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ヨルダンと組んだ日本政府の誤算

2015-01-30 10:00:00 | 日記


またもイスラム国の人質交換期限を
ガン無視したヨルダン政府

パイロットは別としても後藤さんの救出
なんてさらさら考えてないのではないか

そもそも、なんでヨルダンに対策本部
なんておいたんだ?
まずこれが失敗だった

トルコにお願いするべきだったのだ
トルコとシリアには長い国境があり
物資や人々の行き来がある
去年トルコ人の大使館関係者と
イスラム国受刑者たちとの交換に
成功している

それよりなにより世界一の親日国だ

イランイラク戦争の時テヘランに
残された邦人をJALのパイロットは
誰も迎えにいかず、
日本政府も何もできなかった時、
邦人を迎えに行ったのはトルコ航空だ
自国民より邦人を優先させた
もちろんトルコ人もバスで救出
しかし異例な待遇だしトルコ人もこの
トルコ政府の行動に異議をとなえ
なかった

この背景にはエルトゥールル号
遭難事故がある
エルトゥールル号遭難事件は、
1890年(明治23年)9月16日夜半、
当時のトルコの軍艦エルトゥールル号が
現在の和歌山県串本町沖にある、
紀伊大島沖で遭難し500名以上の
犠牲者を出した大事故だ
明治時代の和歌山は大変貧しかったが、
村民は生き残った船員を素肌で温め
自分たちの僅かな食べ物を与えた
そして元気になった生存者を
トルコまで送り届けた
日本で集めれた義捐金は船員に渡された

この話はトルコ人なら誰でも知っている
その恩返しとして戦争開始前の危険な
テヘランに邦人を飛行機で迎えに行った

今回もトルコだったらとっくに
後藤さんを救出していると思う
ヨルダン人パイロットの父親が
日本人は日本政府が救えばいい
関係ないと突っぱねていたが
トルコ人ならそうは絶対に言わない
だろう

トルコ、エジプト、モロッコ、カタール
ドバイ(UAE)などのイスラム教の国々に
行って思ったこと
一筋縄ではいかない人々
その中でも唯一信頼できると思ったのは
トルコ人だった

日本政府は邦人2人がイスラム国に拘束
されていて、フランスでもイスラム勢力
関係のテロがあったばかりで中東訪問
おまけにイスラム国対策の支援金2億
ドルをするとドヤ顔で発表

この失態をどう責任とるんでしょうね?


歴史の背景を勉強すべき人は…

PS: 日本政府がヨルダンに対策本部を
置いたのは米国の意向との説も…
それが本当ならただの飼い主に従う
犬のようで情けなく涙もでない(/ _ ; )