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札幌・円山生活日記

南平岸駅近くの秘密基地のような隠れ家カフェ~「ACE COFFEE ROASTER(エース コーヒー ロースター)」~

地下鉄南北線「南平岸駅」近くの隠れ家的なコーヒーロースタリー「ACE COFFEE ROASTER(エース コーヒー ロースター)」。‟Everyday Life with Coffee”として”日常に寄り添ったコーヒー”の提供を使命とします。大人の秘密基地のような非日常空間と拘りのスイーツも魅力です。マスター1人での営業のためお急ぎの方は利用を控えましょう。

今日は地下鉄南北線「南平岸駅」すぐ近くの「ACE COFFEE ROASTER(エース コーヒー ロースター)」でカフェタイムです。某カフェ本に紹介されていた店で興味深々の店だったのですが少し自宅から離れているのが難点でした。そんな折に「札幌美術展 昨日の名残 明日の気配」鑑賞の際に真駒内に出かけた際に丁度良い機会!と足を延ばしてみました。カフェ本やグルメサイトを見て想像していた以上に非日常的な素晴らしい雰囲気の店で大変気に入りました。何よりもマスターの‟店の方針にご理解いただける方には誠心誠意お応えしている”との言葉の通りの美味しいコーヒーやスイーツとともに丁寧な対応振りに感心しました。そんな店です(地図)。

地下鉄南北線「南平岸駅」西出口のタクシー乗り場からすぐの路地奥3階建て「第二平岸メインハイツ」の1階です。
「ACE COFFEE ROASTER」店頭。
店内に入る前に扉に貼り紙があります。店主であるマスターお一人での営業のためサービスが遅れることがあり急ぎ客は遠慮いただいている由。会計時にマスターと話したところ3名以上の入店を断っているのも丁寧な対応が出来なくなること危惧してのことだとか。この貼り紙にも係わらず対応の遅れに文句を言う客には退店願っている一方で、店の在り方に理解いただいているお客には誠心誠意で対応しているそうです。お急ぎの方は利用を控えましょう!
 

店の外観は正直言って見た目通りですが戸を開け店内に足を踏み入れた瞬間に想像もつかない世界が広がります。店内は照明を抑えており独特の世界観がより印象深くなります。なお入口部分には扉と同じ貼り紙があります。

店内入ってすぐのロッカーを活用したオブジェ。
店中央の渋いカウンター席の向かい側にマスターが調理等を行う厨房部分(左側)があります。勝手が判らずマスターに「注文こちらですか?」と聞くと「席でお待ちください」とのこと。先客は5組程で接遇でお忙しそう。注文を受けてもらうまで席で10分程待ちました。はやり急ぎ客は遠慮した方が賢明です。


会計時には先客が帰りマスターから「遠慮なく撮影ください」とのことで店内の写真を撮らせていただきました。年季の入った家具や古道具、ドライフラワーなどのインテリアで大人の秘密基地というか素晴らしい世界です。
カウンター席奥には外国製の焙煎機。「宜しければお近くでもご覧ください」と紹介された2機は米国製「DIEDRICH(ディードリッヒ)」とオランダ製「GIESEN(ギーセン)」のものだそうです。

年季の入った渋いテーブル席。

厨房前のカウンター席。

店奥からの風景。右側が厨房部分。
店内入って左側のコーナー。テーブル/カウンター席×4ほど。
奥のカウンター席。

照明とドライフラワーが雰囲気のあるインテリアとなっています。

テーブルに置かれたメニュー。

1月20日~2月19日は「じゃらん掲載期間限定」として「ビターチョコレートプリン&ピスタチオジェラート」を1日4個限定で提供です。併せて「チョコレートテリーヌ&ピスタチオジェラート」の組み合わせもあります。いずれも20歳以上の希望者には「アマレット(アーモンドフレーバーのリキュール)」が付くようです。

マスターがお冷と白湯を持ってオーダーを受けに来てくれました。
白湯は「マイセン (Meissen)」カップで提供です。

オーダー後は10分ほどで注文品が到着。スイーツとともに用意されるカトラリーやプレートは「yoshinori_nagashima」製。この辺も拘りのようです。
「チョコレートテリーヌ」(税込み480円)、「フレンチブレンド」(同580円)に限定品「ビターチョコレートプリン&ピスタチオジェラート」(同700円)。店頭に「ビターチョコレートプリン売り切れました」との表示があったのですが念のため聞くと最後の1個があると聞いて注文しました。ラッキーでした。

「フレンチブレンド」と「ビターチョコレートプリン&ピスタチオジェラート」。
「フレンチブレンド」のカップは「マイセン (Meissen)」。
立派な「ブルーオーキッド」シリーズです。
もれなくサービスのビスケット。
「ビターチョコレートプリン」の上に「ピスタチオジェラート」がドン!とのっています。マスターいわく「食べにくいですがプリンとジェラートを一緒に食べると美味しいですよ!」とのこと。
更に20歳以上の希望者につく「アマレット(アーモンドフレーバーのリキュール)」(手前)。
風味付けに「アマレット」をかけていただきます。
プリンとジェラートを一緒にいただきました。「ビターチョコレートプリン」はしっかり固めで崩れません。しかも濃厚。「ピスタチオジェラート」と合わせると味わいが何倍にも増し確かに美味しいです。


「チョコレートテリーヌ」。マスターが一番思い入れがあるデザートだそうです。一番多く試作したからで今でもレシピや火入れを微妙に変えているそうです。

少し常温にもどした状態で食べるのが美味しいということで最後にいただきました。濃厚で香り高きチョコレートそのままの味わいでした。ただ後悔が一つ。看板商品の「チョコレートテリーヌ」は最初から注文しようと決めていたのですが「ビターチョコレートプリン」は限定4個に誘われついつい注文してしまいました。結果として両方とも濃厚でチョコチョコになってしまいました。贅沢な後悔ですがもう1品は通常の「プリン」の方がよかったかも知れません。まあ・・次回の期待ということにしておきます。

退店する際にはマスターから深々と頭を下げお送りいただきました。そんな点も含め繰り返すようですが大変結構なお店でした。マスターの珈琲と店への想い、そして誠心誠意を理解する顧客は多いと思います。応援します。頑張ってください。ご馳走様でした。

店前の細い通り。背中が地下鉄南北線「南平岸駅」で先の路地を入ったところが店の入る「第二平岸メインハイツ」です。こんな何の変哲も無い駅前に名店が存在します。機会を見てまた来たいと思います。

「ACE COFFEE ROASTER(エース コーヒー ロースター)」
住所:札幌市豊平区平岸3条13丁目7-18 第2平岸メゾンハイツ1F
営業時間:11時〜18時
定休日: 月曜日
※月曜日が祝日の場合は営業、翌日火曜休み
(2023.2.19訪問)

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