斉藤まきさんは、私の前任者もりや千津子さんのさらに前に、市議会議員を４期にわたって務めた、（年は私より若いけれども）南区の大先輩です。今は沖縄県の石垣島に住んで、絵や陶芸に取り組まれています。先日の市議会選挙の時には、私ともりやさんの似顔絵イラストを描いて、応援してくださいました。
そのまきさんから、石垣島に作られようとしている自衛隊のミサイル基地建設の中止を求める活動に協力してほしい、とのお話がありました。
自然豊かな石垣島。国の特別天然記念物カンムリワシなど、希少動物の宝庫でもあるそうです。その石垣島の自然と、住民の暮らし、観光資源を破壊するミサイル基地の配備は許せない、と。
防衛省が中国の脅威を念頭に南西諸島の軍事要塞化を進めています。石垣島に作られようとしているのは、有事に外国艦船を攻撃するミサイルを中心とする基地です。こんなものをおけば、有事には真っ先に相手のミサイル攻撃の標的になります。その時には、５万人の島民も、観光客も逃げるに逃げられず、食料も手に入らなくなるのではないか。不安が募っています。
東シナ海の問題を、武力で問題を解決しようとすれば、双方にとって悲惨な状況になることは明らかです。平和的な話し合いで解決することこそ大事です。万一、この海域で有事が発生しても、国際人道法は、非武装の一般市民しかいない島への攻撃を禁止しています。住民を戦闘に巻き込むことなく、海上の衝突を早期に収拾させるためにも、島に基地を置くべきではありません。
石垣市民の多くは、このミサイル基地配備に反対していて、（当然のことだと思います）配備の是非を問う住民投票を求める署名には有権者の４割近い人が賛同しました。なんとしても、この基地配備を止めたい、そのためにWeb署名に協力してほしい、というのがまきさんの訴えです。
もちろん私も署名しました。多くの方が賛同してくださるよう、お願いします。下記のURLから署名のサイトに行けます。詳しいことはサイトでご覧いただけます。