、飽きたら捨てられる「おもちゃ」やんか。廃棄費用が要るから家に置いとこうという考え方みたいで、腹たつな。
動物を捨てるヤツらには、何か罰則を考えんと…。
ポチッ
いるんですよね
可哀想ですよ
動物に罪はないのに。。。
お金取って減るのも確かに変だし…
そうね、自分も同じ目にあう覚悟で飼い主とセットなら、保健所に入れます!みたいな
法律はいかが?